[釣り] 靴選び pt1

毎週金曜日は釣りのお話。
毎週金曜日は釣り超初心者向けの投稿になっています。
今回は釣りの時に履く靴、ブーツやスニーカーの靴底について書いてみます。

1つで全部の釣りが出来ない、、、、、、出来なくは無いですがそれぞれの釣りで最適な靴があります。何となく覚えておくと役に立つでしょう。
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釣り専用の靴底
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釣り専用の靴底は大きく分けて4つです。
・ラジアル(プレーン) / 一般的な長靴をもう少し歩きやすくしたイメージ
・スパイク / 野球の靴底をもう少し簡易的にしたイメージ
・フェルト/ フェルトと言う繊維を圧縮したもの
・フェルトスパイク / フェルトソールにスパイクが付いている

どれを揃えれば良いのか?となると話は少し複雑です。
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それぞれのメリット
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一長一短なので自分のやる釣りの場面を想像してください。
・ラジアル(プレーン) / 履きやすく足が濡れない
・スパイク / 岩や砂地にガッチリ食い付く
・フェルト / 海藻や藻などの濡れ足場にグリップする
・フェルトスパイク / スパイクとフェルトの良いとこ取りだが性能は半分のイメージ
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それぞれのデメリット
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デメリットはあまり無いのですが、強いて言うなら、
・ラジアル / 滑る
・スパイク / 疲れる
・フェルト / 移動範囲が制限されがち
・フェルトスパイク / 良いやら悪いやらの感想を持つ可能性
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どの靴を買えば良いのか?
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自分のやる釣りに照らし合わせてみましょう。
これだけでは何だか分からないかも知れませんが、
要は釣り場の足場の状態の予想です。
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釣り場の足場の状態
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では、釣り場の足場を考えるとこんな感じです。
乾き足場と言うのは、水に濡れていない状態の足場です。磯でも乾いている足場がありますよね。しかし、海藻や藻があって乾いているなら、それは濡れ足場です。
川池湖の陸っぱり(おかっぱり)では、泥の足場もあります。それを濡れ足場と判断するかどうかは個人の判断ですがスパイクやフェルトスパイクを履くと転ける可能性は低くなります。
船は渡船以外はスパイク禁止なので船釣りでは通常ラジアルの靴を履きます。

図を見ると分かりますが、
乾き足場の場合、スパイクに集中しています。オールラウンドプレイヤーと言えますが、濡れ足場には不向きと言う欠点もあります。
濡れ足場の場合、フェルトとフェルトスパイクに集中しています。支流や清流での渓流釣りを楽しむ場合はフェルトスパイク、ごろたや磯などの移動もフェルトスパイクをおすすめします。

ご自身の釣りの足場がどう言う環境なのかを想像するとヒントが見えてきます。
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で、何を買えば良いのさ?
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結論は、ラジアル、スパイク、フェルト、フェルトスパイクを一足づつ持っているのが一番良いと思われます。
ただ、例えば近所の野池にブラックバスを釣りに行く程度なら運動靴のスニーカーでも良いでしょう。
例えば、スパイクは持ってるけど来年からは渓流も始めると言う場合はスパイクで一度言ってから感じを掴んだ後にフェルトまたはフェルトスパイクの購入が良いでしょう。
例えば、家族とはファミリーフィッシングに行くけど個人の楽しみでごろたでメジナを狙っていると言う場合はスパイクが1つあればファミリーフィッシングはスニーカーで大丈夫でしょう。

無駄なお金を使わずに、、、、、、アパレルにお金を使うより釣りにお金を使った方が釣りを楽しめますよ。
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まとめ
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今回は釣りに行く時の靴について解説してみました。

絶対にやってはいけないのが、
・磯釣りにスニーカーやラジアルで行くこと
・濡れ足場だと分かっているのにスニーカーで行くこと
この2つは絶対にやってはいけません。危険です。釣りは思っている以上に危険な遊びなので最低限の安全確保の意味でも履き物には配慮してください。

ぜひ、楽しい釣りの時間を得るためだと思って靴を少し考えましょうね。