1/2 夢への割合


ビジネス指南の発信は今も昔もたくさんあります。
書くまでもなくビジネスはお金の話です。

色々なお金の儲け方を指南してくれるのはとても有難いです。
YouTube、ブログ、セミナー、ミーティング、色々あります。

昔話になりますが自分が以前浮かれて飛びついたネットワークビジネスの経験から唯一学んだことは「ダサい奴と連むと自分もダサくなる」でした。

それを踏まえて友人知人がもし高熱を持って何かしらのビジネスなどの指南を享受され更なる高熱に気持ちよくなっていたら、どうかミサキの意見を読んでみてください。

「儲ける」から論外のビジネス

それはネットワークビジネスです。
論外と言う理由は、
一人ではビジネスの成功を成し得ない。
これです。

自分の嫌な経験はありますがそれを横に置き冷静なとこで言えば、時代にマッチしていない気がします。
自分が参加していたネットワークビジネスは渋谷に日本本社を持つAmwayですが、
「このサプリメントいいのよー」
「え?これを買うと貴方はどうなるの?」
「ポイントが溜まるのよ」
と言うのが時代にマッチしていないような気がします。

ディストリビューター(ネットワークビジネス参加者)の方は「親切の連鎖」と言うかも知れませんがサプリメントでの貴方の健康を勧めているのか、自分がポイントを欲しいのか、曖昧な提供と感じます。
自分の収入のためにサプリメントを勧めているとしたら、それを「親切」と呼ぶのは微妙です。
それとAmway製品は今アマゾンでも買えますし、わざわざ面倒な説明を受ける時間が勿体無いですね。

「一人でも成功してやる!」と言う気持ちは大切ですがシステム上無理です。
チケット代金を払いミーティングに行き、誰かの成功を羨んでる時間が勿体無です。

もしネットワークビジネスに参加する理由があるとしたら、「今、成功している人を支える」「なんかそんな空間が好き」、これくらいだと思います。
自分のビジネス展開とは関係ないことで参加されるのがいいでしょうね。

嫌な経験を横からこちらに戻しますが、今となってはネットワークビジネスの成功者のことを「値札に集まって成功者ごっこで戯れている」としか思えません。
古い著書になりますが落合信彦 著「狼たちへの伝言」に「首に値札を下げるような生き方はやめろ」とあります。値札に集まることほど惨めな姿はありません。

そんな論外のネットワークビジネスの体験記はこちら→マルチレヴェルマーケティングプランの取り扱いにはご注意を

雨乞いのダンス

どのビジネス指南の投稿の発信者も大前提に「100%うまくいく」とは絶対に言いません。100%儲かるなら全ての人がやります。しかし「儲かる」のワードは内容を楽しくするために言うことでしょう。

「100%の絶対が無いのに儲かるは変な言い回し」と矛盾が出ます。

答えは「必ず雨の降る踊りがある」なのかも知れません。
それは、雨が降るまで踊り続けるのだから「必ず雨が降る踊りがある」となります。

3年やって儲からないのは5年やってないから、5年やって儲からないのは10年やってないから、10年やって儲からないのは20年やってないから、、、、、

雨乞いのダンスも必要なら踊ればいいですが、いつまで踊るかを容易には判断できないのが事実ではないでしょうか。逆にそれを決めることができるなら踊り甲斐もあると思います。

報酬と拍手を贈り合う

人は自分の実績を認めてもらうことで更なる高みを目指せるそうです。
これは何で読んだか忘れましたが何かの本の一説に書いてました。

「認めてもらう」とは、

まず報酬。仕事において報酬もなしに喜んで努力する人はいないそうです。それは安価でも高価でも同じで報酬は必要なようです。

拍手を贈り合う。

安価な報酬は愚痴へと変わるでしょう。その愚痴を言い合うことでお互いに拍手を贈りあっているのかも知れません。
「そんな安い給料でも仕事だからね」「そうだよ、安くても仕事だよ」みたいな感じ。

高価な報酬は自慢となります。これは自慢し合うことでお互いに拍手を贈りあっているのかも知れません。
「俺たち、頑張ってここまで来たよね」「ああ、もっと頑張ろうね」みたいな感じ。

