[バイク]信じて走れ!

バイクの話です。
このバイクへの熱が冷めない感じ、、、、なんて幸せな人生でしょうか。

さて今回は、自分で選んだバイクを信じているか?信じるとは?バイクを信じるのか、自分を信じるのか?と言うような禅のような問答をしてみましょう。
簡単に言うと「自分で選んだバイクを信じなきゃ楽しく走れない」と言う内容です。
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ミサキとマルケス
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少々極端な比較ですが、私ミサキとマルケスがそこにいるとします。
同じバイクに乗ってみましょう。
100%マルケスが速く上手いのは言うまでもありません。

では、私ミサキがマルケスと寸分変わんらない操作をしたら、、、、、
マルケスと同じ速さで走れます。
この理屈、分かるでしょうか?

私ミサキがマルケスと寸分変わらない動きが出来ないから遅いのです。
さて、自分の実力不足と言うこともありますが、その前にマルケスと同じ動きが出来るバイクだと信じているでしょうか?
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時速40km/hでしか曲がれないカーブ
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時速40kmでしか曲がれないRの深いカーブがあります。
そのカーブを誰よりも速く曲がりたいのであれば、そのカーブでの最高速は時速40km/hです。

マルケスは最高速で曲がりました。
ミサキも曲がりましたがマルケスとの差は広がりました。
後方から来た1台は転けました。

ミサキの速度は40km/hを下回っていたのが予想されます。
後方から来た1台は40km/hを大きくオーバーしていたのが予想されます。

さて、実力不足の差はありますが、40km/hで曲がれるカーブを曲がれないのは40km/hで曲がれると信じていなかったのではないでしょうか?
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セルフステア
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セルフステアとはバイクが勝手に曲がる状態のことを言います。
ハンドルを切る(またはバンクさせる)と同時にアクセルをパーシャルすると円を描くようにバイクは走ります。これを8の字でやるのがバイクを楽しむ全ての基本です。

販売車両には最低回転半径と言うのがあります。
例えばYZF-R7は3.4mが最小回転半径です。
両側通行一車線の道路の場合、一車線の幅は最低でも3.25mあり路肩がある場合は4.15mある計算になります。

センターラインから歩道方向に向かってUターンします。
マルケスは路肩に前輪がはみ出した程度でUターンしました。
ミサキは路肩を越え歩道まで乗り上げてUターンしました。

さて、実力の差はありますが、バイクの最小回転半径の実力を信じていますか?
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グリップ力
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タイヤのグリップ力はバイクにとって大切な問題です。
高性能なタイヤはグリップ面積とその性能が高く、滑り面積の幅とその滑りの性能が低くなっています。
このグリップ力を実感出来るポイントの多くはカーブとブレーキのポイントです。

高速道路のジャンクションでの高速カーブを走ります。
時速100km/hで測道を登っていますが下りは急勾配のようです。
マルケスはブレーキを軽くかけ速度を落とさず下ります。
ミサキは頂上付近で軽くブレーキをかけ速度を落として下ります。

さて、実力の差はありますが、グリップ力を信じてブレーキをかけていますか?
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まとめ
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今回の投稿の?の答えは色々だと思いますが、言いたいのは「信じて走れば良い」と言うことです。
もちろんアクシデントやトラブルはどんなものにもありますので安全は絶対ですが、信じて走れないなんてもったいないことです。
バイクの限界値を越える走りをマルケスはしないから速いのです。限界値を知らないことはある意味では危険と言えます。矛盾しますが安全を確保しながら限界値を確認することが大切です。
自分の実力は、、、、、無いのは分かっています。しかしバイクの実力くらいは信じて走った方が安全だと思っています。