[2022年お金の話]第9話 貯金を始める

第1話から第8話までを確実に歩んできたのなら1円以上の余裕が出来ているはずです。
もし今上手に歩んでいない場合は第1話から何度でもやり直しましょう。
必ず上手に歩み出せるのでその時に第9話「貯金を始める」に立ち戻ってください。

第9話は貯金への第一歩です。
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貯金金額
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第6話と第7話で節約が出来ているのなら単純な計算で70,799円以上の余裕があるはずです。
物語の主人公(仮名)ミサキトモユキんの70,799円ですが、物語にそぐわない場合でも収入の70%で生活するように心がければ少しの余裕が出来るはずです。

物語通りに進んでいても現実的には5万円くらいは余裕が出来るように頑張りましょう。
その5万円(余裕分)を貯金に回します。
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30%は引き出し自由に
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余裕の出来た金額が5万円だとしたら30%は15,000円はピンチの時にいつでも引き出し自由の金額と決めておけば気持ちにも少しだけ余裕ができます。
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貯金の意味
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そもそも貯金とはピンチの時の役に立つ代物です。しかし現実世界では万円単位なんてあっという間に無くなります。そこはなんとか節約で切り抜けるしか無いのですが15,000円あれば食費の単純計算で1日2,000円だとしたら7.5日逃げ切れます。
次の給料まで7.5日の余裕があると思えば、これを繰り返し1年以上経てばもっと貯金は順調になるはずです。
5万円のうちの3,5000円は絶対に使わない!と決めていても「どうしても」と言う場面もあるでしょう。その時であってもギリギリの金額で次の給料日まで逃げ切ることです。
その繰り返しが1年以上の時間が経った時、成果は今の現状を嘘のようにしてくれるはずです。
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貯金を楽しむ
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出来たら貯金専用口座を作りましょう。

スタートは35,000円(50,000円)ですがこの金額が増えたり減ったりします。
減ったからと言っても特に問題はありません。
そもそも給料(入金)は25万円と定額なのがこの物語の設定です。入金が増えるなら話も変わってきますが定額なので節約をした成果だと思い貯金の増減を楽しみながら進むことが大切です。
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まとめ
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貯金はなかなか出来ない代物ですが貯金の価値は数字だけのものではありません。
口座を開かなくても封筒1枚あれば貯金用封筒にして箪笥(たんす)貯金にしましょう。
これを毎月続けます。

結果的に月に1円以上が貯金出来れば上出来です。

第10話へ続く。