自粛期間とルアーと遊び


自粛期間の間、ほとんど家にいました。
遊びに出かけても良いとは思うのですが先が見えない中で余暇を弄ぶのも腰が重くなります。

「経済、経済」と呪文のように毎日ニュースや新聞で見かけますが、「経済」と言う洗脳教育か神への生贄か何かとしか思えません。
一言で「経済」と言いますが、お金の話です。「経済発展」とはお金儲けのことか、または儲けるシステム構築のことです。その中に個人が生活にかかる費用が含まれると言う意味が「経済」です。
お金は数字です。いくらを目指しているのかを知っていれば良いのですが、金額を言わずに「経済、経済」は無茶です。ビジネス哲学の中に「目標設定」の重要性が書かれていますが目標の分からないゴールを目指すほどキツイことはありません。
まさに「経済、経済」は、人の心に足枷(あしかせ)を付ける呪文です。

そんな経済も沈みかけているそうですが、沈んだことは一度もないのが不思議だと思います。
「沈みかけている」状態は沈んでいません。お国の経済を心配するより自分の経済を心配する方がよっぽど未来が明るいと思っています。

沈みかけいる経済詐欺に引っかからないように、自分自身の楽しみを多く持てばそれが目標になりゴールを目指せる第一条件となるでしょう。

自粛期間の中、楽しみの一つにクランクベイト制作を目論みました。

クランクベイト

ルアーの中でもその中心と言っても過言ではないルアーです。形は様々ですが多くはリップを持ちボディは玉子型で、そのアクションは糸を引けばお尻を振りながら潜って行き、糸をフリーにすれば浮いていくと言う狙ったレンジ(深度)を探るルアーです。

最近はシンキングクランクと言うわざと沈ませて糸を引けば浮きながら尻尾を振るタイプもあります。通常のクランクベイトとは逆のパターンですね。

釣りと言う命を賭けた遊び

ほとんどの場合、ブラックバスフィッシングで多用さえるクランクベイトですが、海でも使えるものがほとんどでしょう。
魚は基本的には餌を追いかけ仕留めるのが下手です。警戒心を持って命がけで命を食らうのですから釣り人の遊びとはわけが違います。相手は命がけです。

その命を人の満足のために使わせてもらっていることを忘れなければ命への感謝も生まれることだと思います。

試行錯誤で5作

この自粛期間に5匹ほどクランクベイトを作りました。スイムテストはまだです。
ちゃんと泳いでくれるか心配です。

今までの経験で言えば10匹作ると5匹くらいはイメージした泳ぎをしてくれません。
同じ構造で作っているのに不思議です。工程の中で何かがほんの少し違うのでしょう。
今回は50%以上での成功を夢見てスイムテストのタイミングを楽しみにしています。

出来上がった5匹はまた後日に載せたいと思います。画像のピンクのクランクベイトもそのひとつです。

まとめ

釣りに行けない!とは言いませんが世間の風潮に影響され遊びに行くのも腰が重いのは事実です。しかしそれが自分への何かの足しになるなら遠慮せずに出かけるべきだと思います。

経費はなるべく少なくして満足を多めに得る努力は必要でしょう。
お金で買える満足が不満足な故に釣りや山登りなどアウトドアを楽しみたいはずではなかったでしょうか。
「せっかく来たんだから大盤振る舞い!」はアウトドアには不要です。お金は繁華街かネットショッピングで使えば良いことなのでアウトドアに来た時はお金での満足は忘れ計画的にミニマムに遊ぶ方がずっと楽しいはずです。

あんな地味なアウトドアで楽しいの?はある意味で間違っています。遊び相手は大自然だと言うことをお忘れなく。