[バイクの話] 楽しみたいから上手くなりたい 1/3
バイクの話です。趣味の一つにバイクがあります。
常日頃、交通ルールと交通モラルを守って安全に努めている自分です。
そんな自分も練習コースで走れる時は、いくつかの課題を持ってできるだけそれらをクリアしたいと走っています。毎週行けるわけじゃないので貴重な時間を有意義に使うように心がけてます。
練習コースを走る顔見知りの中で自分が一番遅いんです。
なので、今月は10cm、来月はもう10cm、少しづつですが最後尾の人に追いつけるようにいくつかの課題を持つようにしました。
おかげで今まで全く追いつけなかった背中が遥か彼方に点で背中が見えるところまで上手く走れるようになりました。
課題を持ち出したのは約1年前、半年ごとに「なぜ?」と言う疑問を少しづつ解き明かすかのように動画や雑誌、アドバイスを自分なりに解釈してきました。
課題を持つ理由は「楽しむなら上手くなることが最短距離」と言う言葉を信じているからです。下手がダメとは思いませんが、何の遊びでも仕事でも上手くなることが楽しむ秘訣だと思います。
自分の持った課題を自分流にはなりますが解説したいと思います。
全3話となります。
最後は美しくまとめたいと思っていますのでお付き合いをお願いします。
1年前に書いた課題、まずはこちら ↓
ブレーキ
カーブに入る時の話です。
フルブレーキと言う言葉を聞いてすぐに理解はできましたが、何をどう思ったのか「強くブレーキングする」と勘違いしてました。それは急ブレーキです。急ブレーキは危険です。
徐々にカーブにインしていく距離を全て使ってブレーキをかけて、しっかり減速してアクセルを開けるのとほぼ同じにブレーキを徐々に離していく、これがフルブレーキでした。
やり方は人それぞれですが「しっかり減速する」と言うのがその意味です。
目線
1年前は目線を真っ直ぐにしか見てなかった気がします。真っ直ぐ見るのは重要なことですが、自分が行きたい方向を見るのに気がつきました。「少し先」と言った感じです。
前に進むことが「走る」と言うことになりますが、目の前は一瞬で過ぎ去ります。
その少し先に目線をやることを意識するようになって、危険回避にも繋がりましたし、何より次の動作がすぐにできるので目線は重要でした。
よけいな事しない
パーシャル状態が必要な場面では余計なことは余計でした。
パーシャルとは、アクセルを開けも閉めもしない状態のことです。
場面で想像するとカーブや砂利道を走るときにも「しっかり減速」は絶対に必要ですが駆動が上手に伝わっていないときにギアを下げると転倒の危険が出てきます。
アクセルの開け閉めのタイミングを掴むのにこのパーシャル状態というのは「何もしない」と言うことだと思います。パーシャル状態になるその前に状態を作らなければパーシャルの意味がないのです。なので、パーシャルの前段階で工夫をするようになりました。
ビビるな!倒せ!
バイクの性能上、ハンドルと言うよりは重心のかけ方でバイクは曲がります。
GPライダーが良い角度でバンクしているのは速く走るためもありますが、バイクを寝かせないと曲がらないのです。それを「倒す」と言うのですが、これがけっこうビビります。
練習コースでもGPライダーのようなスピードでは走らないので公道を走るよりもほんの少しだけ倒せば十分なのですが、これがなかなかどうして、できないものなのです。
「ビビるな!倒せ」は第2話、第3話にも繋がっていきます。ここでは決着しません。
まとめ
1年前のこの頃はイメージ先行で実際の走りとは「実力に伴っていない」と言う事柄が多かった気がします。
この先、約半年後に新たな課題を見つけるのです。
第2話に続く。