リンカーネイションの神話
神話はあまり好きではないです。
日本で有名なところは原発安全神話、
そして今まさに崩れようとしているのが日本式民主主義の神話。
誰が何のために作ったかが後になって分かると言うのもやり方が嫌いですし、結果全体的に幸せならそれで良いのですが特定の人だけが幸せになるものばかりな気がします。
神話は宗教にも多くあります。ただ宗教上の神話は意図が分かりやすいですね。
基本的には祈る何かが存在しその祈りへの成就を待つと言うのが宗教の基本スタイルでしょう。
その中でも祈りとは無関係な神話があります。
リンカーネイション 、日本では輪廻転生です。同じ意味ですが少し考え方が違うそうです。
同じ意味で考え方が違う、これが宗教のややこしいところ。
宗教ものなのでフワッと書きます。ややこしい人に訂正されても困ります。シンプルな人でお願いします。
結論に向かう前にリンカーネイション と輪廻転生の違いを。
リンカーネイション
これは西洋思想です。生まれ変わりを意味します。西洋の文化や宗教を知るのはとても大変です。まず広い、比例するように人口が多い、それに比例して思想や思考も多い。
日本とはわけが違います。
そしてこの生まれ変わりの思想も物凄くたくさんありどれがどれか分からないくらいです。
リンカーネイションを文字から紐解くと Re incarnationとなります。reは再びと言う意味。incarnationは具体化する、転生すると言う動詞です。incarnatは名詞でinはintoの略、carnは肉、残ったatはそのままat「に」とか「における」とかの意味で、Reincarnationは「再び肉に入る」となり日本語では「受肉」となります。肉体が魂を受け入れるといったところしょうか。
その思想の起源は古代ギリシアのようです。古代ギリシアと言えば神話の宝庫ですね。
その地域には教団(特定の思想や哲学を持つ集まり 宗教の起源諸説のひとつ)が多く存在していたらしく、その中でピタゴラス教団のメンバーの中に前世の記憶を持つ方が多くいたそうです。そこが由来となり「生まれ変わり」の思想がスタートしたと言われています。
古代キリスト教から現代のキリスト教
そのリンカーネーション(生まれ変わり)に異を唱えたのが古代キリスト教だったそうです。
人間はその他の物質以外の特別な存在と考えていたのが古代キリスト教です。その気持ちも分かりますよね。この時代、具体的な生まれ変わりを指南できなかったとしたら異を唱えたくもなるでしょう。
しかし時は流れキリスト教も進化をして行きます。キリスト教の有名な話、最後に審判、イエスの復活、これらがキリスト教においてのリンカーネイションのスタートだとされています。
キリスト教では神話にあるように「全体的な復活」を「生まれ変わり」と言う思想になったそうです。それがさらに時を過ぎ様々なナショナリズムが加わり、今で言う個人の生まれ変わりとと考えるようになったそうです。熱心なキリスト教の方はもしかしたら個人ではなく万物全体を示す言葉として捉えているかも知れませんね。
輪廻転生
これは知るのに時間はかからなかったですが言葉が難しい。何であんなに複雑な言葉を未だに使っているのか、そこを知りたくなりました。
輪廻転生と転生輪廻は同じです。どっちでもOKです。
起源はバラモン教(のちのヒンドゥ教と言う説もあります)です。
輪廻とは、6つの世界、天上界、人間界、修羅界、畜生界、餓鬼界、地獄界のことをさします。この6つの世界には必ず苦しみがあるそうです。6つの世界を永遠に回ると言う意味で転生が付き輪廻転生となりました。
ちなみにこの6つを超越した世界が極楽浄土らしいです。「じゃ、7つじゃん!」と突っ込んではいけません。
バラモン教のシステムにカースト制度(階級制度)と言うのがあります。自分の階級は死ぬまで変えることができないと言うものです。階級制度は日本にもありますよね。
カースト制度のようにバチっと決められた階級制度ではなく、フワッと何と無く決められた名も無き階級制度、どちらにしろしんどいでしょう。
