自由を求めてまだ叫べ!1/2
この自粛期間を利用して勉強しています。
学生の頃は勉強をしなかったくせに大人になったら勉強をしたくなるこの不思議。
知りたい気持ちがいつどこで芽生えてもやはりそれは知る方向を向くべきだと思います。
以前、香港デモから紐解くものを書きましたが、今回は少々冷静さを失いながら自分には理解のできない納得をいくつか書いてみます。
以前の香港デモの記事はこちら→自由を求めてまだ叫べ「香港デモ」から学ぶ
教育
教育は時間軸の中に多くあります。世界の教育を知ることができないのが難点である日本教育ですが自国のこともハッキリと明記しないのも不思議なところです。
戦後教育はご存知GHQにより判断されているそうですが、自分には日本で最も大きな革命はそのGHQのもたらした教育方針では無いかと思います。
良いか悪いかは別として、それが今や当然となり、その教育方針を戦前の日本のようなものにしようとする動きもあるのですが、戦前戦後の2つからしか選べないのがとても不思議です。
第3枠が無いのは考えることをやめた証だとしたら悲しい結果です。
どちらにしろ「日本から見た正しい考え」や「アメリカから見た正しい考え」と一方向の考え方はもう古いと思います。自分で考える教育があれば「正義」なんてどこにも無いことが分かるような気もします。事実は事実としてそれが正しいのか間違っているのかを自分で考えれば「すべての戦争は間違っている。正しい戦争なんて無い」となりそうですが、理想が高すぎるでしょうか。
民主化
民主化立国と言えばアメリカですが、大統領選が大きく取り沙汰され国民は熱狂します。
しかし共和党と民主党の2つ以外が大統領選に出馬できない仕組みをご存知の方は少ないのではないでしょうか。
基本的にはアメリカ国民であれば誰でも立候補できるルールです。各州のポイントが最終の総合ポイントとなり大統領に国民から選ばれたことになります。共和党と民主党以外からも多くの人が立候補しています。とても健全なルールに思いますが、
各州を回らなければ事実上ポイントは加算されません。2大政党以外はアメリカ全土を回る予算がないのです。これは資本主義の元に行われる正当なルールとも言えますが、言い方を変えれば「金の無い奴は大統領にはなれない」裏付けだとも考えられます。
どんなに素晴らしい理念を持ち、少年期から青年期まで曇りのないピュアな想いを持っていてもアメリカ全土を講演して回れる予算がなければ大統領にはなれません。
これが資本主義に基づいた民主化のルールです。ルールと言われればそこまでですが、そのルールが間違っているとは思わないのでしょうか。
日本の徳川時代を知る人は少ないと思いますが、今より貧しい生活を余儀無くされていたのは想像できます。ではその貧しい生活は徳川政権の責任かと言えば100%そうだともも言えない理由は日本国民であればご存知でしょう。
廃藩置県が行われるその前まで各土地を国(領土)としていました。手形と言う今で言うパスポートが無ければ隣の領土へは行けません。領土をまとめていたのが徳川政権で各領土の政治は各将軍(今でいう県知事)が責任を担っていました。徳川政府は各諸大名の反乱を恐れ、各諸大名は自国の平穏を願いながら徳川政府に不満を持ち、徳川政府は各諸国の平穏を願ってました。
意味の分からない無限ループの中で徳川政府と各諸国は均衡を守っていたようです。
では貧しい生活は誰のせいでしょうか?
ごちゃっとしますね。この「ごちゃっ」とした風習が進化し昨今のコロナ騒動で各県と政府の意見が違うことが露呈していると感じます。
国(政府)の条例は絶対ルールです。国(県)の条例も絶対ルールです。
徳川政権時代と何が違うのかが自分には全く分かりません。
そしてアメリカの軍事力がどうのこうの、、、ロシアの軍力がどうのこうの、、、、日本も平和のために軍隊を、、、、徳川時代の思考と何も変わらない様は間抜けに見えます。
豊かな国
日本は他の国々の貧困を比べるとまだマシかも知れませんが、違う角度から見ると、
「ああああ、金ねー、、といあえず飯食おう、、、」「ああああ、金ねー、今月あと5日すればなんとかなるかー」「ああああ、金ねー、借金返さなきゃ、、、お金借りに行こ、、」と死なず生かさずを作り出した経済環境だと思います。
これを幸せと思うか不幸と思うかは人それぞれですし、小学校に行けずにゴミの山から食物を見つけてくる子供も滅多にいません。自分は幸せな環境だと思いますが、その代償として「自由」を考えることを忘れてしまったような気もします。
与えられた自由か、手に入れた自由か、それは同じ自由でもだいぶ性質が違うと思うのです。
水が飲めない国だってあります。水道がない国だってあります。食物が3日に1食の国もあります。女の赤ん坊が生まれたら「金になる」と思う国だってあります。
それに比べればマシな貧乏だと思いますが、
そこに手を差し伸べない国はその数よりも多くあります。それが豊かな国の本性だとしたら悲しいですね。
まとめ1
事実を知れば知るほど腹立たしいですが、知らないことの方が不幸だと思います。
その理由は変わるには知ることが重要だと思うからです。
村文化から瞬く間に世界へと視野が広がったこの地球で政治は何の役に立っているかを考えるタイミングかと思っています。
自由を求めてまだ叫べ!2/2へ続く。