[カメラ] SDカードのファイル 破損 原因 対策
今回の前回の続編、「マイクロSDカードのファイル破損」のお話。
先日久しぶりに桶川スポーツランドに走りに行きました。当然のようにカメラをマウントして撮影しました。
が、しかし!
家に帰り編集しようと試みましたがファイルが開けない!
カメラで確認すると「ファイルが破損しています」の文字が出ます。
結果としてこのメッセージが出た場合は、その状態のままではファイルは開けません。
今回は「破損したファイル」を「開く可能性」「原因」「対策」を書いてみます。
[開く可能性1]ファイルをクラウドに
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クラウドサービスにアップするのは、はっきり言って面倒です。
しかし、お使いのカメラがスマホやPCに連動している場合はそのカメラのアプリに保存しておくとファイルを開ける可能性が高くなります。
例えば、
・Insta360ならInsta360 APP→公式ページInsta360 ダウンロード
・GoProならQuick→公式ページGoPro Quick
その他のクラウドサービスにアップできるなら撮影したその場その場でクラウドにアップさせておくと破損の可能性は低くなります。
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[開く可能性2]工場出荷時に戻す
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ほとんどのカメラには「工場出荷時の状態に戻す」または「設定をリセットする」などの機能が付いています。その機能を使うと破損したファイルを開ける状態になる可能性があります。
1)SDカードを抜く(お使いのカメラの取説を要確認)
2)「工場出荷時に戻す」または「設定をリセット」などを選択
3)完了後、再起動してファイル確認
しかしこの機能で解決するのは、カメラ本体の正常を取り戻すことなのでカメラに問題がある場合には有効な手段です。SDカードに問題がある場合は解決しない可能性もあります。
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[原因1]偶然の出来事が重なる
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水没、振動による不備、ホコリ、真っ直ぐ刺さっていなかった、などどれも偶然の出来事が多くの原因です。これを追求する意味はありません、しかし次回から気を付けることはできます。
・SDカードを慌てて抜き差ししていないか
・蓋がちゃんと閉まっているか
・砂埃や雨の中でSDカードを抜き差ししていないか
・カメラを落とした時にちゃんとSDカードを認識しているか
などなど、少し落ち着いていれば防げる原因も多くあります。
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[原因2]経年劣化とフォーマット
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SDカードは永遠ではありません。一般的には5年程度が寿命と言われています。
しかし書き込みやフォーマットを繰り返すデータ量が多ければ多いほどその劣化は早くなります。フォーマットは必要ですし、経年劣化を目で見て確認するのも難しい、しかし、いちいち確認するしかありません。
・本番を撮る前にカメラを回して正常に保存されているかを確認
・書き込み容量が少ない場合はいちいちフォーマットしない
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[対処1]そのカメラ専用で使う
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基本的には「そのSDカードはそのカメラ専用」にすることで不備が少なくなります。
いちいち抜き差しする回数も少なくなれば傷付く可能性も低いと言えます。
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[対処2]抜き差しは慎重に
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カメラ自体は少々の衝撃では壊れないかも知れません、しかしSDカードは基盤が剥き出しの状態でインサートされます。どんな時であっても傷付きやすい代物です。
・外で抜き差ししない。必ず部屋の中で行う
・不用意に基盤に触らない
・リーダーを使う場合は精度の高いリーダーを使う
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[対処3]予備のSDカードを持っておく
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せっかく撮影に行ったのにSDカードが正常に認識されないなんてガッカリしますよね。
予備のSDカードを1枚以上持っておけば少し安心して撮影に臨めます。
・予備のSDカードであっても正規品を買う
・偽物のSDカードはカメラ自体の破損の可能性があるので絶対に使わない
・予備のSDカードは512GB1枚よりも256GB2枚を持つようにする
これらの対策でトラブルが少し防げるかも知れません。
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まとめ
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以上が今回、久しぶりに桶川スポーツランドに撮影に行った際に起こった「ファイルの破損」から私ミサキが調べた結果です。ファイル破損の可能性を低くすることに役立ててもらえれば幸せです。
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