カースト制度は社会制度にも発展したそうです。当然ピラミッド式で中級から下級までの人数は圧倒的です。そこの人たちが死ぬまで階級が変わらない世界で生きていたのなら「死後は変われるんだよ」と唱えれば誰もが信じたかも知れませんね。
階級を変える生まれ変わりなのか、生まれ変わる世界を変えれるのか、なんか曖昧な感じです。どっちにしろ苦しみが必ず存在する世界なのだからそこを何とか変えて欲しいものです。
生まれ変わりの条件 輪廻転生ヴァージョン
因果応報と言う言葉に由来しますが、「死ぬまでに積み重ねた行いによって次に生まれ変わる世界が決まる」と言うのが条件になってるそうです。
因果応報の意味は「結果には原因がある」だけなら美しいのですが知れば「悪いことをすれば悪い結果が待っている」と言うのが教えのようです。なんか怖い教えですね。派手に楽しく生きることが罪に感じます。
因果の意味ですが、大きく言えば「宇宙の真理」と記される書物が多いですね。要は宇宙の仕組みがそうなんだからそう!と言うことでしょう。悪いことをすれば悪いことが起こるのは宇宙の仕組みです!と言うことのようです。
昔話で言うと、疫病や不作での餓死などが起こると神の怒りや魔女か何かのせいにしていた時代がありました。それは実のところ神の怒りでもなく魔女の仕業でもないと分かったのは19世紀に原因究明と言う科学が登場したところからです。この科学の登場により神でも魔女でもなく自分自身の行いが大切だと説いたそうです。
しかしそれ以前から因果応報の思想は存在したのだから、曖昧と言うか矛盾と言うか、新しいもの(科学)の登場に合わせたと言うか、なんとも理解が難しい内容です。
仏教においての輪廻転生
バラモン教にも仏教にも肉体の生まれ変わりと魂の生まれ変わりが考えられています。
魂は不死、肉体は6つの世界のいずれかに生まれ変わる、と言うのがザックリ解説です。
仏教にも多くの宗派が存在するのでフワッと書きますが、初めて「魂の自由」を掲げたのが仏教のようです。それを解脱(げだつ)と呼び「輪廻の苦を断ち切って魂が自由になる」と言う教えのようです。自由を掲げた教えは世界初ではないでしょうか。できたら肉体と魂の両方の自由を教えて欲しいのですが、今のところ肉体が自由になる教えは世界のどこにも存在しないようです。これもなんだか「そんな殺生な、、、、、」と言わざる終えません。
ある意味では「輪廻しなくてもいい」となるように聞こえますが、それはどう言う解釈なのかは分からないのでここではふせます。
リンカーネイション経験できるなら
書いてて楽しかったのでラベルを付けて見ました→#検証哲学
結論ですが、6つの世界が本当にあってもなくても、「俺は俺に生まれ変わりたい」と思います。
プロフィールにも書きましたが所属宗教はミサキトモユキ、輪廻転生への希望は「俺は俺に生まれ変わりたい」です。
自分の人生を何度でも歩みたいと思います。同じ失敗をなるべく繰り返すことなく徐々に自分の人生を豊かにしていきたいと思うところからです。
これはバタフライエフェクトが存在するのであれば世界中が同じものに生まれ変わらなければ実現できない事柄ですが、「俺は俺に生まれ変わるから貴方は貴方に生まれ変わってもう一度俺を出会ってください」と願ってます。今よりさらに楽しい時間を貴方と過ごしたい。
6つの世界や人間は特別な存在や全体的な復活を意味していてもそれは現実的ではないでしょう。今もっとも現実的な想像の世界は「他の星での生活」「他次元での生活」この2つだと思います。他の星でも同じ思想があるかも知れないし他次元の世界でも同じ思想かも知れません、そしてそれらを行き来できる何かがあるのかも知れません。もしかしたらARやVRの世界かも知れません。もしかしたら「生まれ変わり」なんて無いかも知れません。
しかし時間の存在や宇宙の正体を半ば解き明かした現代において思想ではなく解き明かした謎の方が現実的です。他の星や他次元を6つの世界と思うのも一理あるかも知れませんし、前世の記憶がある人がいるのも一理あるかも知れません。
しかし、それがどんな答えでも「俺は俺に生まれ変わって、もう一度貴方に出会いたい」と思っています。
