[お金の話2/3] 第2話 実践
このお話の第1話はこちら→[お金の話] メンタル
第2話は実践です。
実際にお金を集める、、、、、お金を貯める努力をします。
ここで大切なのは、
お金を稼ぐことは極めてキツイと言うのがこの世の当然だと言うことです。
これを当然だと思わないと話は難しいでしょう。
今回は月収30万円ボーナス無しのごく普通の男が100万円を作るフィクションです。
早速いきましょう。
あきらめない
不変の大前提です。
あきらめたら全てが終わります。
失敗や挫折なんか当たり前です。
しかし、失敗や挫折するのが当たり前だと思って進むこともダメです。
矛盾しているように思う方は無理です。
今から作る1つ目の目標を決める
数字でハッキリと決めましょう。
5万円でもOKですし、100万円でもOKです。が、現実的な数字が良いと思います。
目標のないまま進むことほど怖いものはありません。
1つ目が5万円なら2つ目は8万円、3つ目は10万円、、、、と順を追って
次々の目標をクリアしていきます。
月の経費を知る
1ヶ月でかかる費用を一円単位まで知りましょう。
変動するとは思いますが、その知った金額が1つの参考になります。
これを知らなければ塊を作ることが出来ません。
塊を作る
塊とは最低でも100万円以上と考えています。
給料30万円に対し月の経費が28万円だとするとそれは多すぎます。
なんとか経費を20万円〜25万円以内にするところから始めましょう。
その方法は節約と副業しかないでしょう。
経費を25万円以内まで落とせたら100万円貯めるのに最短で20ヶ月です。
最短なら2年かかりません。
売る
なんども書きますが、お金が無ければ作るしかないんです。
家にある要らないものを売りに出しましょう。
そのままカビが生えるか粗大ゴミに出すよりは一円以上の売り上げにしましょう。
洋服、パソコン、電化製品、CD、、、、要らないものがあるはずです。
思い出の品、、、、、2年タンスにしまってたら必要ないものです。
第1話で少し書いた借金がある方の場合は、家にある要らないものは全部売りましょう。
売ったお金で借金を全額返済するのが最優先です。
前にも書きましたが、
酒もタバコも無し、節約当たり前、洋服なんて私服5着スーツ2着あれば充分です。
借金は財産ではありません、借金は借金です。
家も整理整頓できて一石二鳥です。
売るものが無くなったら転売をしましょう。
転売が一番簡単な商売です。
この商売の難しさは安値で見つけ数%の利益を重ねなければいけません。
しかし、その他の商売はそれ以上の難しさがあるで
転売は最も簡単で最も一円以上の利益が出し易い商売です。
帳面をつける
キャンパスノートで十分なので、帳面をつけましょう。
このノートには今から作るお金を書き込みます。目標は100万円です。
日付、プラスなった金額、合計金額、累算、
そして目標金額との差の5項目です。
・日付 / 例えば10月10日
・プラスになった金額 / 例えば給料から5万円プラス、ヤフオクで1000円プラス
・合計金額 / 例えば今月51,000円
・累算 / 例えば6ヶ月続けて、39万円。
・目標金額との差 / 例えば目標金額100万円で39万円だと-61万円。
61万円足りないと自覚するだけでOKだと思います。急ぐ必要はありません。
毎日チェックするのは面倒なので月に1度でも充分だと思います。
2年〜5年は続ければその差額はどんどん縮んでいきます。
差が大きくなり続けたのなら計画から逃げた期間が長いはずです。
100万円
子供の頃「100万円あったらどうする?」と友達同士で
妄想をして遊んだことはあるでしょうか?
265万円あったらどうする?と遊んだ人は少ないと思います。
100と言う数字が良い区切りなのは何と無く知っているのかも知れません。
100と言う数字を目指すのが実は一番現実的かも知れません。
作ったお金を使わない
使わなければ意味がないのがお金ですが、
自由に使って良いお金が100万円ではほぼ意味がないのが一般論です。
「ほぼ」と言う部分は暮らしの安心は当然登場します。
言い方を変えれば安心しか手に入らないのです。
使えばあっという間になくなるのが100万円です。不安定な安心なのです。
なぜ使わないようにするかと言えば最低でも1000万円以上でなければ、
あっという間に無くなるからです。
理由は様々ですがあっという間になくなる金額が100万円なのです。
なので100をクリアしたら順を追って1000万円を目指しましょう。
1000万円をクリアしたらようやく安定した安心のスタートラインです。
しかしこれはとてもハードルの高い金額です。
が、1000万円でも100万円でも全て一円の積み重ねで出来上がっている仕組みです。
そこを分かればリラックスして数年以上かけてマイペースで積み上げられると思います。
1000万1円になったら1円が使っていいお金で、
1000万5000円になったら5000円は使っていいお金と考えるようにしましょう。
それでも1000万円を切る日が多くなる可能性を持っているのがこの世です。
慎重にならなければいけません。
遊びながらでもOK
遊びながらでは100万円なんて貯めれない!と思わないようにしましょう。
お金はただの数字です。
数字から逃げなければ大丈夫な仕組みになってます。
月収30万円の男が月中で40万円の遊びをするのはバカです。
まずその間抜けから改善しましょう。
年収360万円の男なのだから高価な買い物はその年間で10%程度にしましょう。
100万円を目指しながら5万円の貯金が1万円になるときだってあります。
それでOKです。
1円も貯金に回せない時もあります。それでOKです。
数字から逃げないことを続けるだけでOKです。
まとめ
今回は実践と言うよりかは自分で出来ることはやりましょう的なお話でした。
それが出来ないからお金に困ることが多くなるのですが、がんばるしかないんです。
一生つきまとうお金なのだから月に1度くらいはちゃんと目を当ててやるのが良いですよ。
ちなみに「俺の給料じゃ100万円貯めるなんて無理だよー」と言う方は、
200万円を目指して最短期間で貯めるのが100万円を貯めるコツです。
目標を50万円に下げてはいけません。
けっきょくのところ、お金に支配されるのではなくお金と上手に付き合うしかないのです。
第2話は終わりです。
第3話「やってはいけない仕事」に続きます。