[バイク]初心者向け 故障の伝え方
今回は初心者向けのお話で、バイクが故障した時にバイク屋にどう伝えるか?を書いてみます。故障にベテランなんかいないので全員が初心者と言えますが、中でも初めての故障は何かと焦ることも多いのでそんな時の参考にしてください。
故障と言っても色々あるのですが、今回は「エンジンがかからない」と言う設定で話を進めます。
==========
設定
==========
今回の設定は「エンジンがかからない」です。
状況は家からバイクを出してキーを指し回してセルを押して、、、、あれ?エンジンがかからない、、、、と言う設定です。
==========
バイク屋はこう聞いてきます
==========
バイク屋に電話して故障を伝えることになるのですが、バイク屋は結果的に「持って来てください」と言います。これは99%の確率で正解と言えます。自走可能かどうか、それが分かれ道と言っても過言ではありません。
その際に状況を簡単に説明した方が良いのですが、今回はおそらくバイク屋に「こう聞かれるだろう」と言う1つにフォーカスします。
==========
セル
==========
セルはエンジンをかける時のボタンのことです。
「セル回りますか?」と聞かれることがあります。その時にギュインギュインと回る気配があるのか、うんともすんとも言わないのか、それとも、、、、セルが回らなければエンジン云々の話が出来ないのでバイク屋は必ずセルのことを聞くでしょう。
==========
ギュインギュイン
==========
ギュインギュインと回る気配がある場合、スターターが故障している可能性もあります。この場合はやはりバイク屋に持って行くことになります。
==========
カチカチカチカチ、、、、
==========
カチカチカチ、、、、と言う場合は、バッテリー切れの可能性が高いです。しかしこの場合はライトなどは付くことがあります。
==========
ジジジジ、、、、
==========
カチカチと言う音の後にジジジジ、、、と言う音がしたらスターターの何かが不具合を起こしています。スターターが回らないとエンジンはかかりません。
==========
ギュイン、、、、、ギュ、、、、イン
==========
ギュイン、、、、、ギュ、、、、インと回っているような回らないような、、、、みたいな時はガス欠の可能性もあります。ガソリンやコックをチェックしましょう。
==========
ライトチェック
==========
ライトが付くかどうかも大切です。ライトは点くけどエンジンはかからない、または、ライトも付かない、この場合は電装系に何かのトラブルが発生しています。ヒューズ交換だけで正常に戻る場合もありますし、配線の不調も考えられますし、バッテリー切れも考えられます。
==========
うんともすんとも
==========
うんともすんとも言わない場合は、ギアのあるバイクの場合はおしがけをしてみましょう。ギアのないバイク(スクーター)でも坂道の上から下るスピードでセルを回すとエンジンがかかる場合もあります。
==========
おしがけ
==========
やったことのある方は分かりますが坂道が無いと相当しんどいです。3速以上に入れてバイクを押して走らせて一気にクラッチをつなぐ、、、、エンジンがボボボ、、、と言い出したらアクセルを開ける!と書けば簡単に感じますが動かないバイクでこれをやると真冬でも汗だくになります。
スクーターの場合は車重が軽いので坂道の上までなんとか持って行きましょう。キーを回して坂道をそのまま降り良いとこでセルを回す!それでもかからない場合は自走不可能なのでバイク屋にピックアップをお願いしましょう。
==========
自走とピックアップ
==========
自走の場合は交通費くらいで済みますが、ピックアップ(トランポ)の場合は親切なバイク屋でも1万円以上+交通費は請求されます。これはバイクが修理されても修理されなくても請求されます。なので、なるべく自走でバイク屋まで行きたいものです。
==========
とりあえず走ればOK
==========
例えばですが、自分のバイク屋が杉並区にあって自分のいる場所が横浜市で、そんな時に故障したら、杉並まで押して行くのは不可能と言えます。
近くにレッドバロンやバイク王、またはバイク用品を扱っているイエローハットやオートバックス、ライダーズカフェも良いでしょう、アップガレージのような中古バイク用品店、二輪館やナップス、または町のバイク屋さん、、、、、などなどバイクに関連していそうなお店で事情を話し「とりあえず走ればOKなので」と、とりあえずエンジンがかかるように相談してみましょう。
おおよその場合、どこかでエンジンが止まる可能性を持ちながらエンジンだけはかけてくれます。有料か無料かはそのお店に寄りますがエンジンがかかれば杉並にある自分のバイク屋まで持って行けそうですよね。
途中で止まったら、またその時に考える、、、、、そんな大きな気持ちがあるのがバイク乗りの良いところでしょう。
==========
まとめ
==========
今回は初心者向け故障の伝え方、、、、、ですが、故障は多くの人が初心者なのでその状況を簡単に伝えられるかどうかがキモと言えます。
今回は故障なので、事故の時ではありません。事故の時はレッカーに頼んだ方が安全です。
高速道路などで不意なエンジンストップの場合もレッカーに頼みましょう。
バイクに故障は付き物かどうかは知りませんが、バイクも機械なので故障の可能性もあります。そして自分ではよく分からない場合の自分での修理は人それぞれの判断ですが、個人的にはあまりお勧めしません。やはり商売でやっているプロのバイク屋に修理してもらうのが圧倒的に安心だと言えますし、バイク乗りにも2つの人種がいて、、、、、
1)バイクを改造修理する楽しさも持つバイク乗り
2)乗る専門のバイク乗り
この2つの人種がバイク乗りにはいます。事情はそれぞれありますが、私ミサキは乗る専門店なので乗るための要求はバイク屋に言っています。
何度もこのブログに書いていますが、自分のバイク屋を持つことがバイク乗りにはけっこう大切なことです。それが町のバイク屋でもディーラーでもどっちでも良いので自分のバイク屋を1つか2つ持っていることが(1)でも(2)でも大切だと思います。
これについてはまたの機会に書きますが、今回は「エンジンがかからない」と言う故障をバイク屋に伝える時の色々を書いてみました。
今回はセルだけの話しでしたが故障した時は慌てずその状況を伝えましょう。