[お金の話] 数字から逃げない2/3 節約
前回の続きです。
前回の話はこちら→[お金の話]数字から逃げない / メンタル
第2話では節約について書いてみます。
最も簡単なお金の作り方が節約です。
ここでは1円以上の節約を目指します。
早速節約します。
================
節約のメリットデメリット
================
節約にはメリットデメリットがあります。
メリットはそのままお金を節約できること。
デメリットは節約しかできないことです。
これは給料よりも多いお金をゲットすることができないと言うデメリットです。
給料20万円が20万1円になるわけではないのです。
暮らしにかかる経費が今まで19万円だったのを189,999円にするのが節約です。
================
節約1/ 収支を1円単位まで知る
================
自分の収支を1円単位まで把握しましょう。
お金は数字です。1円も1万円も同じお金です。
家賃、光熱費、交通費、食費、、、、などなど必ず必要な金額を1円単位まで知ります。
この場合、酒代やタバコ代、飲み会の費用などは入れません。
それを年間計算します。
1ヶ月に必要経費が10万円なら年間で120万円です。
120万円あれば1年を過ごすことができると言う意味です。
来年の1月1日に120万円をゲットしていたらその1年は働いてもいいし働かなくてもいいと言う意味を持ちます。実際には働くとは思いますがいくら稼げば良いのか?を知ることからはじましょう。
ここでの金額は1年を通して変動する場合もありますが基本数字を知らなければ話が進みません。その基本数字を知った上で1年を過ごしましょう。
================
節約2 / 家計簿
================
家計簿を付けましょう。
現金がゼロになるのを防ぐのに家計簿ほど有効な手段はありません。
100円ショップでノートを買ってきて線をひき数字を入れます。
今が何月の何日でも関係ありません。
今ある現金がスタートの数字です。
================
節約3/家計簿が面倒な場合
================
家計簿は毎日やらなければ意味がないのです。それが面倒な場合もあるでしょう。
その場合は月に4〜5回程度日にちを決め、現金の累算をノートに付けます。
1月1日 現金120,000円 / 1月10日 現金90,000円(1月1日より−30,000円) /
1月25日 現金290,000円(1月10日より+20万円)、、、、、、2月25日現金31万円(1月より+2万円)、、、、、といった具合です。いつからいくら減りいくら増えたかを知りましょう。
この場合は目標の貯金(現金)の額を決めるのがコツです。
目標額100万円に設定した場合、目標金額に対し
1月25日時点で−71万円、2月25日時点で−69万円です。減ったり増えたりしながら目標に達することを楽しむ感じです。
================
節約4 / 趣味の頂点へ
================
趣味と遊びをここでは分けて考えます。
遊びとは、例えば飲み会、パーティー、ギター、付き合いでの釣りや山登り、、、などなど。
趣味とは、例えば釣り、山登り、バイク、車、バンド、、、などなどです。
その違いは見た目ではなく、本気度です。
例えば釣りに本気になると揃えなければいけない道具が山のようにあり調べなければ分からないことも山ほどあり実際の釣行で経験する数々の失敗を次の釣行では成功させなければ気が収まりません。
例えばギターとバンドの違いは、ギターを上手くなるだけなら家で練習すればそのうち上手くなります。しかしバンドとなるとやることが山ほどあります。息を合わせたり、ブッキングの予定を組んだり、フライヤーを配ったり、お客さんを入れる努力を惜しまず、何が自分たちには足りないのかを喧嘩も交える場合でも本気で言い合わなければいけません。
本気でやる趣味がある時に無駄使いが出来ないんです。
本気でやることへの経費が「無駄使い」と考えるのは馬鹿げてます。それは無駄使いではありません。
本気でやる趣味がある人の多くはわりと貧乏なのは、お金と言う数字から目を背けるからです。家計簿、、、、と言うよりかは趣味の収支表を家計簿代わりに作りましょう。
これは仕事も同じです。
本気の仕事をやる時は無駄使いができません。1円でも本気の仕事に投資したくなるので結果的に節約になります。
楽しいから本気になるのではなく、本気だから楽しい。
その理屈を持つと節約も少し華やかになります。
================
節約5 / 実践
================
ここまで読んでくれたのなら、もう節約できるはずです。
お金は数字です。
その数字を少しでも手元に残す努力は数字から逃げないことです。
食費を100円/1日マイナスして1ヶ月を過ごしたり、
無駄な電気をいつまでも点けていないで早く寝たり、
お酒を減らしたり、出かける回数を減らしたり、なんでも思いつくはずです。
ちなみに友達からの誘いを断るのはけっこう勇気が必要かと思いますが、
5年くらい会わなくてもその付き合いに何の変化もありません。
むしろ5年後に友達が新たな友達を連れてきて輪が広がることの方が多いものです。
================
まとめ
================
第2話は節約について書いてみました。
具体的な節約術は他の媒体でも多く説明していますし、具体的な節約くらいは自分で見つけましょう。
具体的な節約を見つけるノートを作るのも節約の手です。その時間は無駄ではありません。
大切なのは、今のままだと今のままの未来、今と違うことをやれば今とは違う未来、
ただそれだけです。シンプルに考えることです。
初めは無理せず、、、、、と多くの人は言いますが、
節約に限っては死なない程度に初めから無理をしましょう。
自分の収支を1円単位まで把握する、家計簿をつける、目標金額を楽しむ、本気の趣味を持つ、これらを初めから無理して頑張りましょう。
第3話 仕事を増やすに続く。