[バイク] 2022年2月14日と言えば

本日2月14日と言えば、、、、、ヴァレンタインデー、、、それはそれで愛をゲットしてくれ!
そうじゃなくて2022年2月14日と言えば!

YZF-R7の発売日です!
スタンダートカラーの発売日が本日2月14日です。
待ち焦がれたR7が街に走り出す日です。
コロナの影響などで実際はどうなのでしょうか?
気になるところではありますが、順調に販売されていると願いながら今日は書いています。

おそらくYZF-R7の現車のインプレが続々とアップされていると思いいますが、
私ミサキのインプレはまた後日にじっくりやりたいと思ってます。

今回はYZF-R7の抑えておくべき点を書いてみます。
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MT-07と似て非なるもの
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MT-07を乗った感想ですが、ストリートファイター系バイクの凄さを感じました。
運転しやすい!
しかしその反面、最先端技術によって軽量化されたボディはある意味では軽すぎて怖さも感じました。
この感覚が基本であるとは思いますが、実際はスポーツバイク(レーサーレプリカ)なので全く違う感想を持つ可能性があります。
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TZR?
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一部のインプレでTZRのような操作性と迫力があると言われていますが、比べてみましょう。
・TZR / YZF-R7でいきます
・全長 / 1960 / 2070
・シート高 / 780 / 835
・ホールベース / 1340 / 1395
・装備重量 / 151 / 188
・排気量 / 249 / 688
・最高出力(PS) / 40 / 73
・最大トルク(N.m) / 35.3 / 67
と、言うのが大まかな気になるところですが、TZRは2ストなので一般論として出力とトルクは倍近いと考えて良いでしょう。書き直してみると、、、、
最高出力(PS) / 80 / 73
最大トルク(N.m) / 70.6 / 67
となります。
TZRとR7が共に2気筒ですが配列がV型(TZR)と並列(R7)の違いがあります。
これらを考え極めて簡単に言うと、、、、
TZRの方がよりトリッキーな操作が可能だと考えられます。R7はTZRよりもホイールベースが長く重量も重いので「TZRのように!」とはいかないと予想します。

TZRと似ていると感じるのはおそらくですが、加速域などのパワー感が「TZRのようだ」と思わせるのかも知れません。
ギア比はドンピシャではありませんがとても似ています。分かりやすいようにR6とR1も並べてみます。
TZR / 1速.2.691/2速.1.937/3速.1.523/4速.1.263/5速.1.136/6速.1.042
R7 / 1速.2.845/2速.2.125/3速.1.631/4速1.299/5速.1.090/6速.0.963
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R1 / 1速.2.599/2速.2.176/3速.1.842/4速.1.577/5速.1.379/6速.1.250
R6 / 1速.2.582/2速.2.000/3速.1.667/4速.1.444/5速.1.266/6速.1.149
と言う数字なのですが、
初速(1速)の段階でR1とR6はより早くタイヤが回転します。しかし初速以外のギアでも高回転が必要だと言えます。一方、TZRとR7では初速ではR1とR6と比べると多くの回転数が必要となります。しかし一方で走り出してしまえば高回転無く加速していくことが分かります。

ギア比を簡単に言うとタイヤを1回転させるのにトランスミッションは何回転必要なのか?と言う意味です。例えばTZRは1速の段階でタイヤを1回転させるのにトランスミッションは2.691の回転が必要と言うことです。

これらを考えるとその走り方はTZRと似ていると思うのかも知れません。
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ターゲット
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R7はそもそもアメリカでのライダーの流行を意識したバイクです。
アメリカで2気筒のバイクを色々とカスタムしてサーキットで遊ぶと言うのが流行っているようです。それに合わせEuro5またはEuro6の基準を満たすバイクとして開発されました。
これらを考えると通勤通学くらいで乗るのを悪いとは言いませんが持て余す性能だと言えます。かと言ってストリートでその性能を存分に発揮すると警察のお世話になる可能性も高いでしょう。
もし「ターゲットは?」と聞かれたら、個人的な意見ではありますが、「サーキット走行または峠や舗装林道などを走るライダー」と言うかも知れません。

日本では「スポーツツーリング」または「スポーツバイク」と言う柔らかな表現で街乗りライダーにも愛されそうなキャッチですが、
その実力はもしかしたらR6を上回る可能性さえあります。
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まとめ
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今回はYZF-R7発売記念を称してR7の復習をしてみました。
実際は街乗りでもノンストレスで乗れる「良いバイク」となることが簡単に予想できます。
スピードを求めたい!と思う初心者でもエントリーモデルとしても活躍できるでしょうし、バイクを乗りこなしているライダーにとってもハイエンドモデルとしての活躍も期待できます。

R6に続く完成されたバイクがR7ではないでしょうか。