この年で初めて知った事実 2/2
前回の続きの最終話です。
子どもの場合はいじめと家庭環境が主なようです。
相談窓口もあります→ 厚生労働省 自殺対策強化月間はこちら
前回の内容はこちら→この年で初めて知った事実 1/2
1)いじめ問題
2) 家庭環境
3) まとめ
となってます。
今回はさらにデリケートな問題ですが容赦無くいきます。
いじめ問題
結論を言うと「いじめ」は無くなりません。相反して「いじめを無くそう!」言い続けなければいけないのです。矛盾してるかも知れませんがそう言うことなのです。
これを書いてる自分も小学生の頃はいじめにあっていました。もちろん仲のいい友達もいました。
一定のグループからいじめを受けていたのですが、教科書隠される、すれ違いざまに蹴られる、帰り道でタイマンをはらされる、掃除道具入れに押し込まれる、後ろから水風船爆弾を投げられる、完全にシカトされる、階段で足を引っ掛けられる、少ない小遣いを盗まれる、教師の前ではいつも自分に責任がある話にされる、大したことのない今は取るに足らない思い出です。ここでは書けない対処法も試しましたが効果無しでしたね。
中学生になってもそのイジメられオーラがあったのか初期の段階で少々イジメられてました。しかし中二中三になる頃にはその勢力図は塗り替えられました。ほとんどの生徒が高校進学を意識しだす年代というのがあったからかトラブルを避けていたのかも知れません。小学生時代から自分をイジメていたそのグループとの中学生の頃の記憶はほとんどありません。向こうから話しかけられたこともなければ、用もないのでこちらから話すこともありませんでした。
この勢力図になるきっかけ(?)は中一(?)の時に自分が高校生からカツアゲにあって、その事件で友達が一気に増えました。「やられたらやり返す」と言うルールに基づきどこかの高校生と同級生(もちろん一部の友達)一丸となり一触即発(笑)大抗争が起こる機運が高まりある意味、自分をいじめグループから守るきっかけと言えばきっかけでしたね。ちなみに大抗争にはならなかったので良かったです。そしてイジメグループとは疎遠になったのもこの頃からです。
高校は下関市から山口市の学校に行くようになりました。寮生活です。友達が一人もいない状態は嫌でしたが、1年も経たずに新たな友達と出会い遊ぶようになりました。下関の友達も新しい友達を作り、そして一緒に遊び下関と山口市の両方に新しい友達ができました。
上京は数人の高校の時の友達、数人の中学校の友達、当時付き合ってた彼女が同じ東京を目指しました。それぞれの暮らしがあるので頻繁に会うこともなかったのですが、自分は自分で新しい友達と過ごす日々を送っていました。
と言うのが小学生の時にイジめられてた男のストーリーです。
未来に必ず気の合う友達がいるのです。子どもは子どもなりに苦悩しているとは思うのですが、未来があることをイジメっ子にもイジメられっ子にも教えてあげるのに「頑張れ!」と大人が言ってあげるべきでしょう。「頑張れ!」と言う言葉に子どもはちゃんと考え、そして頑張りますよ。
ワイドショーや間抜けな大人が「最近のイジメは陰険」と言いますが「陽気なイジメ」があるなら教え欲しいです。今も昔もイジメられた子どもが感じるのは「陰険」ですよ。
ごちゃごちゃ議論を重ねるより「頑張れ!」と言ってあげて下さい。
家庭環境
これは虐待を意味しているのかも知れません。
なかなか解決は難しいとは思いますが、近所で怪しい泣き声が聞こえたら無視せずにドンドン介入して行くべきだと思ってます。それを「不法侵入」と言うかも知れませんが不法侵入くらいで子どもへの虐待がなくなれば安いものです。
そんな人が近所に一人いたら虐待してる大人もビビるでしょうね。
もし間違っていたら言葉は選びますが「すみませんでした、なんか変な泣き声だったので、つい、、、すみませんでした」と言えば常識のある大人はほとんど許してくれますよ。
虐待するくらいなら施設にあずけましょうよ。子どもを育てるのはたいへんなのは誰もが知ってる承知の事実です。
邪魔者扱いして虐待したり、鬱憤を晴らすために虐待するくらいなら施設に相談しましょうよ。
貴方が貴方の人生を守っているように、子どもには子どもの人生があります。
家族と言うことが健全に構成できないなら、カッコ付けずに親戚や施設や役所に相談しましょうよ。
「子どもを虐待してしまうから助けて」と言うことは罪でもなんでもありません。
それは勇気です。貴方のSOSに答えてくれる人は必ずいます。
子どもが大人になったら「勇気のない親」より「勇気のある親」の方がカッコよく見えることでしょう。その自分の実力を認めたおかげで子どもの心は無傷でいられるなら貴方のカッコ付けなんてどうでも良い問題だと思います。
まとめ
子どもも大人も夢を持つことが良いですね。
夢は人を前進させます。イバラ道を望んで突き進みます。孤独を恐れなくなります。
夢を叶えるためだけに生きても良いと言って良いくらいです。
仲間もできます。進めば新しい仲間もできます。止まればその仲間しか知らない人生になるかも知れません。夢は仲間をも作ってくれます。
自殺を考える苦悩の時間を、夢を考える時間に変えてみてはどうでしょうか。
以上が厚生省の記事を知り書いた「この年で初めて知った事実」でした。
この年で初めて知った事実 1/1はこちら
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