憧れの一室まるまる塗装ブース
以前、塗装ブースが無くてもOK!と書きましたが、
無ければ無いなりになんとかするものなのですが、
塗装ブースと言うとプラモデルメーカーから販売されてる机に上に設置するものから
一室まるまる塗装専用の部屋まで、その全てを塗装ブースと言うのですが、
一室まるまるの塗装ブースが欲しくて欲しくてたまりません。
塗装業の共通語に「コンプレッサーを回しガンを振り回す」と言う表現があるのですが、
それは「何の気兼ねもなく思い切り吹き付ける」ことを意味します。
「遠慮はいらねー!手加減なしでやっちまいな!」的なことです。
現在自分はバルコニーのほんの一部を塗装ブースにしているのですが、
近隣に迷惑をかけるわけにもいきませんし、夜の夜まで作業することも出来ません。
雨の日や寒い日なんて1日1工程がやっとです。
しかしそうは言っても5L以上のコンプレッサーを自宅で回すのは現実的に無理な話です。
今は「堪えるとき」とハッキリとした自覚を持って作ることにしています。
その逆に無限ループに陥るのですが、
塗装に関わる機材をアマゾンで見たりすると「欲しいー」となります。
そんな無限ループに陥る機材をご紹介します。
ミニコンプレッサー/ タミヤ No53 パワーコンプレッサー
プラモデルやルアーなどの小物を塗装するだけならミニコンンプエッサーが良いでしょう。
そして卓上塗装ブースが設置できる環境の方もミニコンプレッサーが良いでしょう。
メーカーはタミヤを推します。
その理由は日本メーカーであるので日本語で問い合わせが可能なことです。
プラモデルメーカーと言うユーザー直結の会社は
業務用コンプレッサーのように代理店を通さずに問い合わせが可能です。
販売店がメーカー直結なのでユーザーにとってはストレスがだいぶ少ないはずです。
コンプレッサー / タミヤ N0.33 コンパクトコンプレッサー
そしてコンプレッサーと言うものを考えたときに、
エアーがどれくらいまで勢い良く吹き出し
どれくらいの空気量(タンク容量)があるかが重要になってきます。
タンク容量は吹き出す空気の時間と比例します。業務用30Lタンクと10Lタンクでは、
30Lタンクは主に塗装業、10Lは大工さんの釘打ちなどに使います。
今回の場合、ルアーの塗装だけを考えたらタンク容量は極めて小さくてOKです。
ルアーの塗装の場合、サラッと吹き付けることが多いと思われます。
(サラッと吹き付ける/ 極めて少量で何度も仕上げていくイメージ)
そんな時にはタミヤ エアブラシシステム No.33 コンパクトコンプレッサーが良いでしょう。
エアブラシ
エアブラシは重要です。口径(空気と塗料の吹き出し部分)もさることながら
使い勝手が鍵になります。
ボタン式とトリガー式の2種類があり、
ボタン式にはシングルタイプとダブルタイプがあります。
そしてカップ一体型と離脱型があり、どれも人によって良い悪いがあるのですが、
使い勝手と言う部分から紐解いてみます。
エアブラシ / ボタン式 タミヤ No.19 スプレーワークHGシングル
ボタン式シングルタイプは、ボタン部分を押すと定量の塗料が吹き出します。
定量はエアブラシの末端に付いているダイヤルで調整します。
シングルアクションは「押す」だけです。
メリット/ 一定量で吹き付ける場合にはこの1本で活躍。
デメリット / 細かい調整が必要な場合はダイヤル操作が必要。
1本でいくつもの定量が必要な場合はストレスがあるかも知れません。
エアブラシ / ボタン式 タミヤ No.32 スプレーワーク HG III
ボタン式ダブルアクションタイプです。
ダブルアクションはボタンを押すとエアが出てボタンを引くと塗料が出ます。
押して空気量を確認できることが最大のメリットです。
ボタンを引くことによって塗料の量も手元で変えられるので
様々な塗装を試みることが出来ます。
薄っすらと色付け、塗りつぶし、丸く模様付けなど、ほぼ全てのことができるでしょう。
デメリットは無し!と言い切っても良いと思ってます。
エアブラシ / トリガー式 タミヤ No,10スプレーワークHG トリガー
トリガーアクションのエアブラシは
トリガーを小さく引くとエアが出てもう少し強く引くと塗料が出ます。
ボタン式ダブルアクションとの違いは繊細な塗装が難しいところです。
慣れれば出来ますが少し時間がかかるかも知れません。
主にターゲット全体を色つけする時、または大きな面積を塗装する時に、
このトリガータイプが活躍します。極めて繊細な塗装の時はテクニックが必要かと思います。
まとめ
今回はタミヤの機材を書きました。
その理由はプラモデルの完成品が明らかな進化と
並行するようにメーカーの機材も進化していることが見て取れるからです。
グラデーションや墨入れ、メタリック粒子の進化、などなど、
それらに対応し先駆けるのがユーザー直結であるプラモデルメーカーの使命でしょう。
その使命をタミヤを初め、その他のプラモデルメーカーが切磋琢磨しています。
その中でも安心して使える機材と言えばタミヤだと思います。
今回は自分の塗装ブースの欲しさから
無限ループに陥る内容をタミヤの機材と照らし合わせて見ましたが、
ルアーを塗装する際にもタミヤ機材を避けるわけにはいきません。
が、塗装ブースが設置できないこの環境、、、、ですが、機材は欲しい、、、、
今回は自分の無限ループにお付き合いくださってありがとうございす。
タミヤの公式HPはこちら ↓