[お金の話1/3] メンタル


今年は少なめのお金の話です。
お金の話をするとミサキはお金をたくさん持ってるのか?説得力があるのか?
と要らぬ疑念を抱く方もいますが、
お金を持ってても持ってなくてもお金の話をして良いルールです。
説得力の責任はこちらにはありません。どんな出来事でも受け取る方に責任があります。

しかし、自分がお金の話をする意味は、
友達とずーっと遊んでいたいと言うただそれだけでの意味です。
生きているほとんどの人がお金で苦労しています。
自分もその1人です。
それはある種の冷静さを失ったがための出来事か、予想だにしない出来事があったか、
働いていないか、の3つに絞れるような気がしています。

1億円稼ごう!と言う方は他のビジネス哲学へどうぞ。
こちらは数千万円稼がなくてもそのままハッピーに行こうぜ!と言う方への投稿です。

今回は
1)メンタル
2)実践
3)やってはいけない仕事?
の全3話になります。

第1話はメンタル。今回のキモとなる部分の半分くらいのお話です。

早速いきます。

お金が無くても貴方は1人じゃない
孤独と言うのはとても怖いものです。
しかし大丈夫。
税金の納付書が届く限りは貴方は社会の一員です。
もし「1人で寂しいねー」とバカにされたら、
近くの役所に税金全額免除の申請をしましょう。
1人で寂しいねーとバカにする方がバカか暇かのどちらかです。
そんな人を相手にするより一緒に稼ぐ仲間を見つけましょう。
一緒に遊ぶ仲間を見つけましょう。
もしも仲間がいなくても1人でだって楽しんで良いのがこの世のルールです。

お金とは?
お金は道具です。便利な道具です。
その道具は全員の共通の価値を持ちます。
お金を持ってる人が偉いのでは無く、
お金を持ってる人が上手に事を成すことが出来る可能性があると言うものがお金です。
人生においてお金で解決できることは半分、お金では解決できないことがもう半分です。
そのどちらを先に解決するかは個人の判断です。
そして残念ながらお金に支配されている方はお金で人の価値を決める癖のある愚か者です。

一生自分で所有できない
「うるせえ!これは俺の金だ!」と言う方がたまにいますが、
正確には「自分が使うことを許された通貨」です。
所有権利は日本銀行と日本政府にあります。使用権利だけを我々が持っています。
お金の価値を勝手に操作できませんし、足りないお金を発行することもできません。
ただ使うことだけが許された紙幣がお金です。

ちなみに持ち家も100%自分のものではありません。
一生、毎年、家に対する税金が来るのがその証拠です。
寄付しても贈与しても相続しても税金がきます。
他人は口出しOKと言うことで100%自分の家とは言えないのです。

大人であれば冷静に考えるだけでお金や家がどんな性質なのかが分かると思います。
一生自分の所有物にならないものに過度な情熱は要らないと思います。

人と比べない
ほとんどの場合が人と比べての負の末路が「ああ、金ねー」です。
人と比べることは自分の平均値を知るには良いことですが、
家、車、洋服、パソコン、学歴、などなど、ただの参考資料を考えもせずに
身につけようとする末路が「ああ、金ねー」です。

勝ち負けなんかどうでも良いこと
ほとんどの場合、勝った負けたと競い合います。
家を買った俺と家も買えないアイツ、車を持ってる俺と車も買えないアイツ、
ブランドものを買う俺とワゴン品で喜んでるアイツ、などなど、
勝ちたい気持ちは分かりますが、で、勝ってどうした?と言うことは誰も考えません。
勝者は満足し敗者は屈辱が残るだけですが、
勝者もせいぜい2時間くらいが限界の勝ち名乗りでしょう。
敗者に至ってはその屈辱が3分もてば長い方です。勝ち負けに意味なんかありません。

