[釣り]初心者向け / タックルってなに?

毎週金曜日は釣りのお話。

今回は釣りにおいて言われる「タックル」について初心者向けに簡単に書いてみます。

釣り用語と言うほど大袈裟なものでも無いのですが、意味が分かった方が釣りに行きやすいと思います。

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タックルとは?

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タックルとは、竿、リール、ライン、仕掛け、など魚を釣る時に必要な最低限の道具一式をタックルと言います。
「今日のタックルなに?」なんて言う会話をネイティブジャパニーズの会話に訳すと「今日の仕掛けなに?」となります。ネイティヴジャパニーズは道具一式なんて言わないのでタックルの方が少しクールでしょ。

釣りに行くにはタックルを揃えなければ釣りになりません。

今回はタックル1つ1つを初めて買う簡単な方法を書いてみます。「なんでもいいよ!」はお金がもったいないので上級者モデルと言わずともエントリー出来そうな雰囲気のタックルを狙いましょう。

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条件を決めます

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条件はそれぞれ違うのですが、初心者の方は、

・どこに

・どんな釣法で

・何を釣りに行くか

この3つを予め決めておきましょう。その方が釣具を買う時は楽です。

例えば「霞ヶ浦にルアーでブラックバスを釣りに行く」

例えば「勝浦(千葉県)に餌でメバルを釣りに行く」

こんな感じです。

タックルの細部に至るお話は「慣れ」です。釣具用語博士になるよりも釣り人になれば自然と覚えますので安心してください。

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竿(ロッド)を買ってみよう

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この投稿の全てに共通していますが、初めて買う時から釣りの楽しさを感じるまではネットではなく釣具屋で買うことをおすすめします。ネットで買うと良いこともありますが「釣りに行く」と言うことに関してはデメリットの方が多いと思います。嘘を本気で信じる方はネット情報よりも実店舗の方がメリット大です。

さてロッドです。


[結論] 初心者であるなら安い竿(1万円未満/税込)で充分です!


おすすめはシマノ、ダイワ、など大手メーカー。値段感覚で言うと1万円未満(税込)の竿なら余裕で楽しめます。磯釣りでも堤防釣りでもバスフィッシングでも同じです。


お店に行ったら自分の条件をスタッフに伝えましょう。

「勝浦に行って餌でメバルを釣ろうかと思ってます」と告げ相談してみましょう。千葉県勝浦、餌釣り、この2つのヒントと予算1万円以内を加えた3つのヒントがあります。このヒントで竿を選べないお店には用事が無いのでとっとと出て次の店に行きましょう。

この3つを兼ね備えた竿は余裕で存在しています。あれやこれや恥ずかしがらずに聞いてみましょう。

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リールを買ってみよう

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リールは頭を悩ます大きなポイントです。安い(4000円程度)ので充分!と言いたいところですがリールの場合安いのを選ぶのが良いのかどうか。。。。。と悩みどころです。


[結論] 値段感覚で言うとメーカー小売価格で1.5万円〜2.5万円程度のリールを選びましょう。


リールの役割は大きく2つです。

・キャスト(仕掛けを投げる)の時の違和感の軽減

・魚をキャッチするための道具

この2つですが、安い(4000円程度)リールはこの2つがどちらもイマイチです。遠くに飛ばない、まっすぐ飛ばない、魚がかかっても手前に寄せれない、などなどストレスが多いでしょう。


「1.5万円くらいのリールを買いたいのです」とスタッフに告げましょう。そうするとお店のスタッフは必ず約2万円以上のリールを出します。そのリールでOKならそれにして、OKで無いならそこから徐々に値段を下げたリールを拝見しましょう。


選ぶポイントは値段かも知れませんが、コツとしては見比べて見て自分がカッコいい!と思ったリールを選ぶのがコツです。1.5万円〜2.5万円程度のリールに機能の差なんてほぼありません。自分が使っていて楽しいと感じるようなカッコ良いリールを選びましょう。

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ラインを買ってみよう

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ラインも頭を悩ますポイントですが、

[結論] ナイロンラインを選びましょう。


色々なメーカーがあって目が回りそうになるとは思いますが、

・サンライン

・サンヨーナイロン

・ダイワ

この3つくらいの中から選べばほぼ間違いなく楽しめます。値段の感覚は100m巻きで900円〜1200円程度が妥当でしょう。

「千葉県勝浦に餌釣りでメバルを釣りに行く」と言う条件を言えばスタッフがラインの太さの良いのを教えてくれます。おそらく0.8号〜1.5号の間でしょう。迷うところではありますが勝浦でメバルなら1号がおすすめです。

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仕掛けを買ってみよう

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仕掛けは狙う魚や釣法である程度決まっているので、お店全体を拝見した後で自分の好みだと思うものを買いましょう。

「千葉県勝浦に餌でメバルを釣りに行く」となると、仕掛けは、

・カゴ釣り

・浮きでちょい投げ釣り

おそらくこの2つになるでしょう。座ってのんびり釣りをしたい方はカゴ釣り、アクティブに攻めたい方は浮きでちょい投げ釣り、そんなイメージです。

どちらもそれぞれの楽しさがあるので迷いますが、初めて行くならウキでちょい投げ釣りをおすすめします。キャスティングの練習になりますし、仕掛けとしてはとてもシンプルなのでメバルが釣れた時の体感も楽しめると思います。

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リーダー(ハリス)

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ウキでちょい投げ釣りを選ぶと「リーダー」と言うラインの購入を勧められるかも知れません。これは「リーダー付ける派」と「リーダーいらない派」に分かれるので自分の好みで選んでください。

基本的にリーダーは道糸よりも必ず太いまたは強いラインになります。私ミサキの場合ですが、わざわざリーダーを買うよりもナイロンライン1号の道糸に対しナイロンライン1.2号のハリスと言うようしています。私はリーダーいらない派です。

しかしこれは個人の好みなので初めて仕掛けを買う時にはスタッフに色々聞いてみましょう。

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まとめ

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今回はタックルについて書いてみました。

初心者向けに極めて簡単に書いたのですが、けっこうお金のかかる遊びだと言うのが分かったのでは無いでしょうか?しかしその反面、楽しさは倍返しで帰ってくるので安心してください。


釣り人あるある話で「安い竿で大物釣って高い竿に変えたら釣れんくなった」と言うのがありますので、始めは予算の許す範囲でタックルを揃えるのが大切です。


毎週金曜日釣りのお話では、初心者に向けて少しづつ釣具の細部にまで迫っていきたいと思います。