[釣り]初心者向け / ラインの選び方1
毎週金曜日は釣りのお話。
今回はラインのお話。
このお話はここから始まっています。初心者の方はどうぞ→タックルって何?
個人的な意見ですが、釣りにおいてタックルで重要な順番を言うと、
1)フック(針)
2)ライン(釣り糸)
3)ロッド
4)リール
だと思っています。これは魚に近い順番です。近ければ近いほどその性能は必要だと考えています。2番目に大切なラインは頭を悩ますところです。
今回は触りです。初心者がどのラインを選べば良いのか?だけにフォーカスしていますので参考にしてください。
そして一般的に比較される内容は省いています。他を見てください。ベーシックな部分で頭を悩ますよりもとっとと釣りに行き楽しむように書いています。
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結論
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先に結論を書きますが、ナイロンです。ナイロンラインを圧倒的におすすめします。
初心者はナイロン!と言う馬鹿げた言葉ではありません。
全てにおいて最強だからナイロンを使えば間違いない!と言い切りましょう。
しかし色々な場面(フィールド)において様々なラインの特徴は抑えておきましょう。
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ナイロンを使う場面
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ナイロンラインは万能です。しかし使い勝手が悪い場面を唯一挙げるとしたら海での船からの釣りには向いていないかも知れません。海での船釣りは圧倒的にPEラインがやり易いです。
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フロロを使う場面
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フロロは沈みやすいので沈めたい場面で使います。例えばメジナのフカセ釣りでコマセと同じ速さで針を魚まで落としたいときなど。道糸で使うならサーフなどの釣り。
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PEを使う場面
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個人的にPEは陸っぱりでは論外です。シーバスなどで使っている方もいますがまったく使い難いラインと言えます。海での船釣りではPEが効果的です。直線的な釣りをする方はPEをおすすめします。
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エステルを使う場面
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エステルも論外と言えば論外なのですが、例えば風のある日や堤防での夜釣りでのキワキワの釣りなどが適切かも知れません。比重が重いので手前に持ってきやすく水に糸全体を沈ませることが出来ます。
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水に浮く(沈む)?
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ラインを選ぼうとすると「比重」と言うのが目に付きます。
これは次週詳しく説明しますが、比重のお話を簡単に言うと糸ふけのお話です。
糸ふけが無い方が良い!と思われるかも知れませんが、そうでもありません。
フォールする釣りは糸ふけが必要です。泳がせて釣るルアーは糸ふけは要りません。黒鯛がフッキングするのに糸ふけは必要です。メバルを餌で釣る時には糸ふけが必要です。サーフでヒラメやカレイをフッキングさせるには糸ふけが必要です。イナダが群れで磯に入ってきたら糸ふけは要りません。
と言った具合に糸ふけが必要かどうか?となるのですがこの部分は少々難しいので次週解説します。
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スレに弱い
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ラインを選んでいると「スレに強い」「スレに弱い」と気になる言葉が出てきますが、個人的には気にしていません。
どのラインでも磨耗しますし、磨耗すれば切れやすくなります。実釣で同じ岩礁の同じ場所でラインの同じ場所が擦れるなんてあり得ないのです。大切なのはラインの違和感を感じるかどうかだけです。
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吸水
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ラインを選んでいると「吸水率」のようなお話が出てきますが、気にしても仕方がない!と断言しておきましょう。気にしなくてOKです。
そもそも釣りは水遊びなんですから水を吸いますよ。水がまとわりついて当然です。フロロは水を吸いませんが水を吸わないことと釣りでのストレスはほぼ関係ありません。
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まとめ
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先に書いた結論のままナイロンラインでOKです。そんなナイロンラインを2つ紹介します。間違いのないラインと言えます。
ブラックバスやちょい投げ、遠投で狙うならサンヨーナイロンGTR-HMです。
潮来の生ける伝説が開発したナイロンライン、間違いないです。
GTRシリーズを買えば間違いない!と断言しておきます。
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しかし、生きる伝説はクセが強いので好き嫌いが分かれるかも知れません。
ええええ?村田?、、、嫌い!と言う方にはこちらのSUNLINE シューターマシンガンキャスト。
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この2つ、、、、と言うか、サンヨーラインGTRとサンラインのナイロンラインの中から選べばのノンストレスの釣りに間違いないでしょう。
釣りにおいて2番目に大切なラインのお話は次週にも続きます。