やってはいけない仕事 元先輩Kの誘い
今回は時勢に関わらず自分への戒めの投稿です。
年に一度、何かの形で必ず残そうと思う事柄です。年に一度なので貴重といえば貴重な投稿ですね。
その事柄は思い出すだけでも腹立たしく最も醜いことでした。
内容と結論を先に大まかに書きますが、「渋谷にある世界最大のネットワークビジネスなんかやってはいけない」です。おっと、これは言い過ぎかも知れませんが今回の投稿に登場する2人の人物の下でそのネットワーク(以下、渋谷MLM)ビジネスをやるのは世界のどんな不幸よりも不幸です。
早速いきます。
ネットワークビジネスとは(以下 略称MLM)
すごく簡単に書くと、母体である本社の製品を会員(ディストリビューター)が販売とコマーシャルをしていきます。コマーシャル内容は製品とビジネスマーケティングプランです。
本筋はマーケティングプランを伝えネットワークを広げ、自分自身が消費者であり続け宣伝マンになることでネットワークは広がり、全体の製品売り上げに対し%で収入が分配される仕組みです。今回の投稿はこの仕組みが良いか悪いかを論ずる内容ではありません。
渋谷MLMのマーケティングプラン
これも一言では説明できないのですが、その目的を簡単に書くと「貴方の夢を叶えよう」だったり「ビジネスオーナーとしての成功」のどちらかでしょう。
収入分配は会社の決めたルールに全会員が依存していますので、考え方によっては平等となります。
マーケティングプランとは仕組みの説明であって、そこに人の欲や感情は含まれません。
略歴
先輩K(仮名)に誘われて渋谷MLMに参加しました。その時の心境は「これで友達たちと自由になれる」でした。渋谷MLMのルールに従うもそこは仕事なのでなかなか上手くいきませんでした。しかしそれでもネットワークを広げ100人程度のネットワークが出来た辺りで初めて月収40万円を越えたことはとても嬉しかったです。この収入をボーナスと呼びます。
その約数か月後に事件は起こりました。
状況説明
ミサキは約40万円を手にいれるSPと言う称号を手に入れました。
SPの時点でおおよそ100人程度のネットワークが出来ています。
先輩KはDDのネットワークを6ライン持っているダイヤモンドDDです。これはミサキが作ったようなネットワークを先輩Kは6ライン持っていると言うことです。ダイヤモンドDDの年収は1500万円〜2000万円と言われていました。
事件の発端から結末
ミサキがSPを達成した数ヶ月後に先輩Kから摩訶不思議な申し出がありました。
「俺がお金を出すから売上目標を達成して」と言う理解に難しい申し出でした。
これが事件の発端です。当然、ルール違反ですし、モラル違反です。
「俺がお金を出すから売上を達成しよう」と言う申し出を受け入れ先輩Kからお金を預かりミサキの名前で製品を大量購入し売上を達成し先輩KはダイヤモンドDDの報酬を手にしました。ミサキは偽物のDDになりました。
当然、先輩Kが出したお金の割合でミサキのボーナスから先輩Kにミサキがお金を支払うので数万円程度がミサキに残ります。言うまでもなくお互いにイカサマで収入を得た形です。詐欺と言われても言い逃れできない内容でしょう。
当然かどうか知りませんが、ミサキは先輩Kがお金を出しミサキの名前で母体である渋谷MLMから大量購入をし、めでたく先輩Kはエグゼクティブダイヤモンドの報酬(2000万円〜3000万円/年)を手に入れました。ミサキは?と言えば、まるで先輩Kの飼い犬のような状態です。飼い主は豪華な食事をとり、飼い犬はドッグフードの暮らしです。
少々大袈裟に書いて省略もありますが、大きくはこれが事実です。
いつでも辞めれない仕事
そんなイカサマに付き合うほど人は良くないのですが、自分には100人程度のネットワークを作ったと言う事実があります。その100人は自分が吐いた「これで貴方の夢を一緒に叶えよう」と言う言葉を信じてくれた人たちです。「イカサマで夢が叶ったふりをしよう」とは一度も言っていません。自分が即座に辞めれば次のミサキをミサキのネットワークから選ぶ可能性もあります。自分の信頼をイカサマくんに渡すわけにはいきません。
偽物の売り上げを作ることが夢の達成だと感じたら、その人の夢までも汚れます。人の夢を汚すわけにはいきません。
なので、先輩Kと面識が薄い人数(約30人程度)のネットワークになった時点で辞めました。
しかし本社から自身のネットワーク名簿のようなものが送られてくるので不安は残ります。面識の薄い人から電話があった場合は本社または警察に電話して「迷惑行為」を伝えてほしいと思います。
