[2022年お金の話]第13話 金額を知る

毎月第二第四金曜日のこの物語は1年を通して「月末ピンチ」を脱出する物語です。
私ミサキは実際には2年をかけて脱出しましたがここでは1年で脱出します。

この物語の第1話はこちら→[2022年お金の話]自分を知る
この物語の50%の内容が第1話と言えます。何度でも第1話に戻ってください。

さて今回は金額のお話。
第8話で軽く書きましたが、その内容の深掘りです。
金額を知るのと知らないのでは自分がどう言う感じなのかの輪郭が掴めません。
かげろう的な要素が多い内容にはなりますが、早速、輪郭を知りましょう。
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給与所得者の平均月給
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全給与所得者の平均月収は80万円です。
しかしこれは法人の代表が給料制にしているのも含み、安倍晋三さんも麻生太郎さんも含み、孫正義さん、ZOZO前澤さんも含み、コンビニやスーパーのバイトも含みますので参考にし難い数字と言えます。
しかし、平均は80万円と言うことを知っておきましょう。
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給与所得者の中間点
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給与所得者を高額所得者第1位から低額所得者ビリまでを1列に並べた時にその中間点の金額は22万円〜24万円と言われています。
驚いた人は勘が良いです。
高額所得者の月収が仮に80万円だとしたら22万円(中間点)から58万円もの差があります。
その逆に低額所得者ビリを仮に12万円(×12ヶ月/納税義務の無い金額)までの差はわずか10万円です。
恐ろしい結果だと思います。豊な国では無いのかも知れない恐怖が込み上げます。

高額給与所得金額80万円(仮)に少しでも近づかなければヤバいと考えるべきでしょう。
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1人が生涯にかかる金額
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1人が一生のうちにかかる金額は不明です。
しかし、平均的に社会に出て寿命を全うした場合に稼ぐ(収入)金額は2億円以下と言われています。
20歳で社会に出て70歳まで働いたとしたら仮に月収は定額の30万円だとしたら、
30万円×12ヶ月×50年=1億8000万円となります。
もし70歳になった時点で貯金ゼロだとしたら1億5000万円を稼ぎ1億5000万円を使ったことになります。
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子供1人にかかる経費
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子供が出来てその子供が社会人として育つまでに、子供1人2000万円〜5000万円と言われています。
日本の場合、義務教育にもお金がかかるので困った話ではありますが、加えて高校卒業が「人としての価値」までも決めてしまう悲しい現実もあり、大学進学卒業の意味さえも履歴書のために卒業する人が多いのも悲しい現実です。さらに学校運営さえも教育と経営の両局面を持つので難しい問題です。

今回はお金の話なので教育問題は横に置き、実際問題として子供がバイト出来る年齢になったらその給料を社会人になるまで貯金出来ればその子供のスタートラインはゼロからではありません。
例えば週5日(月20日)16:00pm〜21:00pmの時給800円のバイトを中学3年生〜大学4年生まで続けたとしたら、64万円の貯金が見込まれます。64万円の貯金があれば新社会人としては良いスタートラインと言えます。
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富裕層貧困層
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富裕層貧困層の線引きを書いてみます。
富裕層の世界基準
・現金で1億円以上持つ
・1年の売り上げが5億円以上見込まれる
この2つの条件を満たしているのが世界基準の富裕層です。この2つの条件を満たさない方は全員貧困層とされています。
富裕層の日本基準
・現金で1億円を持つかまたは資産金額1億円以上を有する
・1年の売り上げが1億円以上見込まれる
この2つの条件を満たしている方を日本では富裕層と言います。それ以外は全員貧困層です。
少々厳しい言い方ですが、ちゃんと線引きされていえることを知りましょう。

中流階級と言うのがありますが、一般的な家庭は全て中流階級とされる日本ですが、、、、
貧困層と言うのも言われるのも嫌なので柔らかく曖昧な優しさでお互いが同じ経済力だと根拠無く安心したいためにわざわざ貧困層ではなく中流と言う言葉でまとめていればニヤニヤしてうっとり満足するんだから便利なので中流階級と言っています。
中流階級とは貧困層です。
しかし富裕層でもなく貧困層でも無いと自覚している方はそのままどうぞ。
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まとめ
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今回第11話では物語から少し離れましたが、ここで書いたことも私ミサキが「お金ってなんなの?」と言う疑問を解き明かしたいと思い過去に調べたことです。
現在では少し数字が変わっているかも知れませんがおおよそこんな感じです。

特に平均月収に分かるように我々の実際の暮らしと直結して比較できることは不明瞭なことがとても多いのも事実です。しかし、不明瞭だからと言って無視すると自分に必要な金額の平均値も見失うことになりますので、しっかり見据えておきましょう。

第14話へ続く。