言霊学


面白いものを見つけてしましました。

なんとなく流し見していた動画の中に「言霊学」なる言葉に心が少々弾みました。
今の段階では、ほんの触りしか理解していないのですが、月に2〜3回くらいで禅の考え方を聴いている自分にはとても興味ふかいワードです。

そんな興味を書いてみます。

神道

言霊学において神道無くしては語れないようです。
ここで勘違いして欲しく無いのは「神道」です。神道の大まかなイメージはどうでしょうか?
「お国のために」「戦わずして死ねるか!」「天皇陛下バンザーイ!」みたいなのは大きな勘違いです。それらのイメージの神道は明治から登場しWW2まで続いた人間が人間に施した神道です。
それは国家神道と呼ばれその考えを上手に利用したのが大和魂であったり尊王攘夷だったりしますが、それらを利用されて神輿に担ぎ上げられたのが天皇陛下でそれを担ぎ出したのは天皇陛下ではありません。では誰が国家神道を作り上手に利用したのか?
それは解かれることのない謎でしょう。

明治以前の神道は山、岩、海、木、水、土と様々な自然に恩恵を祓う信仰を総称して神道と言っていたそうです。「全てのものに神が宿る」と考えるべくして根付いた日本古来からの信仰が神道です。
と、言うことは「日本人にあるべき姿」と国を守ろうとする思考は国家神道の考えで、古くからの日本人の持つ神道ではないと理解できます。戦闘機でも軍隊でもない考え方が日本古来からの神道です。

50音図

神道と関連つけて50音図の存在が重要なようです。
50音図は50の音を図(文字)にしたものだと理解すると面白くなります。

一言で言うと50音図はメッセージが隠された暗号表(暗号音)と言えるかも知れません。
そしてこの50音図は大和言葉であると同時に存在する全ての発音が可能だそうです。

「あいうえお」と5段になっていることが5段(5個 )の事柄で世界は動いていて、その世界は5次元世界を意味しているそうです。

複雑になってきました。

「あ行」から「わ行」まで10行ありその間の「か行」から「ら行」は8行あります。この8が神を意味する行(数字)になっているようで「あ行は始まり、わ行は終わり」とその間の8行とを関連付けて神が何かしらの啓示を示したのが50音でそれを形(文字)にしたのが50音図だと言うことです。

君が代(歌詞)

大和言葉は飛鳥時代 (西暦710年まで)使われていたとされていて、50音図が文字と言う形になり今の形になったのは室町時代(西暦1573年まで)と言われています。

君が代が国歌となったのは明治ですが、詩(文章)が成されたのは9世紀とも10世紀とも言われていてその出どころは未だに謎のようです。
そして何より日本人である我々でさえ君が代の歌詞の意味が隅々まで分かる人は少ないのではないでしょうか?

言霊学では神々の系譜が君が代に記されていると言うことになっているようです。
信心なのか、形ある物質なのか、信仰への尊びなのか、それさえも分からない歌詞なのですが、君が代の歌詞は古(いにしえ)から後世に伝えたいメッセージが隠されていて、それが神の存在証明だとしたら、、、、、ロマンですね。
他の宗教の神の存在が危ぶまれる可能性を否定できないと思いますね。

そして何故か日本だけが「君が代(国歌)の強制」と言われたり「天皇制度の廃止」を議論されたり、世界でも類を見ない現象が起こる事実。
君が代の歌詞が書かれたのは9世紀とも10世紀とも言われ、国歌の歌詞に採用したのは明治、そして本来の神道を捨て人が国家神道としそれを日本の神道だと認識付けたのは明治、WW2での国歌神道は9世紀に書かれたかも知れない本来の神道の歌詞を国歌としてその意味を解読することなく今に至る事実。

面白くなってきました。

科学と精神

精神を真理と置き換える場合もあるようです。
相反するこの2つの違いは証明できるものが科学、できないものが精神となるかも知れません。
今まで人は科学で様々なことを解き明かしてきましたが、不幸にも侵略のために科学が大いに用いられたのも事実です。
土地や資源、これらは科学無しには侵略も発展もなかったでしょう。

