[バイク]細分化(?)されたカテゴリーを解説

毎週月曜日はバイクのお話。
今回は「バイクのカテゴリー」のお話。

新旧色々なカテゴリーのワードが登場して細分化されているような感じの昨今ですが、なんだかよく分からない?と言う方に向けて書いてみます。

今回はバイクのカテゴリー分けの中でも「ん?それは、、、」みたいなカテゴリーを何とな〜く解説します。
時代が経てば呼び名もまた変わるでしょうから「なんとな〜く解説します」で行きます。
リンクも貼っておきますので見比べてみてください。
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エンデューロ
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代表的なバイ(公道走行不可) / HONDA CRF / YAMAHA YZ
代表的なバイク(公道走行可能) / FANTIC XEF / KTM EXC
ざっくり、オフロードバイクです。
エンデューロとは山道や林道などをコースにしてタイムを競うレーサーバイクまたはクローズコース用のバイクです。しかし公道も走ってOKのエンデューロもあります。
オフ車についてはまたの機会に詳しく書きたいと思います。
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ツアラー
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代表的なバイク / SUZUKI 隼 / HONDA VFR800
ツアラーはオンロードバイクです。カテゴリー範囲が最も広いツアラーですが、簡単に言うと、長距離や旅行のような日程を楽に走行できるバイク。
ツアラーの要素が加わると一般的に考えるオンロードバイクの乗り味とは少し違ってくるのも事実です。
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アドベンチャー
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代表的なバイク / アフリカツイン / Vストローム
アドベンチャーはツアラーから派生したモデルです。見た目はオフ車ですが考え方はツアラーからの派生です。ざっくり、オフ車と言えばオフ車です。
ツアラーの要素を踏まえ、さらに荒れた悪路を走り切る性能を備えたバイクをアドベンチャーと言います。簡単に言うと悪路のロングツーリングもOK!と言うバイクです。
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クロスオーバー
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代表的なバイク / NC750X / VFR800X
クロスオーバータイプは今のところHONDA独自の開発名称です。
ロードスポーツの乗り味(操作性など)とアドベンチャーが合体したバイクをクロスオーバーと読んでいます。アドベンチャーバイクと違うところはオンロードを前提に作っていることです。アドベンチャーバイクは悪路を前提に作っています。その違いは大きいと思います。
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デゥアルパーパースモデル
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代表的なバイク /  HONDA CRF250L
このカテゴリーはなかなか難しいと感じるかも知れませんが至って簡単です。
保安部品の付いたレーサー寄りのオフロードバイクです。4ストです。
どこでも走れるよ!みたいなノリでしょう。オフ車は基本的にどこでも走れるのでこのモデルはぜひ発展して行ってほしいと思います。
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DCTタイプ
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代表的なバイク / NC750X / アフリカツイン
バイクのカテゴリーと言うよりかはエンジンそのものをカテゴリー分けしたようなイメージです。
DCTはデュアル・クラッチ・トランスミッションの略です。
デュアルとは[2つのものを一対にする]と言う意味で、バイクの場合、クラッチ操作とシフト操作の自動化を意味します。セミオートマやクイックシフトのイメージです。MT(マニュアル)、AT(オートマ)、DCTと言った3つ目の位置付けになります。
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スポーツヘリテージ
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代表的なバイク / YAMAHA XSR900
スポーツヘリテージ、ネオクラシック、ネオレトロは同じ意味のバイクを指します。
伝統的なクラシカルなデザインに現代のテクノロジーが加わったバイクです。
見た目はクラシック、中身は最先端、そんな感じのバイクです。
個人的には「スポーツヘリテージ」が良いと思います。ネオクラシックやネオレトロってその意味より、言うのがなんとなく恥ずかしいと言うか、潔くないと言うか、それは人それぞれの好き好きなのですが。。。。。。
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コミューター
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代表的なバイク / スーパーカブ
コミューターとは[意味]通勤する者。そもそも通勤用自転車をコミューターと呼びます。
コミューターをバイクにアジャストさせた意味は小排気量のバイクと言う意味になります。通勤する便利さに加え、街乗りも楽にこなすバイクをコミューターと言います。
スクーターの場合、シティコミューターと言うカテゴリーに分類される場合もあるようです。
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まとめ
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バイクのデザインを見ればなんとなく分かりますが言葉で言われるとイマイチピンと来ない場合があります。
そんな時の予習として今回の記事が役に経てば嬉しいです。