[バイク]オイルってなんだ?
毎週月曜日、バイクのお話です。
バイクはあれやこれや何かとお金のかかる遊びですが、それでも乗りたいのはやはり「バイクが好き」と言う一言に全てがあるのでしょう。
さて、そんなバイクですが、いつでも問題に挙がる1つがオイル。
今回はオイルについて少し解説します。
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大前提
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オイルに付いての考え方は人それぞれです。言うまでもなく私ミサキ流の考え方を書いています。どこにでもありそうな解説はなるべく省きます。
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オイルとは
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バイクの種類にもよりますがエンジンの横や上から入れるあれです。あの液体をオイルと言います。
バイクを垂直に立ててエンジンのどこかに付いている小窓から見えるあれです。あの液体をオイルと言います。
基本的にオイルは入ってればバイクは正常運転出来ます。入っていないとバイクは正常運行出来ません。常にオイル量を意識しておきましょう。
オイルと一言で言っても、オイルの種類が、何でも良い場合と何でも良くない場合があります。
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何でも良い場合
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通勤程度に使っていて必ず定期的にオイル交換をしている場合は、ほぼ何でも良いです。
オイル交換は走行距離2000km〜3000kmで交換するとバイクを長く乗れる結果になるでしょう。
巷で言われる「5000km以内」と言う交換時期はバイクを正常に長く乗り続けるには少々距離が長いような気がしています。「半年」と言う交換時期はあまり参考になりません。
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何でも良くない場合
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オイルが何でも良くない方は一般的に言う「アクセルを開ける人」です。
この場合は燃焼効率が上がるのでオイルが無くなる時間が早くなるかもしれません。
アクセルを開けて走る方はなるべく高性能のオイルを入れるとバイク操作がスマートになると言われています。実際にツーリングがオイル1つで全く違う印象に変わるのです。
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オイルの種類
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オイルの種類は大きく3種類です。
「鉱物油」「部分合成油」「化学合成油」の3つです。
それぞれの選び方は、、、、、
鉱物油 / 通勤でしか使ってないから入ってりゃいいよ、、、と言う方。
部分合成油 /200kmくらいののんびりツーリングによく行くんだよ、、、、、と言う方。
化学合成油 / アクセル開けます!、、、、と言う方。
性能は一概には言えませんが、鉱物油<部分合成油<化学合成油、、、です。
価格も同様に、鉱物油<部分合成油<化学合成油、、、、となってます。
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オイルの粘度
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オイル交換に行くと「10W-40」とか「20W-50」とか聞くと思います。
外気温への対応数字です。10W-40は、おおよそ10°〜40°までの場合正常に機能すると言う意味。
よく聞くオイルが「柔らかい」「硬い」は10Wの数字が小さくなればなるほど柔らかく、40の数字が大きくなればなるほど硬いと一般的に言われています。
で、どれが良いんだよ?
と思うのは私ミサキも同じですが、それに辿り着く最短距離は「バイク屋に相談する」です。
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バイク屋に何を相談するのさ?
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いつも言ってますが、「自分のバイク屋」を持つことをおすすめします。
私ミサキの場合、杉並区にあるバレットモータサイクルと同区にあるYSPが私ミサキの「自分のバイク屋」です。
適切なオイルを選ぶのに何を相談すれば良いのか?と言えば、、、何でも良いんです。
・この前ツーリングでなんか吹けが悪かったんだよね、、、、
・もう少しエンジンを回せる方が良いと思ってるんだよね、、、
・なんかさ、エンジンがもたつくんだよね、、、、
・(例えば目星を付けた)カストロールのパワー1って俺のバイクにどうかな?、、、
と、どこにでもありそうな話をすればバイク屋は良いオイルを選びやすくなります。
あまりおすすめしないのは「俺はこのオイルだけを使う」とか「俺のバイクには絶対にこのオイル」と決め付けない方が適切なオイルへ辿り着きやすいでしょう。
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素人とプロ
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これもいつも書いていますが、素人世界ランキング1位とプロ世界ランキング5000位ではプロ世界ランキング5000位の方が何枚も上手です。
貴方の仕事に「俺の方がお前より上手いぜ」と素人が言ったら相手にしないのが想像出来ることでしょう。それと同じです。
バイク屋もたくさんあるので自分に合ったバイク屋を探すのが必要です。
ちなみに私ミサキの求めるバイク屋は、性格とか見た目とか口の利き方とかどうでも良くて、腕さえ良ければそれでオールOKです。値段は安い方が助かりますが、性格は悪いが腕は抜群に良い人と性格も見た目も口の利き方も良いけど腕はイマイチ、、、、の2つなら必ず前者を選びます。それがプロの本文で本文を全うするバイク屋を選ぶようにしています。
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ネットで噂のあのオイル
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気になるオイルは私ミサキにもあります。しかし冷静です。
オイルの評価はそのオイル自体の評価なので、自分の実力、走り方、バイクに乗る頻度や走る道、などは評価に入っていません。
ネットに、おすすめオイルベスト10はあっても、ミサキさんに合うオイルベスト10は無いのです。
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オイルの評価の感じ方
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自分にとっての良いオイルの決め方は簡単です。
今、良いとも悪いとも言えないオイルを入れているなら、一度、値段の高いオイルを入れてみましょう。その時におそらく今までのオイルと何の違いも感じないと思います。
そして次のオイル交換で良いとも悪いとも言えない以前のオイルを入れてみましょう。ここでオイルの性能の差を感じることでしょう。
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定期的に良いオイルをいつでもフレッシュに
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なぜ良いオイルをおすすめするかと言えば、バイクを長く乗り続けるのに安価で済むからです。どんなバイクでも同じです。
例えば、鉱物油VS部分合成油
鉱物油の場合、おおよその単価は1000円以内で済みます。2L必要なら2000円程度。
部分合成油はピンキリですがおおよそ3000円程度。2L必要なら6000円程度です。
その差は4000円ですが、整備費用1回でチャラになるほどの少ない差です。
オイル代金よりも整備費用の方が高いことはよくある話なので、整備費用2回を1回に、4回を3回にするのに4000円が高いか安いかは人それぞれですが、可能性を言えば少しでも良いオイルを入れたほうが良さそうです。
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まとめ
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私ミサキが以前ボンネビルに乗っていた時にオイルをけっこう高いのに変えたのですが、その差は明らかで良いことしか起こりませんでした。あの感じは「バイクに乗ってる」と言う楽しさに新たに加わった楽しさでした。その経験から「オイル」はなるべく良いのを入れることをおすすめしています。
次回のオイル交換ではY'sギアのプレミアムシンセティックを入れてみようかと思ってます。少々高いのですが、「楽しさ」が加わるなら安いものです。化学合成油は初めて入れるので未知の世界ですが、結果を感じたいと思ってます。その評価は入れた時にお伝えします。