ここでも「天皇制度廃止論」や「国歌の強制」と言った日本潰しが並行しているようです。
君が代が歌われなくなったら、その意味を解読することも気薄になるでしょう。そもそも何を歌っているか分からない国歌に異常なほどの愛を向ける方が珍しいのに、歌わなくなったらそのことすらどうでも良くなる可能性を秘めています。何を歌っているか国民でさえ分からない歌詞に異を唱える不思議が付きまといますね。
天皇制度廃止論を皮切りに国歌の廃止となったら大和言葉での50音図への手がかりがゼロに等しくなるでしょう。

もし君が代が神から人へ精神面を諭(さと)した啓示をメッセージとして残していたら、科学畑の人にとっては証明できない事柄を万人が信仰することになるやも知れません。その歌詞に存在した神の最も納得のいく教えが暗号化(大和言葉解釈)されていたら他宗教の信仰からバッシングがあっても不思議はありません。

言霊学の謎解きが終わるまではロマンを守る意味で天皇制度と君が代は守るべきかも知れません。
そもそも天皇制度が無くなったら世界中から日本はボコボコにさえるのは白日の事実なのだから天皇制度は制度として残す方が良いと思いますよ。愛国や誇りや敬意からそう思うのではなく日本国民である我々を守る最後の砦が天皇存続と君が代の可能性ゼロではないからです。ボコボコにされるのが嫌いなので好きな方を選んでます。

言霊

言霊は言葉と同じ意味ですが、言は「言う」、葉を波(は)と直すと周波ともとれます。
この部分もかなり複雑なのですが勉強不足なのでまたの機会に書いて見ます。

言霊は音霊(オトダマ)になり、音霊は数霊(カズダマ)になり、数霊は塊(カタマリ)になる、塊はもちろん魂となる、と言うのが言霊学の考え方のようです。魂とは信仰にあたるとも考えられます。
その魂の意味を明治以降に生を受けた我々は国家神道に関連づけてしまうのです。本来は自然環境に神を感じるのが日本古来の神道です。魂とは自然環境に対する気持ちの信仰となるべきものかも知れませんね。

言霊学の暗号

50音図や君が代が何かしらの暗号だったとしたら面白いですね。
簡単な暗号解読をいくつか。

例えば松竹梅。
梅は「生め」となり未来への継続などを意味してるそうです。竹は「長け」となり成長や才能などの発達を願うものとなるそうです。
では「松」は?
末や待つ、祭や政となりそうですが、これは「松果体」を意味しているそうです。
松果体の存在を世界各地の遺跡にあるように、松竹梅に隠されていても不思議ではありません。暗号なのだから解読はトリッキーで当然でしょう。

例えば蘇るは「黄泉から返る」で蘇(よみがえ)る。

例えば花のひまわり(向日葵)は「日に(向かって)回る(花を開く)」からひまわり。ひまわりは向日葵と書きますが、葵は癸(き)と言う太陽の方向を測る器具に草冠で葵となり、太陽の向きを知る植物と言う意味を持つことで日の向きを知る(葵)で向日葵と書くのも頷けます。

と、言ったように言葉には全て意味があり、音にしたものを文字と言う形にしたものが50音図となるのですが、50音一つづつにも意味があるそうです。
それは今の段階では分からないので勉強したらまた書きます。

大和言葉での意味で50音にあり、例えば君が代、例えばカゴメカゴメ、例えば松竹梅、その他のメッセージ、、、、、ロマンがあります。

まとめ

言霊学、面白いものを見つけました。
最近の自分は「証明」が成されることを正義としていましたが、言霊学をこのタイミングで知ることができたのは、もしかしたら神からの啓示かも知れません。精神世界への誘いだとしたら知らずには要られません。その暗号に隠された精神世界へのメッセージを知りたくて仕方がありません。

禅の教えも含め自分のこの人生を少しでも豊かにしたいものです。

そうそう、日本は神と仏の両方を信仰する可笑しな民族と言われますが、自分はそうは思いません。
自然環境に感謝と恵を求める信仰は素晴らしい信仰ですし、全てのものに神が存在すると言う考えは全てのものに愛と感謝を感じることができる才能だと思います。
日本古来の神道を根本に持つ日本人の感覚は6センス以上のハイセンスだと自分は思っています。何よりポップですよね、木や海、水や岩に神が宿ると思うそのイマジネーションはかなりポップです。
戦闘機や軍隊の必要性を説くのは国家神道、自然環境への感謝を信仰するのが神道、そこだけでも覚えていてくれれば豊かな国になると思います。