[事実ネタ] 冷静にムーブしよう
時事ネタです。コロナウイルスです。
コロナウイルス自体を考えてもどうしようも出来ないので
自分自身、家族、近しい友人知人、仕事など日常が変わらないことを思って
色々調べました。
間違ってる部分もあるかも知れませんが言わんとすることだけ分かってもらえれば嬉しいです。
コロナウイルスに感染した方は否応もない気持ちだとは思いますが
どうか感染拡大阻止にご協力ください。
コロナウイルスの前に
感染症というので思いつくのは風邪。風邪と言えばインフルエンザ。
アメリカカンザス州ハスケルが初めての感染地域です。発症源は未だに不明。
これに対して伝染病というのは感染症のカテゴリーの中に含まれる症状です。ペスト、マラリア、天然痘など死亡率が非常に高いものを国や地域がそれらの定義に基づいて伝染病と呼ぶそうです。今はWHOが警鐘を鳴らしそれに応じて各国各地域が対応するのが主流のようです。今はフェーズと言う局面を表す指標を元に判断することが多く伝染病と言う言い方はしない風潮にあります。
しかしこれらは全て後になってそう呼ばれるので今この時点でコロナウイルスが伝染病と呼ばれる段階にないことも事実です。
インフルエンザも伝染病とする地域もあります。日本もその一つです。
過去と照らし合わせ
今まで感染症の源ウイルスの中で絶滅したと言うものは天然痘だけのようです。
死亡者数も最多記録し世界を見えない恐怖に陥れたことでしょう。
コロナウイルスはどうかと言うと世界単位で約3ヶ月で約2000人の死亡が確認されています。これがもし万が一1年通しての感染症となると約8000人となります。感染なので倍々ゲームのようにその数は何倍にもなる可能性が否めませんがこの8000人/1年と言う数字を過去の感染症にあててみます。
コロナウイルス8000人/年 天然痘 11万人/年 ペスト12万人/年
スペイン風邪4000万人/1年 2009年新型インフルエンザ1万1000人/年
エイズ125万人/年 鳥インフルエンザ249人/年 SARS1000人/年
何となくこんな感じです。wiki、製薬会社記載、などから調べました。
鳥インフルエンザよりかは多い、SARSよりかは多い、エイズよりかは今のところ少ない、天然痘の数字には遥かに及ばない、と言ったところでしょうか。
慌てて過度に心配する根拠
心配を誘う報道が過度な心配の状態を作るような気がします。毎日「XX県で感染者がいました」「XX県で死亡が確認」と言われ続ければ自分も心配になるでしょう。
XX県の誰なのか?を教えてくれた方がその周りにいる人も予防対策になると考えない報道と実名を出すとその人のプライバシー侵害になると思う大衆心理、それが重なると目に見えない何かに過度に反応しなければ身を守れないのは止むを得ないことだと思います。
「俺、コロナに感染したから近づかないで」
「まじか!とにかく安静にして入院だな。良くなったら連絡くれよ」
ではなく
「俺、コロナに感染しちゃった」
「あいつコロナだって。まじヤベーよ。近寄るのやめよーぜ。退院しても分かんねーよ」
な社会の方が問題だと思いますね。
感染予防に差別区別が関わる社会体質の方がよっぽど怖いものです。
世界流行の基準
これも色々あるんですね。
エンデミック / 一定の地域で一定の罹患率(一時点の平均発症人数)一定の季節(時間)で繰り返される状態。ある程度の予想ができる。アジア圏で言うノロウイルスやインフルエンザのような感じでしょうか。
エピデミック / 原因が共通で一定の地域で感染者の予想値を遥かに越えた状態。予想不可能。コロナウイルスがこれに当てはまるかどうかは分かりませんが報道の過熱だけをとるとこれに当てはまるかも知れません。
パンデミック / 原因が同じで世界中で流行の状態。イメージではコロナウイルスもこれに当てはまるかも知れませんが罹患率がこれに当てはまらないそうです。
実際に天然痘やペストと言ったウイルスがパンデミックになったら、もうどうしようもありません。コロナウイルスがそれにならないためには個人個人の予防が必要でしょう。
手洗いとマスクで予防
マスクが品切れ状態となっていますがマスクを何のためにつけるかを紐解いていくと
まず鼻や口からウイルスが入りにくくさせることです。「入りにくく」とはマスクがない状態よりはマシといった感じです。マスクがあってもウイルスは隙間から入ります。肌とマスクの隙間がないなんてあり得ません。マスクを付けるのは安心感を得るためではありません。
次に相手にウイルスを移さないです。これが一番の目的なような気がしてます。風邪をひいても会社に行かなければいけない社会ではこれが個人の資質に関わる問題だと思います。ちなみに自分は休みますけどね。体調不良ほど仕事に迷惑がかかることはありません。
2日休んで3日目からバリバリ仕事した方が進みが早いです。
マスクが品切れですが、100枚入りのボックスを10個買うと1000枚です。もしコロナウイルスがパンデミックとなりペストのような危険レヴェルになったらマスクをしても意味がありません。家から出ないことしか手がないでしょう。
1000枚のマスクを1日1枚使うと当たり前ですが1000日分です。約3年分のマスクを買うのは個人の自由ですがコロナウイルスが3年間流行したらやはりマスクの意味がないと思いますね。
日本ではインフルエンザ感染予防の警鐘は冬とされています。実際は季節を問わずインフルエンザウイルスは存在しています。コロナウイルスが夏に発症するかどうかは分かりませんが夏までコロナウイルスが猛威をふるっていたらマスク大量購入より家から出ない方がいいと思いますね。
手洗いは驚きませんか。水で予防ができる可能性があるなんて一番手っ取り早いです。日本は公園にもコンビニにも水道があります。手洗いやうがいのインフラが整っているのだから日常的に手洗いとうがいをするのは簡単です。こんな簡単なことで予防できるなら手洗いとうがいに時間を割いた方がいいと思います。
実際にはコロナウイルスは新型ウイルスなので未知のウイルスです。マスクと手洗いは打開策と言うよりかは「やれることをやろう」と言うのが近い気がします。
ミサキ流まとめ
新型コロナウイルスに今は過度に反応するより「相手に移さない」ことだけを全体数が意識すれば拡大範囲は広がらない気がします。「相手に移さない」と言うのは「相手を思いやる気持ち」が大切です。
ありがちな「私は大丈夫よー」「うちの子に限って」「感染したらしたで仕方がないだろ」などなど、何となく思いやりに欠ける気がします。
まして感染者を指差して差別区別するのなんて思いやり以前の問題ですよ。
思いやりをいつもよりほんの少し発揮するだけで感染拡大は防げるのではないでしょうか。