[釣りの話] あの岩礁の向こう側へ


前回に続き、
メバル用ルアーを作るのがマイブームになってます。
メバル、ソイ、カサゴ、オコゼ、などなどを根魚と言います。
これらはロックエリア(岩場)に多くいることからロックフィッシュと呼ばれたりもしています。

呼び名はどっちでも良いのですが、
ロックフィッシュの方が粋がってて、まるで中二の男子みたいで良いかも知れません。
釣り人は、基本的に全員が中二だと思ってください。

その中でもロックエリアを探すには地磯から辿るのが基本なのですが、
遥か遠くに見える岩礁に届かせたい!と言う欲求を満たさなければいけない場面があります。

そんな時に必要な条件は、竿とリール、そしてルアーチョイスです。

遠くの岩礁のその先へ!

早速いきます。

竿
竿のことをロッドと言うのですが、竿をロッドと言ってしまうまさにイキった中二です。
今回の場合、長さと言うよりもしなやかさに注目します。

ロッドのしなやかさの基準はメーカーによって違うのですが、基本的には、
L / ライト、ML / ミディアムライト、M /ミディアム、H /ヘビー、と
だいたい4つに分かれています。
MH / ミディアムヘビーなどもあったりするのでややこしいです。

今回の場合、MLが好ましいと思います。
「竿で投げる」と言うことを重要視すればMLが好ましいでしょう。
しかしメーカーによってはMでも十分に投げれるので釣具屋さんのスタッフに
納得いくまで聞くのが良いですね。

「根魚を狙ってて、80m以上投げれる竿を教えてください」と
自分の要求を素直に聞くのがコツです。

リール
リールには2種類あります。
スピニングとベイトの2つから1つを選ぶのはけっこう悩みどころです。
これに対しては永遠に答えが出ないのが嬉しい悩みになってます。

個人的な意見ですが、

テクニックの問題が取り沙汰されますが、
どちらも遠投50m以内であれば言うほど難しい話ではありません。
何より大切なのは、
釣りたいポイントに正確に届くかどうか、かかった魚を挙げれるかどうか、の2つです。

この2つも論議が尽きない永遠の悩みですが、
正確にキャストしたい場合はスピニング、かかった魚を確実に挙げたい場合はベイト、
そんな風に考えています。
ベイトリールは構造上、ライン(糸)に負荷がかかりやすい性格です。
その逆に大物がかかった場合でも力負けしないような気がします。
スピニングはラインに負荷がかからない分、正確なキャストが出来ますが、
大物がかかった時にリールが魚に負ける場合があります。
これはテクニックでカバーするしかないので仕事が増えることになります。

結論的には、50m以上を狙えるスピニング用タックルとベイト用タックルの2本を
持っていればどんな状況でも楽しめるはずです。

ルアー
ルアーチョイスも悩ましいものです。
しかし、今回は「あの岩礁の向こう側へ」と遠投をテーマにしていますので、
ルアーは必然的に重くなります。
ロッドに対し適性ウエイトのルアーの最大重量選びましょう。
ラインももちろん太めです。
ちなみにミサキは海での釣りの場合は3号(12lb)〜5号(20lb)を巻いています。
これは、かかった魚を絶対に逃さないためです。
釣れるかどうかは知りませんが、釣るために釣行しているので、
かかった後のことしか考えていません。
それに切れた糸が海に残るなんて釣り人として恥ずかしいと思っています。

まとめ
今回は具体的な竿やリールは挙げませんでしたが、
次回は具体的な竿やリールを挙げて解説してみたいと思います。

根魚は釣って楽しく、食って美味しい魚ばかりなので、
釣りすぎ注意とリリースを心がけ、海は汚さない方向で釣りを楽しんでくださいね。