大人はけっこう弱い

大人が子供よりも優れているところって

実はそんなに多くないような気がしています。

足が速い、掛け算ができる、重いものを持ち上げれる、、、、、
そんな事柄が優れていると思ってたら、
あと10年もすれば全て劣るでしょう。

大人が子供よりも唯一優れているのは、「世間の認識を得れる」と言うことだけです。
その他は、さほど大差ありません。

そして、実際には大人はけっこう弱いです。

年末なので数話ほど来年に向けて書いてます。

大人の持つ弱さをクリアできるように
早速いきます。

体力
この部分に関しては身体の老いが生じるのでクリアできない部分もあります。
都合よく合理的に正解を持ち出すしかありません。
しかし、都合よく合理的なことは、わりとダサいことが多いのがたまに傷です。

加えて、体力のある者は体力の無い者をあざ笑う傾向があります。
それは最も醜い出来事だと思います。

思考
思考の老いは仕方がないとしても、練習や興味でクリアできることです。
コツは時間や過去にしがみつかないことですね。

過去はいつでも美しく輝くし、時間が長ければ信頼になると思い込むこと、
それらが思考を止めてしまいます。
いつも新しさを求めることが練習になりそのコツです。

が、多くに大人は新しいものを否定します。
新しい物事を否定する理由は実績がないことを言っているだけです。
新しいんだから実績が無いことを忘れてはいけません。

ハート
子供の時に友達と喧嘩をしても次の日に仲良くできる経験があるでしょうか。
もしその経験があるなら、大人はそれが出来ないことが多いのです。

ちょっとした言葉の語弊、ボタンの掛け違い、その言葉がジョークとは思えない心、
そんなに真剣な生き方をしてないくせにそのタイミングで真剣になったら後戻り出来ない心、
お金の誤算で言い訳をされると付き合いたくない、嘘を笑えない、
噂話を真剣に受け止める、感謝と謝罪を恥じる、尊敬はしないが尊敬して欲しい、
自分は高いプライドを持っているくせに相手の気持ちは理解の外、
SNSのコメント欄で言い争いになったら謝る気持ちを忘れる、、、、などなど、
意外にも大人はそんなことで友達を失います。

大人って、実はガラスのハートなのです。
ガラスのハートよりも、スライムのような柔軟なハートの方が良いですが、
「柔軟な気持ちを持て!」と、人には言うのに自分は持つことができないのが大人です。

まとめ
体力 / 体力が無いことを自覚しましょう。
思考 / 時代は新しさに向かって進み続けていることをちゃんと自覚しましょう。
ハート/ 自分以外の存在の方がこの世では圧倒的に多いことを自覚しましょう。

自分自身がある種の完璧を手に入れたと思うことが弱さのきっかけです。
いつどんな時でも、知っているその全てはまだ途中なのです。

人生や生き方を重く受け止めるのも必要ですし、真実の現実も大切だと思いますが、
自分自身を高みに置いてばかりでは少々きついことも起こり得ます。

弱さをクリアすることをミサキ流に言えば
「人生なんて大したことねーよ、楽しもーぜ!」となってしまいます。

この時間軸の中で、
どれが正しいかなんて誰も知りませんし、誰も正解にたどり着いていません。
否定されて傷付く意味がないのです。
「なんとなく傷付いちゃった、、、、」くらいの話です。

しかし、もし人生の1秒でも実際に破壊されることがあれば、
徹底的に相手を叩きのめすしかありません。
しかし、しかし、しかし!
大人こそ、もっと身軽に、もっと柔軟に、もっと軽やかに生きるべきだと思います。
だって大人なんですから。