[バイクの話]ヘルメット検証
前に被っていたヘルメットが風でブレるので違和感を感じ
新しいヘルメットを買おうと思いました。
やはりSHOEI-Z8は気になるところですが、
世界を騒がす例の騒動で入荷未定が続いていました。
この投稿がアップされる頃には店頭にZ8が並んでいるかも知れませんが、
それまで待てません。
違和感のあるヘルメットで走ることほど怖いものはありません。
偶然と言うかラッキーと言うか、SHOEIのグラムスターとXR-1100を
手に入れました。
同じSHOEIなので比べてみます。
全く違う性質を持つこの2つのヘルメット、
早速いきます。
比べるその前に
この記事はミサキ個人の意見が主です。
参考にして頂ければ幸いですがミサキと貴方は違うことを忘れないで下さい。
ヘルメットは重要なアイテムです。
ノリや流行りで買わないことをここで書き留めておきます。
ヘルメットの理由
これは大きく2つに分かれると思います。
万が一の時の性能、万が一を避けるための性能、この2つです。
とても難しい問題ですが、個人的には万が一を避けることを第一に、
その次に万が一の時の性能を重要だと考えています。
なので風でブレるヘルメットは論外です。
必然的に視界を主に考えます。
比較1善通寺町
香川県善通寺町の街中で考えてみます。
善通寺のあのなんとも言えない空気感が好きです。
空や駅、田んぼや畑、遠くに見える山、あの時間の流れ方が自分はとても好きです。
上がXR-1100、下がグラムスターです。
感覚的なものを図にしてみました。
左右の認識視野はグラムスターの方が広いと感じます。
しかし、走行時の確実に見える視野はXR-1100の方が広く見えるような気がします。
それは上下の視野に関係しているかも知れません。
同じ角度でグラムスターは道路標識が見えていません。XR-1100はかろうじて見えています。
これはこの後の図でその意図が分かりそうです。
街乗りの場合、グラムスターの方が左右の認識が有利でしょう。
比較2角島大橋
山口県下関市の角島大橋で考えます。
大橋と言うのにふさわしい素晴らしい絶景です。街中からは少し離れていますが、
それでも向かう間に見える日本海はとても荒々しく下関にいることを実感します。
気持ち良さが便乗して少しスピードを上げてみます。
画像中央奥の黄色い矢印で記すカーブを目指してみます。
グラムスターとXR-1100が全く違う性能を持つヘルメットだと分かります。
どちらもカーブは見えますが、XR-1100の方が上下の視野がやや広い気がします。
そのおかげでその先も認識しやすいでしょう。
街中と違い進む場所に障害物が少ないので進むためだけの情報が得れます。
一方グラムスターも情報は多く得れますが、スピードが乗ってきた場合、
見えなくて良いものは見えない方が進む方向に集中できるような気もします。
黄色い矢印のコーナーまであっという間に辿り着くでしょう。
辿り着く前に次の情報を得る必要があります。
こう言った場面ではXR-1100のようなレーサーモデルの方が安全かも知れませんね。
サイズなど
XR-1100は廃盤となりましたし、
グラムスターは手に入れるのが難しい希少ヘルメットのようです。
Z8やX-14、またはARAIのRX-7XやアストロGXなど、
さまざまなヘルメットがありますが、今回はグラムスターとXR-1100で比較しました。
まとめ
自分は頭に完全フィットなヘルメットが好みなので余裕幅は極端に少なくてOKです。
それは目線の向きをヘルメットで左右されたく無いので
風や道路のギャップをヘルメットまで極端に伝えたくないからです。
視野と目線は比例すると思ってます。
なので、ヘルメットサイズはどちらもMです。
キツいサイズはロングツーリングにはストレスになることもありますが、
内装は時間と共にへたっていくのでそれも考えて購入するべきでしょう。
大切なのは大手量販店などのバイク屋で必ず試着することです。
実店舗販売は実はネット通販より安かったりネットで売り切れ続出の製品が
サイズフルセットであることも珍しくありません。
自分の安全を考える上でネット通販オンリーで決定するのはあまりに危険だと思います。
万事が上手にフィットしたら、ぜひぜひ、快適な走りを存分に楽しんで下さい。
そしてどこかでミサキを見かけたら遊んでやってください。
自分はあまり運転が上手くもないし遅い方なのですが、ポテンシャルだけなら
最高のものを持っていますので、一緒に楽しみましょう。
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