年をとる準備


45を越えてから体力の衰えを顕著に感じ出しました。
それと同時に「人は勝手に老いるんだなぁぁ、、、」と実感しました。

そこで、年をとる準備をしよう!とその時思い数年経ちます。
今のところ順調です。

同年代の方は、そろそろ準備もしておいて、
50歳、60歳、70歳、、、100歳くらい余裕で越えて、
この世を端から端まで遊び尽くしましょう。

今日始めて明日完了するわけではないので数年の時間は必要でしょう。
そんなミサキ流の準備をいくつか書いて見ます。

早速いきます。

めんどくせー!を捨てる
面倒なものは面倒なので仕方がないのですが、
せめて自分の行動を制限するような「めんどくせー」は捨てましょう。
駅まで歩くのめんどくせー、コーヒー沸かすのめんどくせー、
友達に電話するのめんどくせー、などなど、
結果的に行動を制限してしまう些細なめんどくせーは楽しむのに邪魔です。

そもそもこの世はめんどくさいんです。
それを今さらどうこうしようと思うことが間違っています。

若さを認める
「若いものは良いなぁー」と自ら年寄りになることはありません。
しかしいつでも最先端は若者なので、
その最先端に追いつかずとも、それを認め、それを年齢に応じた適応をなすべきです。
そうすれば気の良い若者とも遊べるかも知れません。
年寄りと遊ぶより若者と遊んだ方が楽しいに決まってます。

危険を避ける
危ない橋を無理して渡る理由が徐々に無くなるはずです。
若者ぶって危ない橋を渡ろうと躍起になる年寄りは迷惑です。
他人に迷惑をかけないために危険はなるべく避けましょう。

健康維持
長寿の人から学びましょう。
多くは規則正しい生活パターンを持っている人が長寿のようです。
加えて食事にも気を使い暴飲暴食はなるべく避けるべきでしょう。
タバコは吸っても吸わなくてもどっちでも同じようですが、吸い過ぎ注意は当然です。
ちなみにミサキは素面の時は完全にタバコを吸わなくなりました。
お酒が入るとどうしても、、、、、それでもかなりの減煙です。
タバコについてはまたの機会に書きます。

責任追及はほどほどに
仕事や事故など何かのトラブルに見舞われると責任追及が付いてきます。
あんたが悪い、そっちが悪い、俺が正しい、いやいや私が正しい、、、、、
などなど、追及しても解決しないことが分かる年齢のはずです。
色々な角度の正義と様々な立場もあるでしょうが、
存在するトラブルへの原因究明は不可能な場合が多いでしょう。
責任追及はほどほどにして、本題は解決策だと認識することが求められます。

カッコつけて生きる
ダサいよりカッコイイ方が好きな方は好きな方を選ぶべきです。
しかし年寄りのダメパターンとしては男の場合、武勇伝をカッコイイと思う場合が多いです。
武勇伝もほどほどにして、その時点の今をもっとカッコよくすることに尽力しましょう。
ただ歩いているだけでカッコいい若者の時間はとっくに終わっているのです。
同じ年齢くらいの芸能人などを参考にするとヒントがあるかも知れません。

若者の世話にならない
これは実際のことではなく、気構えのようなものです。
ピンチの時はちゃんと助けてもらいましょう。
年金を受け取る時には見も知らぬ何処かの若者へ「ありがとう」と思う気持ちが大切です。
年金を当然だと思って受け取る方はただのバカです。
一生懸命働いた若者の給料の一部を
見も知らぬ何処かの年寄りがペロリできる条例が年金です。
ちなみに自分は若者の財布をあてにして生きるようなみっともないことはしたくないので、
食料を買うお金が無くなったらいつでも餓死する覚悟です。

海外からの買い物に慣れる
今で言うと中国発信の販売サイトでしょう。
今それを利用している方はかなり節約できているはずです。
ヨーロッパの販売サイトも日本と比べるとだいぶ安いので、
それら海外の販売サイトに今のうちに慣れておきましょう。
その時代その時代でお得な販売サイトを見つけるセンスを身につけておきましょう。
ちなみに海外からの購入は個人輸入となり金額に応じて税金がかかるので注意しましょう。

コンパクトになる
今から少しづつ暮らしをコンパクトにしていきましょう。
収入はそのままだとすると預貯金へ回せる金額が増えるのが必然です。
建前でも本質の部分でも大袈裟にならないようにしていくことが大切です。

お互いに確認できる環境
年をとると万が一の可能性が高くなるでしょう。
友人知人家族親戚のいずれにせよ、近所に住むのがお互いに確認できる簡単な方法です。
声をかけなくても、駐車場に車が無ければ「仕事に行ってるんだなぁぁ」とか
夜家の前を通って電気がついていたら「お!まだ起きてるのか」とか
簡単な確認をお互いができる環境と言うのはなんにしろ幸せな環境です。

仕事を2つ以上持つ
今やっている仕事の仕事量がだんだん減っていくことが予想されます。
どんな仕事でも永遠ではありません。
なので、今やっている仕事の他にもう一つ仕事を持ちましょう。
家でやれる仕事がベストです。
そして、本当に年寄りになる前までに家でできる仕事を2つ以上持って
それを本業にして経済的な安心を作りましょう。
これはまたの機会に詳しく書きます。

夢を持つ
最終的にはこれです。
夢を持ちましょう。

なんでも良いと思いますよ。
エルメスのスカーフを巻いて町内会に行く、ジャガーに乗って日本一周、などや、
子供が社会人になる姿を見てみたい、10年後もここで桜を見る、などなど
なんでも良いと思います。
お金で解決できる夢は今日から計画と準備を始めましょう。
間違っても借金をして叶えてはいけません。
お金で解決できない夢の場合は、その夢を絶対に忘れないことです。

書く癖をつける
年をとると物忘れも多くなるでしょう。
あとでメールする、あとで持って行く、あとで、あとで、あとで、、、、
日常でよくある話ですが、
それらを忘れないコツはノートやスマホのメモアプリに日記のようにメモしておくことです。
それを癖にすれば忘れませんし、何かとスムーズです。

まとめ
年寄りになる準備を始める理屈はちゃんとあります。
小学生が中学生になる時、周りは準備してもいても自分は何も準備せずに
中学生になることでしょう。
学校を卒業しても社会がどんなものかも分からずにやって来たのに、
周りは「社会人」と自分のことを呼び、
気が付いたら何と無く社会人になっていたことでしょう。
その変化はいつでも「なんとなくそうなっていた」でした。
それが嫌なんです。

学校を卒業する前に社会がどんなものかを、
ちゃんと教えてもらえていたら少しは準備できます。
それと同じ理屈で、先に年をとった方々の様子を少しでも学ぼうとすれば、
自分にとっての年の取り方の準備はできます。
理想通りになるかどうかはどうでも良い話で、
すでに良い年なんで準備もせずに未知の大冒険には行きたくないんです。

なので、同年代の方々が読んでくれていたら、
自分にとっての準備を始めて
いつでもどんな時でも最後の最後までこの世を遊び尽くして楽しみましょう。