[2022年お金の話]第17話 数字から目を背けない
月末ピンチを繰り返していた私ミサキがそれを脱出した実話に基づき書いています。
「これをやったら貴方も月収100万円!」や「これをやれば億万長者も夢じゃない!」などのお話ではありません。
月末ピンチ脱出!
これだけが最大で唯一のテーマです。
第17話では「数字から目を背けない」ことをテーマに書いてみます。
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家計簿
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第4話で書いた家計簿こそお金を使いこなす唯一無二の最強兵器です。
家計簿無くしては月末ピンチ脱出なんてあり得ないと断言しておきます。
家計簿を毎日付けるのはキツい作業ですが頑張りましょう。
毎日付けられない方におすすめの家計簿は、、、、、
・5日、10日、15日、20日、25日、30日と日にちを決めて必ず記帳する
・例えば10,000万円以上の買い物をした時は必ず記帳する
と、この2つのパターンのどちらかをやりましょう。
不完全な家計簿ですが月末ピンチ脱出には十分な効果があります。
2つの共通のキモは、給料日前給料日当日、この2日の差を必ず把握するような家計簿にしましょう。給料制ではない方は入金日前日入金日当日、と収支の差がはっきり分かる日にちを設定することです。
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大きな収入より大きな出費
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多くの人が給料が100万円だったらこんな貧しくはないのに、、、と思います。
私ミサキもそうでした。
しかし、この考え方は月末ピンチ脱出を目論む上で本質ではありません。
大きな収入を求めるよりも大きな出費を抑える方がよっぽど経済的だったのです。
1円、10円、100円、、、、いくらでも良いのですが、少額を節約するよりも、1万円、10万円、100万円、1000万円、、、、と高額を節約する方がよっぽど理にかなっています。
スーパーでキャベツ20円を節約しても、その後に2000円のトートバックを買うと20円の節約なんて皆無に等しくなります。2000円のトートバックを我慢して20円高いキャベツを買った方が節約と言えるのです。
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費用
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生活していると費用と言うものが必ずあります。
大きく分けると、、、、、
1)固定費 / 家賃や住宅ローンなど
2)変動費用 / ガソリンや食事代など
3)必要経費 / 水道光熱費や通信料金など
4)貯金 / 貯金したい理想の金額
と4つに分けることが出来ます。
以前の私ミサキや多くの人が費用を節約しようとすると(2)の変動費用を節約します。
これが間違いでした。
(1)の固定費用を節約しなければ絶対に家計簿が回復傾向には行きません。
節約を考える順番は(1)(3)(4)(2)です。
ここで?と思うのは(4)(2)の順番でしょう。
ここが費用のキモですが、貯金したい理想の金額は先に貯金します。絶対貯金にしなくても良いのですが、貯金を先にすることによって(2)を必然的に節約しなければ行けなくなりますが、この時、節約ではなくアイデアと考えるようにすれば様々な方法を思い付くことでしょう。
(4)の貯金したい理想の金額は、絶対貯金と言う頑固な気持ちではなく全体の10%〜30%を目安に考えることが大切です。
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ただ時間を過ごす
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第12話で書いた「何もしないことも大切」と言うのはとても理にかなっています。
プラスにならないけどマイナスにもならない、、、、この状態を何度か経験すると自然に家計簿は回復していきます。
ただし、仕事をしていると言う大前提が無ければただの愚か者です。
給料10万円で1年働き1年間何もしなければ単純計算で120万円がそのままプールされます。
何もしないと言うのは思う以上の突破力があるのです。
給料10万円で15万円の暮らしをしてしまうと単純計算で1年間で60万円マイナスと言う当たり前のことなのです。
たった1年で120万円の突破力を手に入れられるのだからそれを使わない手はありません。
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数字から目を背けない
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ここまで書いたことは私ミサキが月末ピンチを脱出するのに使ったてです。
その全てに共通しているのは、数字から目を背けないと言うことです。
思えば当時約2年間、数字(収支)から目を背けたことはありません。
毎日、家計簿とにらめっこしていたわけでは無いのですが、家計簿から逃げたことは一度もありませんでした。
マイナスの時も、プラスの時も、落ち込まず舞い上がらず、ただの数字を書いていました。
目を背けないと言うことがどれだけすごい突破力を持っているのかを実感しています。
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まとめ
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数字(家計簿)から目を背けない!、、、、、と思っても背ける時だってあります。
それはそれでOKです。しかし、目を背けた数日後にはまた家計簿を開き記帳しましょう。
絶対ルールなんかにしないで、ルーティーンなんて言う煩(わずら)わしいものにしないで、ただ目を背けない日々を送ることです。
もし、目を背けずにいて月末ピンチから脱出出来なかったら、、、、、、それは、、、、
・基本的な収入と支出が間違っている
・目指す金額が間違っている
・仕事をしていない
の3つのどれかです。そんな時は落ち込まずに第1話から何度でもやり直しましょう。
第18話へ続く。