ミサキんとこのスプーン紹介

インドアなネタで埋め尽くそうとしています。
ハンドメイドルアーを作っているとある種の楽しさを感じます。
ハンドメイドルアーにミノーとスプーンを作るファンが多いことに納得を得ることができました。
なぜなら、その2つ、作ってて楽しい!のです。
不思議な魅力です。

その中でも自分の場合、スプーンは材料費がほぼかからないので失敗を恐れることなくジャンジャン作れます。
そんなミサキんとこのスプーンを紹介します。

初期型

闇雲にイメージだけで作っていました。絵になるようになるまでは失敗作のオンパレードです。ようやく辿り着いた形が写真のものですが、大きな欠点にも気が付きました。
気が付いた欠点は手返しの悪さ、ラインの絡みつき、泳ぎ方の鈍さ、キャスト時の違和感、などなど色々です。
簡単に言うと失敗作でしたが、鈍い動きはある意味で特異な泳ぎなので気に入ってます。

オリジナル

失敗作にも慣れてきた頃にイメージを具現化できるようになりました。
形は2種類、重さは4g〜12g、カラーは写真のノリの色。
これがミサキんとこのスプーンの完成第一号です。
せっかく良いスプーンができたので名前を付けました。今のところ販売するわけではないのですが、自分自身を盛り上げるためにネーミングです。
ダイヤモンドダストと言う曲が好きなのでその名前を頂き、ダイヤモンドダストと名付けました。
ターゲットは多種多様となりますが、一度はやってみたい沢登りでの渓流をイメージ。海でも根魚をターゲットにイメージしています。

ダイヤモンドダスト遠投

一つ完成すると欲が出てくるものでした。30mから80mくらいの遠投が出来ないものか?と無知を承知で重さと形を変更。形は1種類、重さ10g〜17g、カラーは写真のノリです。
まだスイムテストに行けていないのでなんとも言えませんが家にあるテスト用の水槽ではなかなか良い泳ぎでした。遠投できるかどうかも確認したいと思ってます。

リンカーネーション 

更なる欲に答える逸品。着水音にこだわってみました。ボチャーン!と落ちる音ではなく「ポチャ」と静かに着水して欲しくて考えました。
ダイヤモンドダストの曲に出てくる歌詞「リンカーネーション 」から頂き名前はリンカーネーション 。
輪廻転生と言えばなんとなく軽い感じがするので、ちょうど良い名前かと思います。
形は3種類、重さは2g〜4g、カラーは白赤青黄色緑オレンジとシルバーの2トーンを基調にパールコート仕上げ。全機に羽のステンシルを施しました。リンカーネーションっぽさを出せていれば幸いです。

ムーンダスター

夜でも使え20m程度の遠投が出来て引き応えのあることをイメージしました。夜釣りとなれば目視が重要な課題となります。魚からの目視、人からの目視、なんとなくボヤーっとしたカラーリングがいいのでは無いかと思います。
形は3種類、重さは4g〜13g、カラーは赤青緑のクリア塗装を基調にシルバーのにじみ塗装の2トーン。
こちらはスイムテストと目視テストがまだなので答えが出ていません。家の水槽ではなかなか良い泳ぎでした。
ネーミングはダイヤモンドダストの曲に出てくる歌詞「満月に向かって舞い散る」を英語に変換するとなんともダサいので考えました。日本のわびさび「満月に向かって舞い散る」を英語には出来ませんが「ムーンダスター」が最適かと思い名付けました。ムーンダスター単体での英語の意味は無いそうです。ジャパニーズワビサビです。
黒海の向こうにある満月に向かって投げれば絵になるでしょうね。

まとめ
前説に書いたようにミサキんとこのスプーンは材料費がほぼかかりません。それは飲み干したビールの空き缶、ゴキジェットなどの空き缶、ラッカースプレーなどの空き缶で全部作っています。なので実質、かかる材料費は8φのワイヤー代金だけです。
しかしいつかはアルミの削り出しで作ってみたいと思っています。

ダイヤモンドダスト、リンカーネーション、ムーンダスター、この3種類はまだ発展途上ですが基本的にはこの3種類を完成形にして、完成形になる前でも、その釣果をブログの記事にあげてみたいと思っています。
とは言えリサイクルでのハンドメイドなので、そこはノリと言うことでお願いします。