人類が初めてついた嘘 神様ネタがヤバすぎる


神、鳥居の話を少し前に書きましたが、最近、大愚和尚の一問一答にハマっているせいか神と仏と言うよりは、神仏と民衆とは?みたいなとこで興味を持っています。

嘘はどの宗教でもご法度とされていますが「良い嘘」と言うのが宗教の中にも登場しますし実際の日々にも存在してるのも事実ですよね。人が笑顔になる嘘の代表格はお笑いでしょうね。

その嘘(ネタ)を責める人は誰もいません。

ではでは我々市民の嘘はどこから来たのか?

なんかナショナルジオグラフィックみたいなテーマですね。

しかし初めて嘘をついた人を調べるのは不可能ですので人類の成り立ちから紐解いてみました。
世界は神話から成り立ちを持つ地域が多く存在します。この神話がそれぞれの人類の起源とされています。神話がヤバすぎて面白いです。

早速、紐解いていきましょう。

が、今回はおもしろすぎるので、ツッコミを言えれながら書いてみます。

聖書

言わずと知れた聖書です。

真っ先に登場するのはエデンの園。
蛇はイブに言葉上手に嘘をつきイブに禁断の果実を食べさせます。
初めて嘘をつかれた人類は、なんとイブです。蛇と称された生き物に騙されました。

ここまではなんとなく知っている話かも知れません。
そこから後がヤバすぎるんです。

禁断の果実を食べてしまったアダムとイブは神様から罰を受けます。
男は労働、女は出産。
出産は罰なんですって。幸せを感じてはいけないようです。

イブはカインとアベルと言う男を出産します。
イブは2度も罰を受けたんですね。

神様の縄張りで神様はアベルばかりを贔屓してしまうのです。
カインも神様に尽くして働いていたのですが堪忍袋の尾が切れて神様を怒涛します。
神をも恐れぬカイン!男カインです。

その怒りは収まらずカインはアベルを殺してしまうのです。
そうです、世界初の殺人犯はカインです。

アベルを探していた神様はカインに尋ねます。
「アベルはどこにいるんだい?」
カインは答えます。
「知りません。私はアベルの番人ですか?」

はい!これが人類が初めてついた嘘です。
と言うか、その男、殺人犯ですよ、、、、大丈夫か、神様。

ギリシア神話

神話の宝庫といえばギリシア神話。

ゼウスは浮気します。
スタートがエグい。ゼウスは神話の主神ですがそのゼウスの意味は曖昧と言う意味も含んでいるようなので、面白いですね。

ゼウスと浮気相手マイアとの間にできたのがヘルメス。
このヘルメスがこの物語の主人公です。

正妻へーラーに隠れてマイアをものにしたゼウスの姿を見たヘルメスは泥棒の神となります。
笑えませんか?

そして嘘を突き通すゼウスの姿を見て嘘の神にもなります。
大丈夫か、ヘルメス、、、いや、大丈夫かゼウス、子は親を見てるぞ。

幼少期ヘルメスは揺り籠を抜け出しアポロンの飼っていた牛50頭を盗みました。
それに激怒したアポロンはヘルメスに「牛を返せ!」と怒鳴り込みましたがヘルメスは「小さい僕にそんなことができるわけがない」と言います。
さすが嘘の神様!

それにもめげずアポロンは「嘘をつくな!」と怒鳴るとヘルメスは「嘘のつき方も知りません」と答えました。
さすがだぜ!嘘の神様。

この後、アポロンに牛を返すのですがヘルメスが奏でる琴の音色を聞いたアポロンは牛50頭と琴を交換したそうです。ヘルメスは商売の神様になりました。
なんの話?どういうこと?、、、バカなの?

ヘルメスがヤバすぎる

余談を二つほど。

お腹が減り母乳を求め揺り籠をでたヘルメスはゼウスの正妻へーラーの息子アレースと入れ替わりへーラーの母乳を飲みます。へーラーはアレースではなくヘルメスだと気付きますがヘルメスを我が子のように愛したそうです。
さすが泥棒の神様!母の愛をも奪う強者です。

時はたち青年となったヘルメスはアプロディーテーに恋をします。アプロディーテーの返事はいつも「NO」です。業を煮やしたヘルメスはアプロディーテーが大切にしていた黄金のサンダルを盗みます。盗んだサンダルを返す代わりに交際を迫り二人は夫婦となるのです。
どう言うこと?バカなの?、、、、、マジかぁぁ、、、、脅迫だろ、、、、泥棒のテクニックで恋人をゲットしてしまう凄技、、、、、脅迫の神様にもなれる実力、と言うか犯罪です。

まとめ

ギリシア神話は少々「嘘」の話とは脱線しましたが、ギリシア神話で初めて嘘をついたのはご存知ゼウスです。主人公であり万物を司るゼウスの猛者っぷりは半端ないです。

今回は古事記や日本書記など日本に関する書物からは「初めてついた嘘」が見つけられなかったのですが、見つけたら投稿したいと思います。

ということで、嘘は嘘でも思いやりのある嘘をつきましょうね。
神様の真似して犯罪をやってもダメですし、犯罪に手を染めたら素直に反省しましょうね。

神様は犯罪者や傲慢の塊のようですが神様の真似はやめましょう。