[バイク]派生比較 MT700
前回の新型XSR700発表の投稿ついでに派生比較をやってみます。
この手の比較はこのブログでしか味わえないでしょう。
この手のざっくり比較は、私ミサキに任せな!
今回は差別化できるかどうかは微妙ではありますが頑張ってみます。
そのバイクはどうなのか?と言うことにスポットしてみたいと思います。
今回の主人公は、MT-07、XSR700(2022年)、YZF-R7。全部同じエンジン搭載車です。
比較しながら私ミサキが思うことを書いてみます。
YAMAHA愛が止まらないので、早速、派生比較で楽しみましょう。
===============
そもそもYAMAHA MTシリーズとは?
===============
MTと言えばYamaha MT09から始まった新しいブランドです。
一般的には「MTエンジン」で共通認識できるバイクなのですがMT-09の場合ではエンジン単体は「CP3エンジン」(クロスプレーン3気筒エンジン)と言います。
しかし「MTエンジン」で共通認識なのでMTエンジンの方がしっくりきます。
そのMTエンジン(CP)ですが、大まかにざっくり言いますと、
軽量化に成功しエンジンの角度を変えることによってスムーズな操作性を実現し且つ刺激的であり快適で優れたトルクを引き出すことに成功したエンジンです。
それがMTシリーズに搭載されています。、、、が、MTシリーズだけにに留まらなかったほどの優れたエンジンなのです。
===============
主人公のイメージ
===============
今回の主人公3台はそれぞれメーカーからのそのイメージが読み取れます。
まずはMT-07。このブログでは初登場のMTシリーズ。
顔つきが悪です。近未来の悪が乗るバイクです。
YAMAHA UKやYAMAHA USAのページでは背景に「闇」って書いてあります。
おそらく街を疾走する少々悪ぶった輩が乗り回すようなイメージだと思います。
個人的には悪を連想させるようなものはあまり好きでは無いのでMTシリーズは少々目を背けてしまいます。しかしバイクそのものは乗りやすそうですし快適な走りが予見できます。
そして先日発表になりEUとアメリカでは発売になったXSR700。
こちらは打って変わってとてもPOPなイメージです。RZをモチーフにカラーリングされています。POPなイメージとは裏腹に積んでいるエンジンがMTなのでその走りは刺激的でしょう。
大切なのは見た目に惑わされることのないようにする目利きです。MT-07の派生モデルと言うのを忘れないようにしましょう。
そしてそして国内発売が待ち遠しいYZF-R7です。
見たままですがサーキットのような走行をイメージしています。こちらもMT-07のエンジンを積んでいるのですが、その判断は個人の見解に大きく左右されるかも知れません。
R7のカラーリングにはYZFシリーズでお馴染みのブルーとR6でお馴染みの黒があり、そして60thアニバーサリーカラーのストロボカラー(写真)も限定発売しています。
60thカラーの国内発売も確実と言われているので、もし私ミサキが買うとしたら60thアニバーサリーカラーを選ぶと想像して今回はそれにしました。
「毎日乗れるスポーツバイク」と何をコピペして言っているのかは知りませんがR7をそんな風に考えて購入したらだいぶ勿体無いです。
新型SSバイクの動画などでメーターが60hkm/h回転数4000rpmで「おおおおお!なに!この加速!死ぬーーーーー!」くらいなら125ccの方が迫力満点に感じてずっと楽しいです。
SSバイクだろうが125ccだろうが毎日乗ろうと思えば乗れますが、艶かしいコピペフレーズにうっとりして購入するとけっこう良い確率で深い後悔は付きまとうでしょう。
===============
比較
===============
今回はこのブログでお馴染みの縦線横線比較は無しです。
アウトライン比較、エンジン周り、スペック表の3つで行きます。
まずはアウトライン比較。
MT-07とXSR700が似て比なるものと言えるでしょう。
基本的にハンドルは高くそして身体に近い方が安心感のある運転が心掛けれます。
その点ではXSR700の方が安心感があり、その逆にMT-07の方がより刺激的に操作できるでしょう。
エンジン周りです。
これはけっこう驚きましたが、それぞれ違いがだいぶあります。
エンジンは同じなのですが、ステップ位置の違いやそれに伴うブレーキレバーの位置、そしてフレーム剛性強化のデザインなどなど、デザインにも違いが見受けられます。
ステップは明らかにR7はバックステップ気味の位置にあります。これは選ぶ時の大きなポイントになる部分でしょう。
想像通りと言えば想像通りですが、R7のホイールベースがやはり短くキャスター角が立っています。その次に短く立っているのがXSR700だったのは驚きました。
イメージの域を出ませんが、MT-07をスタート基準にして、MT-07→XSR700→YZF-R7と乗り味の変化を少しづつ移行しているような気がします。
言うなら、MT-07は街を疾走する快適なバイク、
MT-07よりもXSR700の方が柔軟にさらにトリッキーな走行、
XSR700よりもR7の方がさらにストレス無く瞬走するが、ライダーの安心感はMT-07よりも劣る、たっぷりと安心感を持ち街を疾走するならMT-07、、、、、と、ぐるっと一周するようなそんな乗り味の移行に感じます。
===============
装備比較 / ヘッドライト / メーターパネル
===============
ヘッドライトの比較です。
どれもLED仕様になっています。明るさ長持ちで嬉しい部分ですね。
形などは好みの問題になりますが、XSR700、MT-07は言うことなく完成されたデザインのヘッドライトですが、問題はR7よ、、、ど真ん中のライトをどう判断するかは人それぞれに委ねられるでしょう。
個人的には丸型じゃなくて長四角と言うか平べったいライトの方が、、、、、これは明るさの問題も出てきますし、MT-07の派生モデルと言うメッセージにもつながるので、好き嫌いは個人の判断ですね。
メーターパネルです。3台ともフル液晶デジタル表示です。
見易さではどれも見易いパネルで嬉しいですね。
特にXSR700は前モデルよりも前方位置に付いているのでかなり見易くなったと思います。
気になるのはMT-07のメーターパネルです。
MT-07とR7はとても似ています。回転数表示に目をやり易いのはやはりMTシリーズの持つ「優れたトルク」を感じて欲しい表れのような気がします。
レッドゾーン近くまでブン回してみたいとワクワクしますね。
===============
まとめ
===============
今回はかなり大まかな比較ですが同じDOHC2気筒4ストローク4バルブの700ccのエンジンを搭載した違うバイクの比較でした。
言うまでもなくどれも快適を通り越すほどの速さの持ち主です。取扱い注意ですね。
もし購入を考えている方がいるのであれば、
いつもと同じですが、「バイクに左右されずにご自分の乗り方(走り方)を大切にして選ぶ」のが最も良い買い物だと思います。
今回のMTシリーズのMTは「マスター オブ トルク」の略称だと公式発表がありますが、
本当はミサキトモユキの頭文字のMとTです、、、、、すみません、嘘です。調子に乗りました。ごめんなさい。
と言うことで私ミサキがMT700エンジン搭載のバイクを買うかどうかは今のところ不明ですが、700に跨ったミサキをどこかで見かけたら優しく遊んでやってくださいね。
個人的なことですが明日から手術入院します。2泊で退院予定なので余裕の手術です。
病院での面白エピソードがあればまたこのブログで書いてみますね。