借金をしない
どんな理由でも借金はしないことです。
現在借金がある方は第2話で少々書きますが、借金のないことを大前提に進めます。
借金は名前を変えてやってきます。
クレジットローン、教育資金、自宅購入資金、分割払い、事業資金、リボ、などなど
心がとても安心する名前ですが、全部借金です。
博打を打ったり酒に使う借金と変わりません。
安らぐのはやめましょう。

借金をしないコツ
節約がベストです。
その他では「飲む、打つ、買う」この3つに深く手を出してはいけません。
酒を飲む、博打を打つ、女を買う、これは人間をダメにする不動の3大パターンです。
逆の解釈をすればこの3つに手を出さなければ解決は簡単と言うことですが、
その他、ブランドもの、車、レジャー、なども身の丈を知り
深く手を出さなければ問題解決は簡単でしょう。

お金に憧れない
年収1億円です!と言う人が目の前に現れたら、「すごい!カッコいい!憧れる!」と
なることが多いでしょう。
自分は「年収1億円です!」と自分で言う人が目の前に現れたら、
「バカだなぁぁ、、こいつ」と思います。憧れるなんて皆無です。バカには憧れません。
万が一にも年収1億円の人が年間経費を一円でもオーバーしていたら赤字の人です。
赤字の人かどうかは確定申告か税理士の認印のある収支内訳表でしか分かりません。
年収300万円の人が年間経費200万円で暮らす方が素晴らしいですし、
その哲学を知りたいと自分は思います。

「お金はお金の好きな人に集まる」は少し間違っている
お金にまつわる神話で「お金はお金が好きな人に集まる」や「財布を大きくする」や
「新札を持つようにする」「いつでもトイレをキレイにしておく」などがありますが、
全くお金には関係ありません。
お金が欲しい場合、「お金は集めようとしなければお金は集まらない」がほぼ正解です。
1億円を目指しても最初の一円がスタートしなければ始まりません。
給料がいくらであってもその仕事がお金を集めると言う作業なのです。

信頼をお金に変えない
お金の無い人を信頼するのは難しいかも知れません。
しかしその逆に信頼のおける人をお金にするのは容易いでしょう。
が、しかし、しかし、
それをやると信頼は無くなり、やがてはお金もなくなります。
もしくは、
お金にならない相手だと信頼も必要ないと言うバカが好きな結末が待っています。
お金はお金、信頼は信頼、とハッキリ分けるのが好ましいでしょう。

気持ちを極端に変えてみる
「世の中、金だよ!」と思ってお金に困っているとしたら、「世の中、お金じゃない」に
「世の中、お金じゃないよ」と思ってお金に困っているなら「世の中、お金よ!」と
極端に気持ちを変えてみるのが一番簡単な方法です。
どちらの気持ちでも人に言わなくてOKです。
むしろ言う必要もないですし、言えば言うだけ問題が発生します。

どちらかの気持ちで1年も過ごせば必ず何かの結果が出ます。
3年を過ごせば、そのどちらでもないもっと他の答えが出ます。
今持っている答えでお金に困っているなら無料で扱える自分の気持ちから変えてみましょう。

まとめ
極めて簡単にいくつか書きましたが、
・誰もが社会の一員です
・人と比べる意味がない
・過度な情熱は要らない
・お金の勝ち負けを競わない
・借金をしない
・お金自慢のバカに憧れない
・お金を集めるように努める
・信頼をお金に変えない
・気持ちを変えてみる
の8項目が今回のまとめです。

気持ちで物事の半分くらいは変わりますが
一夜にして変わることがないのも書き付け加えます。

自分はすでにここで書いた項目はクリア済みです。
今持っている気持ちを簡単に書くと、
・頑張って働くことを当然だと思っています。
・相手の気持ちを考えながら応える
・仕事であればそのゴールだけを、遊びであればその楽しさだけを求めています。
・お金に憧れていないので儲け話は参考資料です。
・節約を心がけています。
・お金は必要なもので、重要なものではありません。
他にもありますが、ざっくり大まかに言うとこんな気持ちです。

第2話「実践」に続く。