自殺やめろマニュアル5/5
全5話の最終第5話「子供たちに向けて」です。
この話に美しさはありません。
自殺する人の気持ちはハッピーな人には分からない感覚だと思います。
どんなに勇気付けられても、辛いものは辛いでしょう。
それは大人も子供も同じですが、
大人が呼んでると仮定して、子供たちに向けて少々書いてみます。
もう一度言います。
この話に美しさはありません。
早速いきます。
経費は返せ
生まれたことを自覚しよう。
どんな理由で生まれたとしても生まれた事実は事実です。
出産費用は約50万円。
最低でも出産経費くらいは返金させましょう。それが出来ないなら生きさせるべきです。
教育の意味を知ろう。
教育には様々な意味が存在します。
しかしどんな教育でも、教育を受けれることはとても幸せなことです。
教育を受けれない環境では本能しか存在しません。
最悪の場合は誰かの利益のために使われる人生です。
幸いにも日本は同じ教育理論が基軸なので良い意味では誰もが同じ理屈を持ちやすいです。
しかしその経費は高価に存在します。
日本の小学校 / 年間費用約30万円×6年。私立の場合、年間約100万円×6年。
日本の中学校 / 年間費用約50万円×3年。私立の場合、年間約約150万円×3年。
日本の高校 / 年間費用約130万円×3年。私立の場合、約300万円×3年。
専門学校の場合 / 入学金+1年通った場合、約350万円。
大学の場合 / 入学金+1年通った場合、100万円〜700万円。
自分に施された教育の経費くらい親に返済してから自殺を考えるべきです。
生まれた直後に自殺を考えるなら最低でも50万円は親に返しましょう。
大学を卒業したとしたら一番安い道のりでも1480万円を親に返済しましょう。
一般的に生まれてから社会人になるまでの全経費は3000〜5000万円と言われています。
その金額は親に返済しましょう。
返済できないなら自殺する資格はありません。
いじめ
バカな大人はいじめを無くそうとしますが、いじめは無くなりません。
自分のことで恐縮ですが小学校低学年の時はいじめを受けていました。
しかし、中学校に入学するとそれは無くなり、
小学生の頃に自分を的にしていた人たちとの記憶はゼロです。
高校生になった時には仲間しかいませんでした。
その仲間のおかげで自分のことを知る人が多くなったのも事実です。
そして新しい友達までもが登場し、
小学生の頃にいじめられてたとは思えない時間を過ごしました。
大人になった今でも友達が増え続けています。
その一瞬で全てを判断するには子どもの時期にはあまりに早すぎます。
その嫌なことは一瞬の出来事です。
大人になったら完全に場面は変わります。
懐かしい思い出くらいの話になるので、未来だけを信じてください。
未来への希望薄
将来を考えて重く悩むことはありません。
どうせ、良い車、良い家、良い会社、良い女、それくらいしか比べる価値の無い世の中です。
薄い希望を分厚い希望に変えるコツは、夢を持つことです。
その夢はどんな価値よりも高価です。比べる意味が無いほどの高い価値があります。
夢を持ち、それだけを信じて生きる人生は「最高」と言う言葉さえも霞む最高です。
勇気をもらえ
子どものうちは親の言うことが煩(わずら)わしいものです。
親以外から勇気をもらうことを強くオススメします。
親戚のおじちゃんやおばちゃん、友達のお父さんやお母さん、お父さんお母さんの友達、
などなど、家族以外の人になんでも話しちゃいましょう。
そこには良い答えしかないのです。
他にも色々ありますが、音楽は良いと思います。
その曲、その歌詞、その生き方、ルーツを探る旅も良いでしょう。
自分で言えば、
姉が好きだった横浜銀蝿にある種の勇気をもらいました。
同じく姉が好きだったチェッカーズ、シャネルズにある種のルーツを感じました。
そして、16の時に出会った親友に
初めて聴かされたラモーンズに自分を見つけたような気がします。
それがきっかけでラフィンノーズのGET THE GROLYに自分の憧れを確信しました。
勇気をもらうことは恥ずかしいことではありません。
友達
今、目の間にいる友達と生涯付き合うことはとても素晴らしいことです。
しかし、それは今の段階では分からないことです。
自分にとって気持の良い仲間と付き合うことが大切です。
気持の良い仲間がいない場合でも、必ず未来に現れます。
自分は小学生〜高校の頃の仲間と今は密に付き合ってはいません。
しかし、親友なのは永遠です。
そして現在、付き合ってる仲間も永遠の親友です。
自分は幸せサイドにいるとは思いますが、必ず現れる親友がいます。
友とは時間の長さでもは無いですし、生まれた村の住民だけが親友でもないのです。
まとめ
第5話のまとめとしては、
子どもの自殺は厳しくも明るい未来を教えない大人がある種の原因だと思います。
今、目の前のその瞬間しか答えが出せない大人が子どもの不幸を呼び込んでいます。
ここは幸せしかないファンタジーの世界ではないことや、
その真逆のファンタジーのような幸せがある世界だと、
ちゃんと教えてあげるべきだと思います。
全5話のまとめとしては、
自殺に意味が無いことを自覚してほしいです。
生きている者だけが正義です。
以上、自殺やめろマニュアルでした。
全話を読んで、自殺をもう一度考え直し、もう一度生きましょう。
そして、良いことも嫌なことも全部ひっくるめて楽しみましょう。
なんども言いますが、
人生なんて大したことねーよ、最後まで楽しもうぜ!