[釣り]初心者向け / 餌vsルアー

毎週金曜日は釣りのお話。
超初心者向けの投稿になっています。釣りと言う遊びをぜひお勧めすると共に末長く楽しんでもらいたい気持ちで書いています。
今回は初心者の方が思う「餌とルアー、どっちが釣れるの?」の答えを投稿します。
ルアーか餌か、楽しい悩みになるでしょう。
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結論
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餌とルアー、どっちが釣れるか?
圧倒的に餌です。
釣果と言うだけなら圧倒的に餌です。
ブラックバスを餌で釣ってる人なんていない!と言う人は間違っているので注意しましょう。
アメリカの田舎町の住民でブラックバスをルアーで釣ってる人の方が珍しいです。
ルアーフッシングはゲームフィッシング、餌フィッシングは釣果フィッシングなので、アメリカ人だろうがヨーロッパ人だろうが、釣果を求める時は餌でブラックバスを釣っています。
これはどんな魚釣りでも同じです。
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餌には色々な種類があります。
・ミミズ
・オキアミ(小海老)
・ゴカイなど(虫餌)
・蟹など甲殻類(現地調達)
・海苔などの海藻(現地調達)
大きく分けるとこの5つです。
ミミズは淡水魚に効果抜群ですが身切れするので注意しましょう。
オキアミは万能餌と言えます。なんでもいけます。淡水魚もいけます。
ゴカイなどの虫類は主に海水魚です。餌だと判断したら丸呑みする性質の魚に有効です。メバル、カレイ、シーバス、など。
蟹などの甲殻類は「待つ釣り」をする時に有効です。食いが悪い印象ですがそれは「待つ釣り」ではないからでしょう。
海苔などの海藻も万能餌ですが、オキアミほどの威力はありません。オキアミで食いが悪い時に海苔などでやると釣果につながることもあります。
海苔や蟹は現地調達のものが良いでしょう。

ルアーはゲームフィッシングです。
初心者にも楽しい釣りですが、初心者の方には大なり小なり魚の引きを早く感じて欲しいので餌釣りをおすすめします。
彼女と、友達と、家族で、、、などなど、釣れた方が楽しい釣りの場合は餌釣りですね。
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餌釣りのデメリット
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餌釣りのデメリットは1つだけです。
臭い。
臭いくらいのことを我慢すれば釣れるのだからだいぶ低いデメリットだと思います。
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ルアー
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ルアーとは擬似餌のことなのでワームもその仲間です。一般的にルアーというのはプラグと言います。ルアーにはプラグとワームがあります。

餌釣りでもプラグでもワームでも、釣れるまでの理論は必要なのですが、
ゲーム性→餌釣り<ワーム<プラグ
と言う段階です。プラグのゲーム性はとても楽しいでしょう。
ルアーは釣れない!と言う方もいますが、釣れないではなく釣れるように釣りを組み立て行くのがルアーフィッシングなのです。
ルアーは釣れない!と言う人の多くは「釣れるまでの理論」を持っていないのでゲームが面白くない場合がほとんどです。
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釣れるまでの理論
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餌釣りにも「釣れるまでの理論」はあった方がいいのですが、特にルアーは理論無しに釣りに行くとそれはただの「おもちゃ泳がせ遊び」と変わりません。
間違ってても良いので独自の釣れる理論を持ちましょう。

例えば、クロダイをルアーで釣る場合。
場所 / 河口付近で流れ込みが穏やかな境界部。2つ目の橋まで。
時期 / 7月梅雨の前または9月の晴れが続く日
時間 / 朝5時付近、日の出前から始める。終了時間は朝7:30。
ルアー / ポッパーまたは水面直下ミノー。
ポイント / 朝5時は岸際を。日が登ったら対岸から寄せる。

と言った独自の理論を持つとゲーム性が一気に上がります。釣れるまでの理論を持つと釣りがタイトになりスマートになっていきます。「釣れるまで投げる」が理論ではダメです。ルアーフィッシングはもっと頭脳戦なので釣りを理論的に組み立てていきましょう。
釣れた、釣れない、は、そりゃ釣れた方がいいですが、いつも勝てるゲームでは無いのが楽しいのです。
しかし、彼女や友達と行く時は、釣れる理論よりも釣れる理屈を持つ方がいいでしょう。
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釣れる理屈
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理屈は必要です。
あそこに投げて待とう、30分後に潮が動き出すからそれまでコーヒーでも飲もう、サラシが出てきたから投げてみよう、とかちょっとした理屈が役に立つのでファミリーフィッシングの時はちょい知識だけの方が釣りを楽しめます。
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まとめ
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今回の「餌vsルアー」は釣果だけ考えたら圧倒的に餌の方が釣れます。
ルアーはゲームフィッシングなので、その質の違いが分からなければどちらも楽しません。
初心者の方は、魚の引きを味わって欲しいので最初は餌釣りをおすすめします。魚の引きが分かってきた後にルアーでチャレンジすると、燃えるか?萎(な)えるか?
問われるのでそれも楽しみましょう。

1つ言っておくと、
釣れなくても楽しい釣りをやる人は釣りに向いています。