質より量
ハンドメイドルアーを作ってます。けっこう本気で作ってます。
なかなか思い通りになってくれないのですが、飽きることは全くありません。
まずは第1作品、そして2作品目と順番にを完成させなければいけません。
何かをやるときに「量より質」と言う言葉がありますが今の自分には無用です。
と言うか、永遠に無用です。質より量を求めています。
この「量より質」と言う美しい言葉をそのまま鵜呑みにすると前に進めません。
それが逆転するタイミングが必ず来るのでその時までは「量」を優先させています。
「量より質」のスタートは「質より量」であることを書いてみます。
量より質
言葉通りの意味です。
数多くやれば(作れば)良いってもんじゃない!と似てますが、全く違うことを指します。
「量より質」とは、
低品質なもの(事柄)をたくさんやるより、高品質なもの(事柄)をやりましょう、
と言うとても良い言葉です。
高品質なもの(事柄)なら、たくさんやった方が良いので
「数多くやれば(作れば)良いってもんじゃない!」とは狙う意味が違います。
高品質を目指す準備
必ず「量より質」となるタイミングが来ます。
しかしそのタイミングを知るには質より量が必要です。
参考になる多くの失敗が必要になります。
失敗がなかったらラッキーですが、あくなき追求がある限り全てはまだ途中です。
AとBとCを比べたら、AよりBの方が良くて、Bは完璧に近いけど
Bのこの部分よりCのこの部分の方が良い、
そうなったらBとCの良い部分をマッチングさせることを選ぶでしょう。
それをやるにはABCの3つが必要です。
言い方を変えると3つの失敗作があってこそ4つ目の新しいDが見出せます。
それを「質より量」と自分は考えています。
それが3つ、30個、300個、多ければ多いほど参考資料が増えます。
参考資料が揃ったら
たくさんの失敗をして、新しいD作品が出来て初めて「量より質」になりますが、
ここの時点では量は必要ありませんので、この言葉自体が無用です。
D作品をあとはいくつ作るか?だけの問題なので、
D作品に対し「量より質」はクリア済みです。
ミサキんとこのルアー
自分の作っているルアーは言うまでもなく未熟です。未完成品ばかりです。
今回の投稿で言うなら「高品質を目指す準備」の章です。
研究や勉強が足りない!と言われそうですが、まさにその通りです。
研究や勉強もあくなき追求の一環なので終わりがありません。
もし終わりがあるとしたら作ることを辞めた時でしょう。
まとめ
何かを始めるのに失敗は怖いです。
しかし失敗を参考資料だと思えば、怖がる理由がありません。
量と質を比較した時に、質を求めるのは当たり前です。
しかしその前に絶対数の失敗(参考資料)が必要です。
その参考資料をいくつ経験したか?によって次の一手が違うでしょう。
週に1度2時間釣りに行く人と、週6日1時間釣りに行く人では釣りの上手さは歴然です。
週に1度2時間バイクで走る人と、週6日1時間走る人ではバイクの上手さは歴然です。
質を求めるなら初めに量を求めるべきだと思っています。