[釣りの話] メバルルアー+(プラス)


マイブームと言うのがありますが、
ミノーと言うかペンシルと言うか、そう言うのはおおよそ完成が近づいてきました。
一気に一年半集中してやった甲斐あってか形も整い泳ぎもヒステリックで
良い感じです。

今のマイブームが「メバル用ルアー」です。

ミニマムと言うかフィネスと言うか小さな造形が難しくてとても楽しいです。
トップの画像は制作初期段階です。

一応形になってきたので完成したら載せたいと思いますが、
今回は「釣りの話」と言うことで、
ルアーフィッシングにトライすると避けては通れないのが「ブラックバス」です。

ブラックバスはターゲットにはしていませんが、
ルアーフィッシングをやる以上、避けては通れないのがブラックバスです。

ブラックバス釣りに賛否があるのをご存知でしょうか?
それに対するミサキ個人の意見を少々書いてみたいと思います。
ブラックバスの賛否は調べてくださいね。

早速いきます。

日本でのブラックバス釣りの歴史
日本では外来種です。
心あってか無くてかブラックバスを誰かが放流したことによりその歴史は始まります。
ブラックバス釣りをレジャーやスポーツとして取り入れたことにより
企業が対ブラックバスの製品を続々とリリースしそのムーブメントは加速しました。

外来種は駆除が義務付けられる行政地域もありますが、
良いのか悪いのかブラックバス釣りにより町への人の流れがあることで
地域経済への活性も合間ってルール暗黙のままそのムーブメントは進んでいきます。

そして現在、駆除対象になっている地域の本質が
そこで漁をやっている人の暮らしに大きなマイナスを考慮し
ブラックバスの駆除を求める地域も多く登場しました。
しかし、すでに時は遅く駆除しても駆除してもゼロにならないのが現状です。

ブラックバス自体に罪は無い
もしブラックバスが駆除するべき存在であれば、
過去のアメリカザリガニの例を参考に一刻も早めに駆除すれば良かったのです。
なぜ駆除を即刻行わなかったのか?と聞かれれば「金になる魚」になったからでしょう。

現在もブラックバス釣りで暮らしを保っている人もいれば、
ブラックバスのおかげで暮らしが危うい人もいるのです。
過去から何も学べず、金になるからOKと言う人間の本質が垣間見れた結果だと思ってます。

生態系の問題はすでに手遅れ
湖や池にブラックバスが存在しているなら、おそらく生態系の頂点でしょう。
頂点に外来種が立つことですでに生態系に異変が起こるのは否めませんが、
生態系の問題を言う時には絶滅危惧種も考えなければいけませんが、
自然の成り行きで絶滅する種もいることを考えるべきでしょう。

新たな生態系が必ず形成されるのが自然の摂理なので、
新たな生態系を受け入れるかどうかだけの話です。

生態系を崩したのは1匹目の放流をした人間がスタートで、
その放流の末路を金に変えたがった多くの人間の方が罪だと思います。
忘れてはいけないのは、
日本に暮らす多くの人は水産物に圧倒的な恩恵を受けて生活をしていることです。

釣り人が成すこと
ブラックバス釣りは他の釣りと同様楽しいものです。
手軽だとは思いませんが、他の釣りに比べると見た目にカジュアルなのはそうでしょう。

釣り人が成すことは、
・ゴミを一片たりとも捨てない。
・ルアーは絶対にロストしない。根掛かりしたルアーは意地でも回収する。
・目につく拾えるゴミは拾って帰る。

当たり前のことと言えば当たり前ですが、
ブラックバス釣りも含めそれ以外の釣りでもこれくらいはやってほしいものです。

釣りを愛さず自然を愛せ!
有名な言葉に「国を愛すな!星(地球)を愛せ!」と言う言葉がありますが、
アウトドアをやる方々がその魅力の根源が自然環境あってこそのものだと
忘れる人が多いので自然環境は崩れます。
その逆であれば自然環境は保ち続けるでしょう。

ミサキんとこのルアー
海専用で設計するときもありますが避けては通れないブラックバス釣りを意識して、
ブラックバスにも対応できるように考えるときもあります。

まとめ
ブラックバスに対し結論を先に言うと、
人工湖(ダム)での漁がない場合に限りブラックバスは最高の遊び相手になるような気がします。

清流が湧き出る湖や池、山からの湧き水でそのまま流れてくる支流、
そんな場所にブラックバスはいない方が良いと思ってます。

琵琶湖のような大きな湖も
ブラックバスがいない方が漁師にも農業にも好条件だと思ってます。
霞ヶ浦はオリジナルの在来種も存在するので
ブラックバスが原因で絶滅するのは避けた方が良いと思います。
霞ヶ浦でも同様にブラックバスより漁師や農業の方が何より大切です。

今回はブラックバスについて書いてみましたが、
どの釣りでもどの遊びでもその遊びができる根源理由を忘れるのはただの馬鹿です。
海水浴も山登りもバードウオッチングも風景写真を撮るでも同じだと思ってます。

釣りは楽しい遊びです。
しかし、それは孤独で、険しく、極寒の中で指先は死に、
そして酷暑に体力を奪われ、
最高の条件は刹那の如く通り過ぎ、
手を尽くした悩みを解決するには途方も無い時間と労力が必要です。

それが楽しめないのであれば、釣りに興味は持たないでください。
魚より人とゴミの方が多い水辺に楽しさはありません。

キープ ネイチャー!だけが頼りの遊びなのです。