[バイク] 2022年式 XSR700

2022年式XSR900の発表に続き、少し前に2022年式XSR700の発表になりました。
まだ両車とも発売ではないのですが時間の問題でしょう。

そしてミラノでのEICMAモータショーでは、新型のバイクが続々と出品されました。
EICMAミラノショーは世界最大級のバイク見本市です。
中でも目を引いたのはCBR1000RR-RとSUZUKI GSX-S-Katanaでした。
bimotaのKB4もなんとも気になるバイクでした。

そして日本ではコロナ緩和の様子を伺いながらではありますが、
3年ぶりに2022東京モーターサイクルショーが2022年3月25日から3日間開催予定になっています。
おそらく、、、、おそらくですが、新年度の発売に合わせて続々と「あのマシン」が登場することでしょう。
今回の投稿の主人公2022年式XSR700はEURO5適合と日本においての排ガス規制をクリアしているので2022年に国内発売が期待されます。

早速 新型XSR700を見てみましょう。
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マイナーチェンジ
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900のフルモデルチェンジに対し、新型XSR700はマイナーチェンジです。
スタイルの大きな変更はありません。
書くよりも見た方が早いのでこちら2022年モデルXSR700。
以前のモデルと同様にRZをかなり意識したカラーリングです。

EUでは2色展開。
ヒステッリックホワイト。
ヒステリックブラック。

実際のカラーがヒステリックかどうかは分かりませんがヒステリックらしいです。
どちらもRZを思わせるカラーリングでネオクラシックのカテゴリーに相応しいデザインです。

こうなってくると、2021年のXSR700と比べたくなります。
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2021 vs 2022
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ぱっと見は変わらない感じに見えますが外観だけでもだいぶ変更が加えられています。

まず目を引くのはヘッドライト。
コンパクトにまとめられ薄くなりました。大きさももしかしたら小さいかも知れません。
そのデザインのおかげで横からのフォルムがアグレッシブに見えます。

少々写真では見にくいですがウインカーも前から横に移動して近未来を感じさせる位置に来ました。

ライト関係はナンバー灯以外はLEDの仕様になり明るさ長持ちと言った嬉しい仕様です。

メーターパネルの位置も前側に移動しました。
メーターを見続けて走る人なんていないので目の移動や首の動作が小さくて済むような気がします。

実車が無いので想像の域を出ませんが、タンクも2021年モデルよりもやや寝かせ気味に付いているような、、、タンクエンドのデザインが太いからそう見えるのか、、、、どちらにしろ2021年モデルよりも全体がシュッと引き締まった感じに見えます。
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比較
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縦線 / 
ライト / 目で見て分かるほどにコンパクトになりました。
タンクエンド / ほぼ同じ。
リアセンター / 写真の角度などに影響されているかも知れませんが2022年の方が中心によってますがホイールベースは同じなので実車の詳細を待ちたいと思います。
シートエンド / シートエンドもほんの少しだけ2022年の方が短く見えます。これも実車の詳細を待ちたいところです。

横線 / 
タンク高さ / 大きくなったのか?キャスター角が影響しているのか?やや大きく見えます。
ライト / 2022年モデルの方が明らかにアグレッシブに感じます。
エンジン位置 / 同じですね。
ステップ / 同じです。

そして気になるのがキャスター角。
2021年は25°、2022年は24.3°に変更されました。
わずか0.8°の差ですがこれが大きな意味を持つような気がします。
2022年の方がトリッキーな動きにも対応しやすいかも知れません。
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スペック比較
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今回は変更になった部分だけを載せました。
全長全幅全高シート高ホイールベースなどは今分かっている詳細では同じです。
エンジン型式もDOHC水冷2気筒4ストロークで同じです。
見ての通りなのですが、こうなってくるとYZF-R7と比べたくなりますがそれはまたの機会に。

キャスター角が立ち気味になりフロントディスクが大きくなり、、、、、
これは、、、新型XSR900の売れ行きでもしかしたらXSR700のフルモデルチェンジもありそうな気配がします。
ネオクラシックのイメージはそのままに全体のイメージチェンジを測っているような感じ。

そのブランドポリシーチェンジの気配はこんなところにも感じます。
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公式写真タイヤ
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2016年のXSR700新登場から2021年までピレリファントムスポーツコンプを履いての公式写真でした。
2022年にはミシュランロード5を履いています。
両タイヤを極めて簡単に分かりやすく言いますがどちらのタイヤも中の上と言ったタイヤです。
スポーツタイヤでも街乗りでも使えるし、もしもの雨の時でもグリップする万人受けの性能を持つタイヤです。特に雨の日は水はけに優れているので晴天の時でもグリップを感じることができます。なんと言うか「高性能スポーツタイヤはイマイチ不安、ツーリングが目的性能のタイヤは今ひとつ迫力に欠ける」と思う方が選ぶのにちょうどいいタイヤです。

しかしその見た目のイメージは全く違います。
2021年までの見た目のイメージは街乗りかオフ仕様、この2つに絞られていることでしょう。
気の利いた人はカフェにするかも知れませんが現時点ではのカフェは稀です。
それが2022年の見た目のイメージチェンジに伴い、オフ仕様が少々薄くなったような気がします。見た目にオンロードを意識したトレッドパターン(タイヤの溝)では無いでしょうか。
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まとめ
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以上が2022年モデルXSR700の大まかな仕様報告でした。
実車が待ち遠しいところではありますが、
デザイン的な(?)ものか性能(?)か、
今回の大きな変更点、ヘッドライト、キャスター角、トレッドパターンの違うタイヤ、
これは、、、、出すね、、、きっと出るだろーね、、、、、、
新型XSR900の売れ行きやユーロ5からユーロ6への変更時期を考えると、
出すね、、、出るね、きっと、、、、2023年フルモデルチェンジXSR700!

、、、なんて言う気配を感じながらワクワクしています。

良い期待はどんどん持ちますが現時点では2022年モデルXSR700の発表!となっただけなので、先走る気持ちを抑えて国内発売日程を待ちたいと思います。