日本で有名なところは原発安全神話、
そして今まさに崩れようとしているのが日本式民主主義の神話。
誰が何のために作ったかが後になって分かると言うのもやり方が嫌いですし、結果全体的に幸せならそれで良いのですが特定の人だけが幸せになるものばかりな気がします。
神話は宗教にも多くあります。ただ宗教上の神話は意図が分かりやすいですね。
基本的には祈る何かが存在しその祈りへの成就を待つと言うのが宗教の基本スタイルでしょう。
その中でも祈りとは無関係な神話があります。
リンカーネイション 、日本では輪廻転生です。同じ意味ですが少し考え方が違うそうです。
同じ意味で考え方が違う、これが宗教のややこしいところ。
宗教ものなのでフワッと書きます。ややこしい人に訂正されても困ります。シンプルな人でお願いします。
結論に向かう前にリンカーネイション と輪廻転生の違いを。
リンカーネイション
これは西洋思想です。生まれ変わりを意味します。西洋の文化や宗教を知るのはとても大変です。まず広い、比例するように人口が多い、それに比例して思想や思考も多い。
日本とはわけが違います。
そしてこの生まれ変わりの思想も物凄くたくさんありどれがどれか分からないくらいです。
リンカーネイションを文字から紐解くと Re incarnationとなります。reは再びと言う意味。incarnationは具体化する、転生すると言う動詞です。incarnatは名詞でinはintoの略、carnは肉、残ったatはそのままat「に」とか「における」とかの意味で、Reincarnationは「再び肉に入る」となり日本語では「受肉」となります。肉体が魂を受け入れるといったところしょうか。
その思想の起源は古代ギリシアのようです。古代ギリシアと言えば神話の宝庫ですね。
その地域には教団(特定の思想や哲学を持つ集まり 宗教の起源諸説のひとつ)が多く存在していたらしく、その中でピタゴラス教団のメンバーの中に前世の記憶を持つ方が多くいたそうです。そこが由来となり「生まれ変わり」の思想がスタートしたと言われています。
古代キリスト教から現代のキリスト教
そのリンカーネーション(生まれ変わり)に異を唱えたのが古代キリスト教だったそうです。
人間はその他の物質以外の特別な存在と考えていたのが古代キリスト教です。その気持ちも分かりますよね。この時代、具体的な生まれ変わりを指南できなかったとしたら異を唱えたくもなるでしょう。
しかし時は流れキリスト教も進化をして行きます。キリスト教の有名な話、最後に審判、イエスの復活、これらがキリスト教においてのリンカーネイションのスタートだとされています。
キリスト教では神話にあるように「全体的な復活」を「生まれ変わり」と言う思想になったそうです。それがさらに時を過ぎ様々なナショナリズムが加わり、今で言う個人の生まれ変わりとと考えるようになったそうです。熱心なキリスト教の方はもしかしたら個人ではなく万物全体を示す言葉として捉えているかも知れませんね。
輪廻転生
これは知るのに時間はかからなかったですが言葉が難しい。何であんなに複雑な言葉を未だに使っているのか、そこを知りたくなりました。
輪廻転生と転生輪廻は同じです。どっちでもOKです。
起源はバラモン教(のちのヒンドゥ教と言う説もあります)です。
輪廻とは、6つの世界、天上界、人間界、修羅界、畜生界、餓鬼界、地獄界のことをさします。この6つの世界には必ず苦しみがあるそうです。6つの世界を永遠に回ると言う意味で転生が付き輪廻転生となりました。
ちなみにこの6つを超越した世界が極楽浄土らしいです。「じゃ、7つじゃん!」と突っ込んではいけません。
バラモン教のシステムにカースト制度(階級制度)と言うのがあります。自分の階級は死ぬまで変えることができないと言うものです。階級制度は日本にもありますよね。
カースト制度のようにバチっと決められた階級制度ではなく、フワッと何と無く決められた名も無き階級制度、どちらにしろしんどいでしょう。
