[正月特番]楽しみたいならそれを上手くなること
七草までの「正月特番」です。
珍しい話、このブログでお馴染みの話、などなど正月っぽく投稿していきます。
さて、今回第1回は、今までの経験を生かし一年をより良くしていきましょう。
よくある話で「その趣味が楽しくない」とか「仕事が楽しくない」と感じてしまう方がいます。はっきり言ってその気持ちが本心なら状況は違えど不幸です。
自分も人間なので「楽しくねーな、辞めちゃおうかな、、、」と思ったことは何度もありますがわりと少ない方だと思います。振り返っても楽しくなくて辞めたのはいくつかの仕事だけで趣味に至っては楽しくないなんて感じたことが思い出せません。1つ目の趣味よりも次の趣味の熱量が勝って1つ目の趣味をやめる感じですね。
そんな自分を持ち上げる訳ではありませんが、
趣味でも仕事でも楽しさを持って過ごすコツみたいなのを書いてみます。
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結論
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結論を先に書くと「それを上手くなること」です。
上手くなる前に必要なのは上手くなりたいと思うこと、上手くなる努力をすること、それらが無いと何をやっても楽しくないです。
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仕事
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例えば仕事。個人にとっての仕事の良し悪しはバランスが必要です。
ほとんどの仕事には何かの楽しさがあります。
・給料
・お客さんの納得
・自分の成果
・会社への貢献
・その仕事の本質
この5つが大きくは当てはまると思います。優先順位が必要です。
個人的に思うのは、
お客さんの納得→自分の成果→給料→その仕事の本質→会社への貢献、
この順番が仕事を楽しくする順番だと思ってます。特に給料は会社からの支出と自分の労働時間や技術などが大きく関わるのでバランス良く考えることが必要です。どちらにしてもお客さんが納得してもらわなければ会社に入金はありませんし給料ももらえません。会社への貢献を最優先してしまうと結果的に歪になる場合が多いので基本的には自分優先です。そして最も大切なのがその仕事の本質です。その仕事は何のために存在するのか?を考えるようになったら仕事は楽しくなるはずです。
仕事を楽しくするコツは順番を守りながらバランス良くやることです。
しかし嫌な仕事を続けるのは人生において最も不幸です。辞めることも時には必要な決断です。
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バイク
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バイクの楽しさは言うまでも無いのですが、いつでも上手くなりたいと思ってます。
上手くなるコツがあるとしたら、
・上手い人と一緒に走る
・上手い人の話を聞く
・走行時間を少しでも長く持つ
・理屈をちゃんと理解していつでもその練習をする
この4つは必須だと思います。
バイクだけなのかどうなのか分かりませんが、怒りや悔しさみたいなので上手くなりたいと思う気持ちはゼロです。
どうやればアイツよりも速く走れるのか?と言う問いかけはいつの時でもありますが、それは相手に対する悔しさや怒りなどの気持ちではなく自分に打ち勝つような感じです。
自分より上手い人と出会った時に、あきらめるか?努力するか?がある意味では楽しさの分岐点かも知れません。
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ハンドメイドルアー
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ハンドメイドルアーの制作行程などは動画で情報を得ています。
方法論などはとても勉強になりますが、制作においての技術論などはバイクとは逆に怒りや悔しさみたいな感情を持つこともあります。
「同じことをやって作っているのになんでコイツは出来て俺には出来ないんだ?」と言った感情です。これを怒りや悔しさと言うかは分かりませんが、あえて言うなら「俺にも出来るはずだ!」と言う前向きな怒りや悔しさです。
ハンドメイドルアーも今のところは自分のためだけに作っているので誰かと競うことも無いのですが、自分の思い描くルアーが偶然出来るのではなく狙って出来上がることをいつでも目指しています。
目指すことが「楽しさ」のコツかも知れません。
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釣り
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自分で言うのもなんなんですが釣りはもう既に上手いんで「それを上手くなること」をクリアしています。
釣りを上手くなりたいのであれば、
・年間のキャスト数
・正確なキャスティング
・水の色や動きの把握
・待つ時間の長さ
この4つが自身でできる努力だと思います。
大自然と対峙してフィールドに生命感を感じるその一点だけを狙う感覚が必要です。
釣るだけならどうやっても釣れる自分ですが、
今は「この仕掛けでこの魚を釣る」とか「このルアーでこの魚を釣る」と言った条件を付けての釣りを探究しています。
もし釣りの楽しさの感覚を手に入れるのであれば「餌釣り」を初めにやりましょう。
大自然と対峙する感覚を持つことが釣りの「楽しさ」のコツかも知れません。
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日々の暮らし
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今となっては日々の暮らしもわりと楽しんでます。
日々の暮らしをエキサイティングなものだと勘違いしてしまうと退屈になります。
日々の暮らしは退屈なものだと確信しているのでその退屈を楽しむことにしています。
エキサイティングな暮らしを望むなら自らが日々の暮らしから飛び出さなければ手に入りません。楽しさは向こうからはやってこないのです。こちらから行くしかありません。
自分に感覚をこの世の正義にしないことが「楽しさ」を見つけるコツでしょう。
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それを好きになること
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仕事でも趣味でもそれを好きになることが大切です。
好きで好きで仕方がない時、周りが見えなくなります、友達の声が魂まで届きません、自分の好きを1mmだって疑う能力を無くします、、、、、、スタートとしては正しいような気がします。
残念ながら人の「好き」も時間が経てば「普通」になります。これも当たり前です。
その普通になった時に自分を省みて修正する部分があるなら修正し優れている部分があるならそれを深く学び出せば自分の好きがさらに楽しくなります。はっきし言って「好き」を見つけたらやることてんこ盛りです。
たまにいますが、「私、好きになりすぎると嫌いになった時が怖いの」や「俺って好きになると熱中しちゃって他のことが手付かずになるから」と未来を心配する方がいますが、ハッキリ言って要らぬ心配です。嫌いになった時に考えましょう、他のことが手付かずになった時に考えましょう。
未来をネガティブに考えすぎるよりも今をワクワクしましょう。
想像力をポジティブに使った方が「楽しさ」を掴みとるコツでしょう。
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まとめ
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私ミサキに片寄った考察でしたが、全体的に楽しさみたいなものはこんな感じでした。
・バランス良く考える
・あきらめない
・目指す
・自分の感覚だけを正義にしない
・想像力をポジティブに使う
そしてそれらを総称すると
「楽しみたいならそれを上手くなること」です。
上手くなるには「上手くなりたい」と思わなければ生まれ持った悪魔的才能がない限り絶対に上手くなりません。上手くなりたい!と思ったら「楽しさ」の半分くらいは勝ち取ったようなものです。
この人生を端から端まで楽しみましょう!