そしてもう一つが、高価な報酬を受け取った人が安価な報酬の人へ金額の違いを言うことで、安価な報酬の人は羨ましいと思うでしょう、真似したいと思うでしょう。
安価な報酬の人が高価な報酬を手にしたその人へ拍手を贈る代わりにイイねボタンを押します。
高価な報酬をもらっている人は、いいねボタン、視聴回数で貴方の拍手を確認しているのでしょう。

「報酬と拍手を贈りあう」この2つの要素が高みを目指せる条件らしいです。

これらは自分以外の人からの作用です。それらを知って自分の行動と照らし合わせるべきだと思います。聞くだけで儲けられる仕事は無いと思います。

ビジネス系発信者を支えるより自分を支えよう

SNSをビジネスにして稼いだ人、アフィリエイトで稼いだ人、そんな人たちは素晴らしいセンスだと思います。

ではでは、これらの人たちが共通して持っているものは何か?
自分なりの答えは「行動力」「思考力」「探求力」「比較力」この4つだと思います。

ではでは、それらを聞いて自分や貴方は真似をしますか?
真似をするのも大切な方法です。
しかし自分は残酷な言い方かも知れませんが「その人たちが使い古した手を言っている」と思うんです。
猿真似をしてうまくいけば良いですが、それはちょっと無理があると思います。
猿真似のその前に稼いだ人の意見に対し「行動力」「思考力」「探求力」「比較力」この4つを自分自身で会議してみてはどうでしょうか。

答えがないのが答えです。ヒントしかない発信者に四六時中かじりつくのは無益だと思います。

夢の割合

夢がお金単体ならこれは愚問ですが、お金以外の夢を見つけることをお勧めします。

家を買うにも旅行に行くにもお金は必要なことくらい知ってますが、
例えば旅行に行く夢を叶えるのに、「お金いくらかかる?」を10時間で解決します。「行きたい場所」を30分で解決します。このパターンは実に寂しい。

逆がいいですね。「行きたい場所」を10時間かけてなるべく細かく調べます。それに対する「お金いくらかかるの?」を30分で概算します。概算はざっくり計算すると言うことです。
こっちの方がなんとなく「旅行へ行く夢」っぽくないですか。
あとは必要なことを必要な分だけ手に入れれば「旅行へ行く夢」は叶います。

お金を夢にした時の練習になるかも知れませんね。

ちなみに「お金は後から付いて来い!」理論はかなり乱暴ですが、でもその姿勢の方がお金は無関係に夢を叶えたい気持ちが伝わります。もちろん自分に自分が伝えるのです。
しかし、この理論は姿勢だけにとどめておくのがキモです。実際にやるとほとんどの場合がアウト!でしょう。
ネットワークビジネスをやってた時にこの理論で完全にアウトになった経験があるのでそう思います。それはまたの機会に詳しく書きたいと思います。

頭はクールに ハートだけ熱く

ビジネス成功者になることはとても良いことだと思います。
後から続くビジネス成功希望者にもビジネスでの成功は根絶やしにしない方がいいです。
必ず誰かがその方法で成功した方がいいので教本としては抜群だと思います。

発信者の中には自分に合っていると思う成功者もいることでしょう。
その拝聴の仕方も合っている人からの方が良いです。

成功者を目の前にして「もしかして、俺にもできるかも知れない、、、」と思うことが第一歩ですが、頭はクールに、ハートだけ熱くなるべきでしょう。
集団心理の犠牲になるのではなく、集団心理の操縦者を上手に利用することが必要かと思います。

そして何より、ビジネスとは事業です。イカサマでもインチキでもそれに乗っかたら
全て自分の責任です。
お金も大切ですが、もう一度、自分の夢とは何か?を考えることが優先でしょう。

自分もそうですが、その夢が「お金」単体でないなら、夢への割合は意識するべきではないでしょうか。

今回は全くの他人に向けた投稿でもありますが、友人知人がもし何かしらのビジネスに高熱を出していたらと思い書き込みました。

2/2 自分で自分を売り込む時代に続く。