カースト制度は社会制度にも発展したそうです。当然ピラミッド式で中級から下級までの人数は圧倒的です。そこの人たちが死ぬまで階級が変わらない世界で生きていたのなら「死後は変われるんだよ」と唱えれば誰もが信じたかも知れませんね。
階級を変える生まれ変わりなのか、生まれ変わる世界を変えれるのか、なんか曖昧な感じです。どっちにしろ苦しみが必ず存在する世界なのだからそこを何とか変えて欲しいものです。
生まれ変わりの条件 輪廻転生ヴァージョン
因果応報と言う言葉に由来しますが、「死ぬまでに積み重ねた行いによって次に生まれ変わる世界が決まる」と言うのが条件になってるそうです。
因果応報の意味は「結果には原因がある」だけなら美しいのですが知れば「悪いことをすれば悪い結果が待っている」と言うのが教えのようです。なんか怖い教えですね。派手に楽しく生きることが罪に感じます。
因果の意味ですが、大きく言えば「宇宙の真理」と記される書物が多いですね。要は宇宙の仕組みがそうなんだからそう!と言うことでしょう。悪いことをすれば悪いことが起こるのは宇宙の仕組みです!と言うことのようです。
昔話で言うと、疫病や不作での餓死などが起こると神の怒りや魔女か何かのせいにしていた時代がありました。それは実のところ神の怒りでもなく魔女の仕業でもないと分かったのは19世紀に原因究明と言う科学が登場したところからです。この科学の登場により神でも魔女でもなく自分自身の行いが大切だと説いたそうです。
しかしそれ以前から因果応報の思想は存在したのだから、曖昧と言うか矛盾と言うか、新しいもの(科学)の登場に合わせたと言うか、なんとも理解が難しい内容です。
仏教においての輪廻転生
バラモン教にも仏教にも肉体の生まれ変わりと魂の生まれ変わりが考えられています。
魂は不死、肉体は6つの世界のいずれかに生まれ変わる、と言うのがザックリ解説です。
仏教にも多くの宗派が存在するのでフワッと書きますが、初めて「魂の自由」を掲げたのが仏教のようです。それを解脱(げだつ)と呼び「輪廻の苦を断ち切って魂が自由になる」と言う教えのようです。自由を掲げた教えは世界初ではないでしょうか。できたら肉体と魂の両方の自由を教えて欲しいのですが、今のところ肉体が自由になる教えは世界のどこにも存在しないようです。これもなんだか「そんな殺生な、、、、、」と言わざる終えません。
ある意味では「輪廻しなくてもいい」となるように聞こえますが、それはどう言う解釈なのかは分からないのでここではふせます。
リンカーネイション経験できるなら
書いてて楽しかったのでラベルを付けて見ました→#検証哲学
結論ですが、6つの世界が本当にあってもなくても、「俺は俺に生まれ変わりたい」と思います。
プロフィールにも書きましたが所属宗教はミサキトモユキ、輪廻転生への希望は「俺は俺に生まれ変わりたい」です。
自分の人生を何度でも歩みたいと思います。同じ失敗をなるべく繰り返すことなく徐々に自分の人生を豊かにしていきたいと思うところからです。
これはバタフライエフェクトが存在するのであれば世界中が同じものに生まれ変わらなければ実現できない事柄ですが、「俺は俺に生まれ変わるから貴方は貴方に生まれ変わってもう一度俺を出会ってください」と願ってます。今よりさらに楽しい時間を貴方と過ごしたい。
6つの世界や人間は特別な存在や全体的な復活を意味していてもそれは現実的ではないでしょう。今もっとも現実的な想像の世界は「他の星での生活」「他次元での生活」この2つだと思います。他の星でも同じ思想があるかも知れないし他次元の世界でも同じ思想かも知れません、そしてそれらを行き来できる何かがあるのかも知れません。もしかしたらARやVRの世界かも知れません。もしかしたら「生まれ変わり」なんて無いかも知れません。
しかし時間の存在や宇宙の正体を半ば解き明かした現代において思想ではなく解き明かした謎の方が現実的です。他の星や他次元を6つの世界と思うのも一理あるかも知れませんし、前世の記憶がある人がいるのも一理あるかも知れません。
しかし、それがどんな答えでも「俺は俺に生まれ変わって、もう一度貴方に出会いたい」と思っています。