差別ってなんだ? 1/4



昨今、最も嫌なニュースは差別者による差別主義を押し通す暴力です。
差別ってなんだ?と思い色々調べてみました。
と、言うか、肌の色や出身くらいで差別すんなよ!と思います。

調べれば調べるほど不可解なものが「差別」です。
極めて簡単ではありますが、自分が知ったことを書いてみます。
間違った書き方もあると思うのですが、そこは不明点が多い件なので
大きな気持ちで読んでください。

大きな気持ちを持てない方はご遠慮ください。

全4話です。
早速いきます。

差別とは?
これは地域によって違うので一つにまとめることは出来ないのですが、
その全てに共通しているのは、
「勝手にそう思っている」「刷り込まれたイメージ」「お上の言いなり」の3つです。
自分で考えもしないで偉い人がそう言うからそうだ!となる人が差別を生んでいます。

アメリカの場合
アメリカの場合は肌の色で差別されることが多いようです。
黒人差別が時折問題になりますが、
なぜ黒人を差別するのか?を本気で考える人がアメリカ本土には少ないのでしょう。

諸説ありますが
その起源はイギリスからの移民が新大陸で暮らし始めたところに始まります。
新大陸にはネイティブアメリカ(レッドスキン)と呼ばれる人たちが暮らしていました。
元イギリス人はこのレッドスキンを奴隷として扱おうとするのですが、
レッドスキンたちはオリジナルの文化や暮らしを守るために戦うことを選び
奴隷になることを拒否し続けます。
そこで元イギリス人はイギリスから連れて来た低所得の同国民(白人)
奴隷として働かせるのです。
しかし白人文化の中に自分たちが奴隷になると言う文化が無いため
労働ではない労働をやらせるのには少々無理がありました。
そのタイミングでイギリス本土ではアフリカからの黒人奴隷が商売となっていました。
イギリスでの奴隷制度は色々あり、「奴隷」と言うイメージのままの労働から
「メイド」と言うイメージの労働までの全部を指して世界では奴隷制と呼んでいました。
メイドと言えば家族ですから、言うとこの奴隷とは全く違う内容です。
今で言う派遣社員のようなシステムも通称として「奴隷」とされていたのです。
イメージ通りの奴隷からメイドまで安価な報酬なのは共通ですが、
アフリカに残した家族などからみれば出稼ぎと言ったパターンもあったようです。
その黒人奴隷たちを新大陸に連れて来て働かせたのがアメリカの奴隷文化の始まりです。

しかしアメリカの奴隷制度は当時のイギリスとは全く違いました。
誰もが思うイメージ通りの奴隷です。
新大陸に来た新住民なのでシステムも粗末なのが予想出来ます。
移民として新大陸に来た白人は当然エリートか官僚、上層階級の男が主です。

イギリスの田舎町で八百屋を営み稼いだお金を競馬で全部使って
借金しながらパイオツ満タンの女性に鼻の下を伸ばす酔いどれたオヤジが
その時に新大陸に来るわけないのです。

「自分の代わりに働いてくれる」と言う感謝は皆無であったのと同時に
新大陸での王様気分がアメリカの奴隷制度の始まりでした。

それらが、今日の今日まで、白人に使用される人種、白人が所有する人種、
と黒人を、、、、と言うか白人以外の人間をイメージ付けているのです。
当時のアメリカ人にとってはイギリスから買ったものが人間だっただけで、
買ったものに対しての所有者として使用すると思っていたことでしょう。
負の合理主義とも言える感覚が今も尚続いているのです。

時は経ちましたが肌の色(アメリカの場合は黒人)で相手を差別し続けているのは、
この投稿の初めに言った
「自分で考えもしないで偉い人(この場合先駆者)がそう言ったからそうだ!」のままでしょ。

まとめ
第1話はアメリカの差別問題でした。
第2話は、日本の差別です。