[バイク]初心者向け1台目のバイク2台目のバイク

毎週月曜日はバイクのお話です。

今回は昨今の価格高騰なんて丸無視してこれから初めてバイクを買おうと思っている方向けに書いています。
しかしこの投稿は末長くバイクに乗っていたいと思う方向けです。その1台と言う意味ではなくバイクに末長く乗っていたいと言う意味です。
途中でバイクをやめてしまう方の事情は様々で良いも悪いもありませんが、私ミサキ個人の意見としては少しでもバイクに楽しさを感じるのであれば上手にバイクを選ぶことも必要だと感じます。
私ミサキも何度もバイクをやめようと思いましたが結果的に今でも乗っています。それはバイクの楽しさに魅了されてしまったこと、そして上手にバイクを選んできたこと、この2つがあってこそだと思います。

前説はこれくらいにして早速星の数ほどあるバイクの中からこれから買うバイクを選んでみましょう。
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一台目のバイク
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初めて買うのであれば好きなバイクを選んでみましょう。
Z、CBR、トラボンネビル、R6、、、、、ワクワクしますね。
旧車もいいでしょう、RZ、Z1、マッハ、ガンマ、、、、ワクワクします。
好きなバイクを見つけたら自分の経済力と比較することは必ずやりましょう。
はっきり言って乗り出し価格が数百万円程度であればそんなに心配することはありません。
1つの基準としてその他のローンが無い場合は自分の年収以下の価格を目安にするとおおよそ大丈夫です。
しかしその他のローンがある場合は[年収ーローンの総額>これから買うバイクの価格]と年収残金よりも少ない総額と設定するとだいぶ楽です。月々の給料で計算すると支払いがきつくなる可能性が高いので計算式に当てはめた後で分割にしましょう。

選んだ一台目のバイクが経済的にちょっとキツイと思ったら、その勘は当たっています。初めてのバイクです、無理せずワンランク下のバイクを選ぶ勇気が絶対に必要です。

修理費や燃費などを考えることも大切ですが、一台目のバイクは楽しむことを大前提に選ぶことをおすすめします。楽しめたらこっちのもの!その後のバイクライフはやめられませんよ。
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2台目のバイク
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1台目のバイクがご自身にとって大当たりの人は結構多いものです。そのバイクを10年以上乗っている方なんてザラです。そのバイクを末長く楽しみましょう。
しかし1台目のバイクで満足がイマイチの方も多いのは事実です。その場合のお話をしてみます。ここでも上手に買うことが末長くバイクに乗っていられる秘訣です。
1台目のバイクでの乗り方を経験しているのでご自身のバイクライフの輪郭が何となく分かってきていることでしょう。実はその経験した1台目のバイクライフはよほどショッキングなことが無ければあまり変わりません。
経験したバイクライフを基に2台目を選ぶのが上手な選び方と言えます。
ロングツーリングに楽しさを感じた、峠での速さに楽しさを感じた、友達と観光することに楽しさを感じた、コースで競い合うのに楽しさを感じた、、、、、、などなど色々ありますが、1台目のバイクには求められなかった事柄を2台目に求めるのが良いでしょう。
例えば、W800に乗って峠を走ったけどもう少しクイックに曲がるバイクにしたい→YZF-R6。
例えば、CBR400に乗ってロングツーリングを楽しんだけど楽な姿勢で乗りたい→W800。
例えば、HD-48で友達と観光も楽しいけど街乗りで通勤にも使えるバイクに→トラボンネビル
とか、経験したからこそ次のバイクが選びやすくなっています。
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1台目も2台目もカッコで選ぶ
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カッコ良い方が良いに決まっているので1台目も2台目もかっこいいバイクを選ぶべきだと思います。燃費がどうのこうの、修理代がどうのこうの、それらも大切なことですがダサいと思うようなバイクをわざわざ選ばないことです。
私ミサキの思うバイクのカッコ良さは2通りあります。1つは止まっていても絵になるバイク。2つ目は走っていると絵になるバイク。これらは個人の趣向なのであまり気にしないで欲しいのですが止まっていてもカッコいいバイクはCBRやGSXやYZFなどのフルカウルのバイク、走っていてカッコいいと思うのはやはりGPZやNinjyaなどのバイクですね。ちなみに乗っていて自分がカッコいいと感じちゃうのはボンネビルやスラクストンなどですね。
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流行りや意見に惑わされないこと
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1台目は流行りや意見に惑わされても致し方がないと思います。しかし2台目は流行りや意見に惑わされないようにしましょう。
2台目を買う頃には「XXX(バイクの名前)って絶対いいよ!」「XXXは乗りやすいよ!」などなど、真逆の「XXXってダサいから」「XXXなんて絶対にやめな!」などなど、色々言われるのがバイク乗りの宿命です。これらは参考意見として聞きましょう。絶対意見ではありません。
言うまでもなくネットでの評価(酷評も好評も)は友人知人の意見より気薄な意見なので流されないように気をつけましょう。
実際はどのバイクに乗ってもそれはそれで楽しいものなので、自分の意志の柱と言いますか、その柱は柔軟でいて変化するけど崩れない、、、、そんな意志の柱を持つことが必要です。
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ちなみに私ミサキ
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初めて買ったバイクはW400。家の近所のバイク屋で中古で買いました。
2台目はボンネビル。良いバイクでした。今でももう一度乗りたいと思うほどのバイクです。
このボンネビルあたりから前述に書いた「ショッキングな出来事」が私ミサキにはありました。ここから少し路線が変わります。
3台目はYZF-R6。言うまでもなく最高のバイクでした。こんな最高のバイク他にないでしょう。
4台目がFZR1000。FZRは子供の頃からの夢だったのでその夢を叶えました。
5台目が今のYZF-R7です。
YZF-R6からは前述に書いた「自分の意志の柱」みたいなのがちゃんとあります。YZF-R6は峠をクイックに曲がりたい、出来るだけ安く買いたい、と2つの柱を持っていました。それはこの時にすでに子供の頃からの夢だったFZRの購入を視野に入れていたのでR6購入時点でさらに先のFZRを狙っていました。そしてFZRにも乗ることができたその時、やはりもっとクイックに走りたい、スムーズに曲がりたい、と夢が叶った後にも思うことはR6を購入する時とほぼ同じことを望んでいました。そしてその時はYZF-R7の新発売のタイミングとドンピシャだったのでYZF-R7を跨ぐことになります。カッコつけて言いますけど、あのタイミングは「俺がR7を選んだんじゃなくてR7が俺を選んだ」と言うほどの神がかったタイミングでした。
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まとめ
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私ミサキのように何台も乗り継ぐバイク乗りもいますし、初めに買った1台で何十万キロも乗るバイク乗りもいます。どちらが良いとか悪いとかそう言うお話はどっちででも良いお話です。
大切なのは何台も乗り継いだバイク乗りも初めに買ったバイクを今でも乗っているバイク乗りもどちらもバイクをやめなかったと言うことです。そこが大切なことです。
バイクの楽しさを知ったらやめられないことでしょう。なので、ぜひ初めての1台でも2台目でもバイクの楽しさを早く見つけてください。
やめなければいつかどこかで会って一緒に走ることだってあるかも知れません。
それって楽しみが増えて少しだけ人生が華やかになります。