卒業論文 経済最高大学代表 自由民主学科 三崎智之 

卒業論文 テーマ「政府としての個人の経済活動を考える」
経済最高大学卒業生代表  自由民主学科 三崎智之
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注目点と結論

日本国において何も苦労なく生涯をおくる方法は自由民主党に入党し総理大臣または各大臣(政府首脳部分)の職に就く以外に道はありません。
このテーマを元に本校で学んだ全てをまとめ仮定ではありますが総理大臣または各大臣(政府首脳部分)を目指すにあたり注目点から個人の経済発展を考えます。

言うまでもなく総理大臣と言えども国民の一人には違いないのですが、商店にバイトする国民と総理大臣と言う国民を同じ国民とするには無理があります。
この部分は割愛しますが、多くの国民が総理大臣または国会議員を同じ国民として認識していないのは事実です。そこで国民であるなら総理大臣または各大臣(政府主要部分)の国民となるべきであります。それ以外の国民になることを望まないことが大きな条件となります。
経済最高大学を卒業するにあたり政府の中枢を目指すことを前提に独創性を持って政府としての個人の経済発展を考えていきます。

マスアクション

群集心理は大いに多様するべき事柄でしょう。

歴史的見地から考察します。
古くは徳川幕府統治下において徳川幕府政権の落城を試みたのは武将と呼ばれる人がほとんどです。一般民衆はそれを商売として利用する方法を思いつきますがほとんどの民衆はその犠牲となりました。それにも関わらず民衆は暴動を起こすほどのことでも無いことが読み取れます。
WW2終了後、天皇陛下の敗北は個人個人の死に値すると考えていたにも関わらず多くの日本人が生きることを選びました。天皇陛下の敗北と国民の総意は無関係だと考えられます。しかし天皇陛下の存在を神から象徴に変えたことにより多くの政治家が利用できることを思い付くのは至極当然でしょう。

歴史的見地からも国民は政治に従順だと考えられます。

皆の思う民主主義から逸脱しない

民主主義の定義を多くの国民が知らないのは好都合です。「国民が選ぶ指導者」だけを指すのであれば民主主義とは言わず選挙制度と言うべき事柄ですが、それを民主主義と思い込んでいるのは個人の自由だと考えます。選挙で選ばれた指導者は政府となることが多いのは言うまでもありません。政府となればそれは国を意味します。国となればその決定が国の決定となります。しかしその決定が民主主義の定義から逸脱していてもそれを民主主義の結果だと思い込んでいる国民の想いを否定する根拠がありません。
与野党で議会を開催する国会においても話し合われている姿だけを写せば問題もないでしょう。激論とメディアが報じても最終的には多数決で決まる仕組みなのですから与党となることが条件です。話し合って会議を重ね思考をめぐらせ最後は多数決なのですから「激論を交わした」ような絵だけあれば大丈夫でしょう。

右に倣うことを念頭に

昨今のコロナウイルス騒ぎにあるように何の解決にもならないマスク2枚が支給されても大衆は「仕方がないよ」とあきらめる傾向にあります。自助努力の欠如を美徳に考える国民は政治にとって好都合となるでしょう。
隣人も同じことで悩んでいると勝手に思い込む国民に正解を言うことは避けるべきだと考えます。

税金は国民のために使わない

税金制度の中には貯蓄額という予算編成があります。100の税金を20ほど使えば税金制度の清潔さを勝手に唱える国民にその内訳を教える意味はありません。
国民は「絆」「志」「思いやり」と言った形のないものに美徳を感じる傾向にあります。
好みは尊重すべき事柄ですが選んだことに結果まで考えずここでも美徳や自助努力の欠如を選ぶ傾向があるのでそれを否定するのは得策ではありません。
税金の残り80は貯蓄額として蓄えることにより政府の自由が増します。増加した自由であっても国民は税金の清潔さを信じているのでその80は政府内で半ば個人使用としても使える便利な制度です。

天皇家と親戚になる

日本では古くから政略結婚が認められています。将軍家が無い今はターゲットとして天皇家となるでしょう。血縁(養子縁組)は難しくとも戸籍上の親戚にはいとも簡単になれることがあります。日本に住む誰もが個人の恋心や愛について口を挟まないモラルが政略結婚には好都合となります。
天皇家に刃向かう国民は皆無であるに加え天皇家の親戚となればその刃の大多数は鞘(さや)に収まるでしょう。
天皇家の親戚になるのは政府主要人にとって必須の条件とも言えます。

入党したら退党しない

昨今、小泉元総理から安倍総理への苦言が申し渡されたニュースを見ました。
元より小泉元総理は大衆に人気があるようで「小泉さんは好きだけど安倍さんは嫌い」と言った風潮も根強くあります。この方法を取れば自党の人気の基盤は崩れません。
小泉元総理が自民党の政策に反対していても退党しないのは自党の基盤を崩さないためでしょう。
小泉元総理も安倍総理も同じ党に属していて民衆を飜弄(ほんろう)するのは国民が議会政党政治を理解することを防ぐ目的にあると考えます。議会政党政治を国民が理解してしまったら盤石の基盤が揺らぎます。
よって小泉純一郎氏のような人気者を見つけ国民の支持を得ることが急務です。今時間を稼ぐ人物としては小泉進次郎氏が適任だと考えます。小泉の名前であれば全く新しい人気者を作るまでの時間稼ぎができます。

メディアを活用

スキャンダラスなニュースが国民を引きつけます。政治家の本文は政治でありますがスキャンダラスなニュースを好む国民は政治結果を気にしない性質だと見て取れます。
極端な言い方でありますが、政治家が賄賂を何億円もらっていようが日本国民の暮らしが平均的に幸せであればその人は政治のプロとなります。しかし賄賂をもらって国民生活も貧しいとなるとスキャンダラスなニュースの出番となります。
政治結果よりも無駄なニュースに一喜一憂している国民を多く作り上げることが重要なことです。
一部の国民に本質を突いた政治批判を重ねる方もいますが結論としてはSNSに書き込み個人の満足を得る程度の批判なので今のところは危惧するに値しないでしょう。多くの国民は自分が傷付くことを恐れ暴力よりも言葉が最大の武器だと両極端な考えを持っているようです。中間点の考えがないことを信じさせるのにメディアは利用すべきでしょう。
暴力でもなく言葉でもない武器を探さないのも国民の資質と言えます。
その根拠は過去に国会議事堂の陥落がないことがそれを証明しています。

卒業後にやるべきこと

以上の事柄から卒業後は
1)自民党入党 
2)党の最重要ポストまで出世する
3)天皇家と親戚になる
4)小泉元総理のような人気者と手を組む
5)国民にはSNS投稿で政治批判をしてもらう
この5つさえ行えば経済を自分の本位で動かせる可能性が強くなります。

感謝の言葉

経済最高大学で学んだ全てを日本政府はすでに実践されていますが時代の流れで少々の問題もあるようです。しかしそれらを参考に加え私たち卒業生は社会へ出たのなら国民の貧困と苦労をますます支え日本の経済を完全なる政治のものとすることを目指し実現することが本校へ本当の意味での感謝と言えます。

卒業生一同、必ず経済を完全な政治のものとすることを誓い感謝の意味を込めて
卒業論文と致します。

経済最高大学 卒業生代表 自由民主学科 三崎智之