[検証哲学]華のある人生を
すでに心は2022年を目指していますが、その前に少々面白い哲学の探究をしてみます。
それは他愛のないことから始まったのです。
少し前に友人の家でMotoGPを見ながら楽しんでいました。
そのレースはとてもレアなレースでYahoo!ニュースや様々な媒体で取り上げられ
その判断とその勝利やその敗因などが語られるレースで
実際にも画面越しにとても見応えのあるレースでした。
MotoGPにも様々なヒーローがいますが、そのレースで優勝したのは初めて1位を獲得した選手。
プロセスはどうあれ勝利したことが事実なので画面の前で友人と一緒に拍手を送りました。
ぜひその選手にはこれからも表彰台の常連になってほしいと思います。
そんな中、友人が
「負けても絵になる選手もいるし勝っても華のない選手もいるから不思議よね」と。
その言葉に自分は明石家さんまさんの
「タレントとしての華が違いますから」と言う言葉を思い出しました。
確かにMotoGPではロッシやロレンソなどの走ってるだけで絵になる選手もいますし、
お笑いの世界にもどんなに面白い漫才をやっても受け入れてもらえない人もいます。
これってなんなんでしょうか?
それを思うと居ても立っても居られない性格なので考えてみました。
今回は検証哲学。言うまでもなくミサキとんでも哲学です。
誰もが華のある人生を送りましょう。
早速、自分のそして貴方の華を開花させます。
=====================
ミサキ流検証前置き
=====================
華のある人と一言で言ってもそれは測りきれないくらいたくさんのパターンがあります。
華とは「見方」によって大きく変わっていると予想します。
今回は極めて単純なパターンで検証します。
=====================
見方1
=====================
これはとても分かりやすいパターンです。
TVスターやアイドルグループを想像すると分かりやすいです。
「いつものアイツら」を外から見ると彼だけが輝いています。
これが言うとこの「華」です。
=====================
見方2
=====================
「いつものアイツら」の中に少々入ってみましょう。
いつものアイツらの中では見方1とは違う人に華があるようです。
これは飲み会や仲間が集まる催しもので「アイツがいるとなんか楽しい(良い)よね」みたいな華です。
仲間の中では「アイツには、かなわねーなー」みたいな華の持ち主でしょう。
チームやグループ、会社などで例えるなら前面に出る人と内面にいる人と言った感じでしょうか。内面にいる華ある人は前面に出る必要が無いので出ないだけのシンプルな話です。
=====================
見方3
=====================
少々複雑になります。
一般的には何度かその楽しさを共有するといつの間にか仲間になってたりします。
「外から見てるコイツら」の何人かが「外から見てるだけじゃ無くなったコイツら」になりました。仲間になってみると見方1で華のある奴と思っていた人が、実は周りの力によってその華が鮮やかだったことに気が付いたりします。
この時、初めて三者三様の華があると知るのかも知れません。
例えるなら人気ロックシンガーを支えている人たち、音響や照明、演出家、会場整備などのスタッフの中に必ず中心になる人がいるような感じです。人気ロックシンガーのスタッフは商売なので人気ロックシンガーに華を持たすのは当たり前ですが、華のある人が華のある人を作り出していると言っても良いでしょう。
=====================
ダメパターン1
=====================
ダメパターンもあります。
華のある彼はどんな理由を持ってしても一番華があるのです。
見方2で示したもう一人の彼が「俺の方が華があるぜ!」と外に向けてアピールしても
なんの意味もありません。むしろみっともない様相になります。
例えばMotoGPライダーのロッシを差し置いてピットのエンジニアが「ロッシより俺の方がすげえぞ!」と言っても誰も見向きしません。
飛び級みたいなことは通用しないのが「華」です。段階を一段一段確実に踏み登った人が圧倒的な華を持つのでしょう。踏み登った人を利用しての華ゲットは出来ないようです。
これは誰もが気を付けなければいけないことですが、華の押し売りはわりと嫌われます。
=====================
ダメパターン2
=====================
外に向けてのアピールがダメなら内に向けてのアピール!
こうなると、もはや手遅れです。
華とはそう言うことでは無いことに気が付かない最も醜いパターンです。
外で見ているコイツらもいつの間にか仲間になり華さえももぎ取られてしまいます。
コイツがいれば楽しい!から大きく脱線してしまっては台無しです。
例えるなら名俳優が脇役になっても名演技をするのが当たり前ですが、主役を引き立ててこその名脇役(名俳優)であることを忘れたかの様相です。脇役には脇役の華があるのです。
=====================
まとめ
=====================
今回は人の持つ「華」にフォーカスしてみました。
結論を言いますと、その人の持った華はその人の居るべき場所で鮮やかに花開くと言うことです。その詳細は一段一段踏み登ってこその代物です。
ちなみに自分ミサキ本人は自分にどんな華があるのか知りませんが、
自覚しているのは大スターのような華は無いでしょうし、誰もが振り向く華も無さそうです。
あまり自分から人を誘う性格でも無いので、友人知人に誘ってもらえるうちが華だとも感じています。
しかし!しかし!
ミサキくらいの実力になると、その華が鮮やかすぎて見るのを恐れさせているかも知れません。光が眩しすぎて直視できないのと同じでしょうね。、、、、、、すみません、調子に乗りました。ごめんなさい。
それと、よく聞く言葉に「ナンバー1よりオンリー1」と言いますが、そもそもそんなものにこだわる方がダサく薄寒いと思ってます。
必ず誰かがその個人の何かを感じ、そしてその個人の華を見つけてくれます。
上手に咲かせるのは自分自身の実力です。枯れさせてしますのも自分の未熟です。
貴方でもミサキでも誰であっても、その華を枯らすことなく最後まで鮮やかに咲かせ続けましょうね!