[釣り]初心者向け / 棚取り
毎週金曜日は釣りのお話。
超初心者向けの投稿になっています。釣りと言う遊びをぜひお勧めすると共に末長く楽しんでもらいたい気持ちで書いています。
今回は棚取りのお話。
棚とは水深のことです。レンジとも言います。水深と言うより水層の方が近い表現かも知れません。サーフやごロタ場などではほぼ関係ありませんが一般的に言われる陸(おか)っぱりの釣りでは役に立ちます。ウキ釣りの場合でも必要になるのでコツみたいなことで読んでみてください。トップをやる人にはあまり関係ありませんが水面直下よりも深い場所で狙うなら役に立ちます。
棚(レンジ)を知ることは釣りにおいて大切なことです。
なぜ大切か?と言うとどこをどう攻めるか?に関わるので、特に初めてのポイントではやるべきことだと思います。
最深部が分かると釣りは楽しくなります。
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棚取りの意味
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例えばこんなポイント↓
赤×印のところで餌(ルアー)でヒットさせたいとします。赤×印の付近に錘(シンカー)を投げてみましょう。
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棚取りにはシンカーを
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錘(シンカー)を使ってレンジを測りましょう。竿や狙うポイントの距離にもよりますが近場のポイントなら1g(1/32oz)または0.3号(1.125g)が良いでしょう。
おすすめはナス型錘(おもり)がイージーです。またはフリリグシンカーなどがイージーです。
ダウンショットシンカーでもナス型やフリリグ同様にスナップの装着がイージーな錘がベストです。
ちなみに、棚どりシンカーと言うのもあるらしいのですが、三角形の下に錘が付いている商品、それとゴム管錘に針を刺して棚取りをする方法、、、、どちらも根掛かりの可能性があるのでのでお勧めはしません。
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遠投の場合はジェットオンリーで
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ジェットだけを投げて棚を測りましょう。竿やターゲットによって探るためのジェットは色々と異なるかも知れません。しかし遠投の場合はある程度の距離感が決まっているはずなので距離を大切にして棚取りをしましょう。
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錘が沈む速度
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錘が沈む速度は測るのが難しいのですが、以下の数字を参考にしてみてください。
おおよそではありますが、カウントダウンできる指標にしてください。
1gの沈み速度が分かれば竿やターゲットの違いがあっても目安にできます。10gの錘であれば1m沈むのに30秒と言った具合です。オキアミの場合は錘とは少し違って浮力が強い場合があるので浅いところで一度試してイメージを掴んでからカウントダウンしましょう。直感的カウントダウンの列は私ミサキが「なんとなくそう思う」と言う列です。
そして実釣
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なんのために棚取りをしたのか?と言えばどのラインをルアーを通していくかを決めるためです。餌釣りでも同じ事です。
どの場所のどの棚を狙うのか?を決めるための棚取りです。
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まとめ
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初めての場所、久しぶりの場所、そんな時は棚取りをすることで釣りがスムーズに行えます。
台風の後などは特に念入りに棚取りをすると深さの違いに気が付く場所があり、1つのポイントを見つけることもできます。
磯などでは小規模の地震や荒波でも水中の地形は変化しやすいので、深さを知ることはフィールドを支配することになるので棚取りは大切です。