交通ルール再チェック

先日誕生日を迎えるにあたって免許の更新に行ってきました。
あまり声を大にして言うことでも何のですが区分は「違反」です。
3850円支払って2時間の講習を受講しました。

多くの人が思うのはこの2時間講習を「ダリィぃ、、、、」と思うことでしょう。
実際にダルい講習なのですがせっかく2時間拘束され3850円を支払ったので自分は違反者だと自覚して真面目に受講しました。

結論は「だるかった」です。
真面目に受けてもダルいのですから本質はダルい講習なのでしょう。

しかし!しかし!
このブログで今後気をつけるべき交通ルールの再検証をしてみたいと思います。

早速、優良免許目指してがんばりましょう。
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横断歩道または自転車横断歩道帯あり
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これは多くの運転者が見逃しそうになる指示表示です。
道路に書いてある菱形のあれです。
横断歩道などの手前に書いてある指示標識です。
それがどうした?と言う方は要注意。

この先に横断歩道があり歩行者または自転車が横断しそうになっている場合は歩行者優先です。運転者の立場から見ると優先すべき交通ルールに違反したことになります。
減点2点、罰金9000円(普通自動車)です。

歩行者を優先しなかったかどうかは警察官の判断に委ねられます。
そして「歩行者がいたのに気が付かなかった」は通用しません。そんな幼稚な言い訳をすると運転免許を持つことがOKかどうかの適正を疑われるでしょう。
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はみ出し禁止と追い越し禁止
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間違えやすいのが「追い越し禁止」の標識。
この2つの違いがお分かりでしょうか?
左は前を走る車両を追い越しては行けません。右は車線からはみ出して追い越してはいけません。と言う違いです。
左の標識は分かりやすい答えですが右は頭をひねりますよね。
車線からはみ出しての追い越しは禁止です。言い換えれば車線からはみ出さなければ追い越してOKです。
しかしこの場合、道路に書かれている標示を無視してはいけません。

黄色い線なのか白い破線なのか?一般道ではこれらも注意しましょう。

高速道路などの有料道路ではほとんどが白い破線ですが、一般道路とは認識が違います。
高速道路は、ほとんどの場合、左側が走行車線、右側が追越車線です。
道交法の中では右側は追い越すために用意された車線なので通常走行は左側車線です。
実際は右側を通常走行していて警察に止められることはありませんが、できるだけ左側を通行するようにしましょう。そして問題は追い越しをする車両です。
実際は左車線を通行して右車線の車を追い越しても違反にはなりませんが、右へ左へまた右へそして左へと追い越しを繰り返す場合、警察がいれば注意される可能性はあります。
速度超過の場合、言うまでもなく減点と罰金です。
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白い破線と通称エスコートライン
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数年前から登場した通称エスコートラインに要注意です。
正式名称は区画線(くかくせん)と言うのですが、これが結構な強敵です。
この通称エスコートラインは車線の幅を運転者に認識させるための安全対策です。
主にトンネル手前や幹線道路のカーブ、見晴らしのいい道路などに設けられていますが、
個人的には道路幅を認識できない人は運転してはいけないと思ってます。
しかし文句を言っていても始まらないので道路幅を認識できる運転者は注意しましょう。
間違いが起こりそうなことを簡単に書くとこんな感じです。
左は言うまでもなく車線変更OKの道路です。
真ん中はどうでしょうか?これももちろん車線変更OKの道路です。
右は言うまでもなく車線変更不可の道路です。
図に書くとなんてことのない問題ですが実際に走っていると右の違反行為をやらかす人が多いのです。通称エスコートラインを車線変更OKのラインだと誤認する人が増えてます。

安全対策で設けたラインが誤認を生む形になっていますので注意しましょう。
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前方優先道路標示
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どんな標示か分かった方はこの標示のある道路を使っている方でしょう。
道路に書いてある三角形が前方優先道路標示です。
左の道路の場合は一時停止線があるので万が一にも前方優先道路標示を見落としても事故になる可能性は低く感じますが、
右の道路の場合、見落とすと致命的です。
今まで二車線道路を走っていた運転者の心理からすればこちらが優先道路だと感じる場合があります。
この道路標示のある道路ではほとんど一時停止標識または優先道路標識がありますが、一時停止標識や優先道路標識がない場合でも優先道路を通行する車バイク歩行者の妨げになってはいけません。
これに違反すると減点2点罰金7000円(普通自動車)に当てはまります。
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ここまでのまとめ
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以上が車やバイクに乗る方が今後注意をしておいて方がいい標識と標示です。
罰金や減点を免れるために注意する方がほとんどでしょうが、その真意は安全運転のためだと再認識すれば全体的に良しとなる結果かと思います。
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おまけ「自転車」
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個人的にも思うのですが自転車ほど怖い乗り物はありません。
歩道でも車道でもどちらを走っても良いのですが、歩道を走る場合は歩道の道交法を、車道を走る場合は車道の道交法に準じて走るべきだと思います。
最近よく見かけるこの道路標示。
これは自転車専用車道ではありません。
自転車ナビマークまたはナビラインと呼ばれ自転車を運転する方への進行方向を示す目的と車やバイクの運転者に自転車を認識させるためだけのものです。
自転車専用レーンでは無いのです。
このナビマークまたはナビラインがある場合、進行方向を逆走すると違反になります。

この標識がある場合に限って自転車専用車道です。
それ以外の車道(歩道を含む)に自転車専用車道はありませんので注意して運転しましょう。

特に車道を走っている場合、
信号無視は違反です。前方の車が左折右折をウインカーで出している時は前方の車が優先です。今のところは自転車は弱者として保護されていますが今後は万が一の事故の場合過失割合が裁判の争点になることは簡単に予想できます。
過失割合を勘違いしていると大きな損失になるので車道歩道どちらを通行する場合でも事故に合わない努力が必要です。
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まとめ
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今回は違反者講習の内容にも触れようかと思いましたが、長くなったので次回のタイミングで書いてみます。
その部分をざっくり言うと2時間3850円を「無駄な話よりタメになる話にしてほしい」と思いました。

どちらにしろ交通安全は道路を使うすべての人の自助努力が必要です。
警察や国交相などは取り締まるだけで安全の保証をする機関ではないことを認識するべきでしょう。

自分もまだまだ道路を使うので万が一の事故を避けたいと思います。