釣り具紹介 HNKLミノー



HNKL(ハンクル)のKシリーズです。

なんと言えばいいのか、「シュール過ぎるルアー」と言った感じでしょうか。
自分の中ではミノーと言えばHNKLみたいなところがあります。

バスメーカーはソルトウオーターを目標にしていないので
どのメーカーもそこが残念ですが、
Kシリーズはある程度の条件が揃えばソルトでも使えます。

その条件

遠投をしない。
これは竿とルアーのバランス、タックル全体の話になるので正解はありませんが、
50m以上の遠投をするならアイデアが必要です。
Kシリーズはわりと軽いので遠投には不向きかと思われます。

50m以内なら十分に性能を発揮します。
ソルトを想像すると「大海原」のように思う方もいますが、それはイメージです。
隣のテトラ、近くに見えるの岩礁、堤防などの際沿い、これらもソルトの醍醐味です。
侵入不可能な隣のテトラくらいなら届きます。
近くに見える岩礁に潜む魚は多いのです。
さらに足元、堤防や磯の足元は偉大なポイントです。
際に沿わせて泳がせてヒットすることはだいぶ多いのです。
サイズやレンジは見極めが必要ですが
自分はソルトの場合、シンキングまたはサスペンドを多用します。
バスの場合はフローティングが多いです。

デザイン性の高さ

ルアーフィッシングにおいて大切なのは
「このルアーで釣った」ではないでしょうか。
すでにハンドメイドルアー を作り始めてる自分にとってHNKL Kシリーズは
参考ルアー となりましたが、
HNKLのミノーのデザインは大好きです。うっとりしちゃいます。

個人個人で好きなデザインは違うのですが
自分の好きなルアー は「評判がいいから使ってる」のでしょうか、
それとも「このデザインが好き」で使ってるのでしょうか、
人は魚の気持ちになんかなれません、その代わり「好き」を持ってます。
その「好き」を大切にした方が楽しいと思います。
どんな理屈もどんな業績も「好き」には勝てません。

HNKLミノーの振り幅

HNKLからバス用、トラウト用と表記はありませんが
メーカーはそのターゲット一点を目指して作ってます。
それを上手に使うのはアングラーです。
バスでも使えてトラウトでも使えて、ソルトでも使おうと思えば使える。
この振り幅がHNKL Kシリーズの魅力だと思います。

ミノーと言うルアー は本当に奥の深いルアー です。
その楽しさは千人いれば千通りです。

ぜひミノーと言う魔物に取り憑かれてみてください。
魚との対峙がさらに楽しくなるでしょう。