[時事ネタ] 頭の良い馬鹿にはご注意を
画像はTHE POP GROUPのポップを加工しました。
ポップグループのセンスが大好きです。
今回の記事とは関係ありませんがアンチテーゼを匂わせるポップにいつも心が惹かれます。
さて、昨今の騒ぎを色々と調べていたら、面白い、、、、いや面白くない記事が
けっこう多いのではないかと思いました。
新型コロナウイルスと他の感染症などを比べて意味のないことを言う方もいました。
その結論が「冷静な対応と出来ることから対策を!」と言うなら未だしも
「心配しすぎ!コロナは大したウイルスじゃない!」となる方もいまして、
なんだか、頭の良い馬鹿に見えます。
自分はわりと優しい性格なのでそんな比較や意見を完全否定します。
1)比較するなら
2)書き方と読み方に注意
3)目に見えない危険
4)過去を振り返る
5)今、比較するなら
6)警鐘を素直に聞く耳
7)踊る前に
8)頭の良い馬鹿
9)共通の目標
10)まとめ
のロングランになってます。
比較するなら
インフルエンザでも何でも良いのですがインフルエンザとの比較が多く取りざたされているようなのでインフルエンザでいきます。
インフルエンザと比較するなら2050年に比較しましょう。史述上1989年にインフルエンザはパンデミックになりました。ここで「スペイン風邪がその流れの起源だ!」と言う方がいれば、だから頭の良い馬鹿呼ばわりされるんです。そんなの知識でも何でもない。調べれば30分で分かることをドヤ顔で言うのはやめましょう。
1989年と言えば30年前です。なので人類には30年分のデータがあります。
新型コロナと比べる時期は2050年です。
これが結論と言えば結論です。
書き方と読み方に注意
有名な専門機関から何の権威も持たない一人まで様々な媒体で比較があるようです。
そのどちらも結論が「かくかくしかじかで比較するとこう言う結果です。しかし、安心せずに冷静な行動と対策を心がけましょう」ならまだ良いのですが、
「かくかくしかじかで比較するとこう言う結果です。なので、新型コロナは何の心配もない」となる結論には気を付けましょう。
何の心配もなければここまで騒ぎにはなっていません。
目に見えない危険
過去の感染症、感染症以外の危険、それらのどれを持ち出すかで説得力は違いますが、新型コロナウイルス以外の危険が多々存在していることは全員知ってます。
新型コロナだけがその情報量が圧倒的に少ないから困っているのです。
「今までに経験したことのない初めてのウイルス」が登場してしまったのです。
どの時代にでも似たようなことが繰り返されているようですが、共通点はどの時代でも未知のウイルスだと言うことです。
インフルエンザとは似て非なるものです。インフルエンザと全く同じならこんな騒動にはなっていません。
過去を振り返る
ウイルスの歴史を振り返えるのではなく、インフルエンザでもスペイン風邪でもHIVでも何でも良いのですが、それらが発症し被害をもたらした1年未満のうちに「大丈夫だって!こんな騒ぎ、大袈裟なんだよ、ペストと比べても、云々カンヌン、、、、」と言っていた人がいたかどうか?
史述や日記でもあれば良いのですが残念ながら想像するしかありません。
おそらく「いた」でしょう。
知識と理屈を並べて無責任な安心を振り撒く人はいつの時代にでもいることでしょう。
その人の言うことを聞くか聞かないかは本人次第になるのが実際となるのが歯がゆいところ。
今、比較するなら
今朝のニュース(日テレニュース)で観ましたが、ニューヨークでの感染者は10万人、カリフォルニアでの感染者は1万人だそうです。カリフォルニアの医師の見解では「全土に先駆けて出された外出禁止要請が効いたのではないか。助かる命が多くあった」だそうです。
都市の過密度も違うので明確ではないにしろ一つの対策としての答えだと思います。
接触の仕方、接触の頻度、それらを知ることが有効な気がしました。
少々話は脱線しますが、個人的には平日は個人の対策、週末は自粛要請、と言うことを、「ぬるま湯に浸かったカエルが熱さに気が付かないまま死んでいく」と似ているような気がしてます。
「100日100本の注射で健康になるなら、1日1発で100日分を射ってくれ」と思うのでヌルい対策に感じています。それぞれ事情があるので正解はありませんが、たった1週間の外出禁止で守れる命があるなら外出禁止の方が安いと思います。
警鐘を素直に聞く耳
世界中から警鐘が発信されています。有名なとこではYouTube。
その警鐘に対し「金儲け発信」「混乱の増長」と言う声もあるみたいですが、批判するのは少々的外れだと思います。同じ事柄でもニュースは信じられないけど友達は信じられる、Aさんは信じられないけどBさんは信じられる、と言ったことが日常でもあるはずです。自分にあった人がそこで発信してくれれば素直に聞く耳もあるはずです。
たまたま「気に入らない話し方」や「なんかこいつ顔が嫌い」となると聞く耳も立たないのが人でしょう。
様々な人の警鐘に批判を言うのは重箱の隅を突っついてるほどに滑稽です。
警鐘には素直に耳を傾けるべきだと思います。
踊る前に
過剰な行動と言えば「買占め」が代表的なところ。
冷静さが必要です。
そんな買占めをやっている人は国内でも世界でも人数で言えばほんの一握りの人たちです。
多くの人は買占めていません。冷静に行動していると思います。
買占めを実際に目で見た方もいるとは思いますが、多くはメディアで知ったのではないでしょうか。
「大袈裟」「過剰」「騒ぎすぎ」と言う人たちも一握りなら、それを批判する人も一握りです。無責任な安心を振り撒く人も一握り、知識と理屈を並べる人も一握り、無知なまま他人に感染させたり感染する人も一握り。
良識を持ったにも関わらず自分が感染したり、良識の範疇なのに他人に感染させてしまった人が大多数です。
そこを冷静に解析しないままの知識と理屈は蛇足です。
頭の良い馬鹿
何かと比較して今回の騒動を「大袈裟」と言う方をなぜ「頭の良い馬鹿」と自分が呼ぶか?
今、それを言うべきではない!
からです。今それを言うべきではないことを分からないから頭の良い馬鹿呼ばわりします。そんな人こそ冷静になってほしいものです。
共通の目標
頭の良い馬鹿も何の役にも立たない政治家も、自分も貴方も貴方の大切な人も誰一人欠けることなくこの騒動を乗り越え、全員で生き残ることが目標のはずです。
その目標に対し邪魔なものはやはり邪魔です。
まとめ
以上が、頭の良い馬鹿を完全否定する理由です。
個人個人色々とあるとは思いますが、目標をゴールしたときに、振り返りどこよりも熱く徹底的に語り合いましょう。