この間に自分のネットワークから次のミサキが選出され空気清浄機を5台注文したり、化粧水を20セット注文したり、名義貸しのクレジットローンを組んだり、ヒドいことが起こりましたが、それに気が付いた時はもう手遅れの状態で後戻りが出来ませんでした。これらはルール違反ですが、個人個人が自営業者となるのがMLMのルールです。自営業者は自分自身に責任があります。先輩Kがルール違反の責任を負わないことくらい既に分かっていました。自分のネットワークの人にルール違反の責任を負わすほど自分は馬鹿ではありません。
夢が叶わない渋谷MLM
先輩Kもミサキもミサキのネットワークの方々も同じ内容で同じルールで個人個人違う夢をこの渋谷MLMで信じたのは間違いないでしょう。
渋谷MLMが正当にもっとも近いMLMだったとしたら、先輩Kのおかげで最悪の代物になりました。夢にもっとも遠い仕事と言わざる終えません。
MLMの性質上、たった1人では成し得ない仕事なのです。そこには成功者と今から成功を目指す者の2種類が存在します。先輩Kもたった一人では成功できないのですが成功者として存在しているのですから、これから成功を目指す者にとっては大切な存在となるでしょう。しかし目の前に胸を張って立っている男はただの偽物でした。
渋谷MLMでは夢が叶わないことは実感していました。
夢を叶えたいので渋谷MLMに用事が無くなりました。
先輩Kが石コロになった瞬間
だいぶ省略して書いていますが 渋谷MLMに参加していたのは約5年です。
参加して1年以内に「俺が金を出すから売上目標を達成しよう」と言う不可解な申し出がありました。それからは嫌な気持ちを誤魔化しながらやっていましたが、イラつきも最大になった頃、先輩Kがまたもやミサキのネットワークの人に同じイカサマをやったことが露呈し、その時は怒りをあらわにし2度と関わらないと決めました。
電話ではありましたが
先輩K「ミサキ、最近ミーティングにもこないから心配してるんだよ」
ミサキ「お前、俺のネットワーク使ってイカサマやってどういうつもり?」
先輩K「、、、お前って誰に言ってんの?」
ミサキ「お前だよ」
先輩K「、、、、なんか怒ってるみたいだけど誤解があるんじゃない?」
ミサキ「誤解?、、、イカサマビジネスだろ?」
先輩K「ああ、あれね、、、」
ミサキ「あれねじゃねーよ!イカサマだろ!謝れ!、、、てっめえ、、、」
先輩K「、、、、、分かったよ、、すまなかった、、、、でも俺が正しい」
と、この時点でブチ切れました。
それと同時に先輩Kがその辺に落ちている石コロ以下の存在になりました。石コロ以下の存在をこの地球で見たのは生まれて初めてです。
まとめ
MLMを文字起こしするのはとても難しいのですが、この事件を簡単に書くと「イカサマさえやれば偽物成功者であっても成功者となれる仕事が渋谷MLMです」や「努力に見合わない報酬を得る仕組みがあるのが渋谷MLMです」と言うことになります。
努力に見合った収入でもなく、平等でもなく、安全でもなく、健全でもない、人の心を弄び、信頼を人質にとった詐欺集団の仲間入りをしたのがミサキです。本当にごめんなさい。
なので、前説に書いた2人とはミサキと石コロKの下でMLMをやるのは世界のどんな不幸よりも不幸です。どうかミサキと石コロKにMLMを誘われたら断って下さい。
ミサキの持って行ったMLMを信じて参加してくれた方々には心からお詫びします。今でも申し訳ない気持ちでいっぱいです。そのMLMは最低最悪の代物でした。ごめんなさい。
もし渋谷MLM本社の関係者が見ていたら、どうかもう人の夢への憧れをを汚すような成功者は作らないでください。MLMが良いとか悪いとか言われる所以がなんなのか?を御社の名前に懸けて追求するべきだと思います。そしてこのイカサマを当時本社に報告できなかった自分の未熟を反省しています。心からお詫びします。申し訳ありませんでした。
石ころKに付きましては、もう2度と会うことはないとは思いますが、もしどこかで会って馴れ馴れしく話かけられたらキッチリ言わすつもりですので、大人の接見でお願い致します。
そしてもしも自分の仲間や友人が渋谷MLM説明会に参加するようなことを事前に知れば、この投稿ではKとしましたが実名で仲間や友人を全力で守ります。仲間や友人が不幸になると分かっていて見て見ぬ振りはできません。
と言うことで、長くなりましたが、今回の投稿は自分への戒めの意味を込め、そして、仲間や友人知人の危険回避の参考になればと思い書きました。
あの当時、自分を信じてくれた方々に心よりお詫び申し上げます。ごめんなさい。
今回の内容は年に一度書くことを決めていますが、その他の投稿も気になる方はフォローボタンをポチってもらえると助かります。