「男ならKawasaki」ってどう言うことか



趣味の一つにバイクがあります。
いつかツーリング仲間を紹介できるようなコンテンツ発信が出来れば良いなぁと思っています。

潜在的にバイク乗りが持つ美学みたいなのが共通してあるのではないでしょうか。
それが「男ならKawasaki」

男ならKawasakiを楽しめに紐解きます。

男とはなんぞや

まずは「男」にスポッティングしますが、日本一有名な禅の境地のセリフ「男とはなんぞや」は漫画 魁 男塾に登場する独眼鉄先輩の言葉です。
けっきょく、男とは何か?の問いに答えは描かれていませんでしたが「強さを示せ」と言うことなのでしょう。男塾アンサーは「男とは強さ」でした。
ちなみにこの漫画に登場する最強の男は江田島平八塾長でしょう。

発声してみよう

「男ならKawasaki」実に潔く爽快な感じです。いい男の匂いがします。

他のメーカーで発声します。

HONDA。「男ならホンダ」、、、、、、なんかJKかJCが「えーーーー、うちのクラスで好きな人?、、、、、男ならホンダ、、、かな」と言う匂いがします。

SUZUKI。「男は」で発声してみましょう。「男はSUZUKI」、、、、これもなんだか担任の先生が「春休みの飼育当番、男は鈴木、女は吉田な」と言う感じがします。


YAMAHA。「男ならYAMAHA」、、、、んんんん、、、やはり微妙です。地名を連打しているような、、、、尾戸湖、奈良、山葉、の匂い。県道9号線を北上しそうです。


やはりKawasakiがしっくりきます。「男ならKawasaki」

会社としての歴史

日本メーカーにはHONDA、SUZUKI、YAMAHA、Kawasakiとこの4社がありそれらは今でも世界ナンバー1に君臨するオートバイメーカーなのですがその母体はとてもユニークです。


会社自体創業。


1896年。

Kawasakiは川崎重工として輸送用機械の会社としてスタートしました。戦中戦後に良くも悪くも軍需産業の一端として三菱と共に成長しました。

1909年。

SUZUKIは鈴木式織機械製作所としてスタートしました。織物の機械を作る会社です。

1948年。

言わずと知れたHONDAは本田技研工業として自転車補助エンジンの開発からスタートしました。

1987年。

YAMAHAは日本楽器製造株式会社として特にオルガンの製作を生業にしていました。

会社としてはKawasakiが一番古い会社なんですね。


オートバイメーカーとして

会社ではなくオートバイメーカーとしての歴史。

1948年。
HONDAはA型エンジンを開発し自転車に取り付けました。本田宗一郎が妻をみて買い物を楽にしてあげたいと言う気持ちから始まったそうです。そしてこの10年後、今を持ってもなおストリートで愛されてやまないカブが登場します。「給料は払えない!その代わり世界の本田の一員にしてやる!」とみかん箱の上に立って言い放った本田宗一郎の言葉通り社員10名の熱意は21世紀になっても世界のHONDAとして活躍しています。ホンダが最も古いバイクメーカーです。

1952年。
SUZUKIは輸送用機器開発に乗り出します。鈴木道雄から続く実業家ファミリーが世に送り出した第一号機がパワーフリー号です。SUZUKIはほぼ同時期に自動車産業にも乗り出しました。その影響もあってか28年後の1980年にあのGSXが登場します。

1955年。
YAMAHA発動機としてYA-1と言うオートバイから始まりました。YAMAHAは関連事業が多いため書きれませんが、現在MotoGPの王者とも言える存在です。個人的に思い出すのは鈴鹿8耐で平忠彦があと一歩で勝てない日本人好きな負け方を中学3年間見続けたせいでYAMAHAファンです。

1958年。
Kawasakiは川崎重工業モーターサイクルとしてオートバイ事業に本格参入します。
そして1964年に行く者全てを振り返らせる名車メグロが世に出ます。
1984年、GPZが発売されます。今となっては目に慣れ親しんだバイクですが当時は驚いたでしょう。バイクなのは分かるけどバイク?みたいな形ですよね。走ってる姿がとてもカッコいいバイクです。
そしてKawasakiの地位を確定したのはZ1の登場ではないでしょうか。
この辺りは時代もあってかゴチャっとしてますが、コンセプトが違うバイク乗り目線でのバイクの分け方をしていたと感じます。

そしてその中で、ゼファーの登場が今回の答えのようです。

証拠資料が見つからない

Kawasakiは硬派なイメージを感じるポスターやカタログが多いのです。バイクの名前がNinja(忍者)と言うのもだいぶ硬派ですよね。
キャッチコピーも「究極を示すZの歴史が始まった」や「ジャパンスタンダード」や「剛にして柔」など言い切りタイプが男心をくすぐるのですが、

どうやらどこかの時代のゼファーのカタログに

「男ならKawasakiに乗れ!」と言うキャッチコピーがあったそうです。
ここでも言い切ってます。
それを探したのですが無いんですよ。

バイクブロスの記事から気になる記事を発見しました。

その記事はこちら→男ならカワサキに乗れ 特集記事

証拠資料がないのでハッキリと断定は出来ませんが、元々あったKawasakiの一本筋道を通す硬派なもの作りが後押しし「男ならKawasakiに乗れ!」が、やがて「男ならKawasaki」と潜在的に広まったようです。

証拠資料がないのも良いじゃないですか。ごちゃごちゃ細かいことで検証するより
謎と言うかなんと言うか、
「、、、、、、、答えが無いのが答えさ」
「センパーーーーーーーイーーーー♡」
みたいな感じで好きが増えそうですよね。

男でも女でもバイクに乗れば楽しい

バイクに乗った人は感じると思いますが、多種多様、言えばきりが無いほどの楽しみ方があります。話題のお店までのんびり走るのも十分楽しいです。
風になるかどうかは分かりませんが、かなりの清々しさがあるのは確かです。

バイク=危険な乗り物というのは、危険な乗り方をすれば危険です。

「あ、ちょっと怖い」と思ったら、そこが個人の安全の限界ですのでそれ以上無理をする必要はありません。「もっと速く走れよー」と急かす仲間なのであれば仲間を変えましょう。危険です。気の合うバイク乗り仲間は思っている以上にすぐ出来ますよ。

安全の限界を知ることが事故回避の最優先でしょう。それさえ分かれば時速60km/h以下で走っても十分に楽しい乗り物です。

ぜひぜひ、バイクに興味のある方は一度きりのその人生、バイクに乗らずに終わるよりかは一度乗ってみて性に合わないならやめればいいだけだと思います。


男はKawasaki、それも大正解!

しかし硬派でも軟派でもどちらでも良いと思ってます。排気量もさほど関係ない。
男も女もハッピーなバイクライフを楽しみましょうね。

その他ののバイクの話はこちら→#バイク バイクがあるとさらに楽しい人生