[day][Photoshop Elements] 夜の写真をえんぴつ画風に 攻略報告
毎週水曜日はday日記的投稿です。
わりと好評なPs-E編集シリーズです。(Ps-EはPhotoshop Elementsの略です)
今回は前回書いた「鉛筆加工」の難点を見つけ、そして少し改善する編集を書いてみます。
それは「夜の写真を鉛筆風にする」と言う難点です。
なんとか解決できましたが、写真の様子によってだいぶ違う結果になることも分かりました。
今回はけっこう難しかった写真を用意して「夜の写真を鉛筆風」にしてみました。
おそらく答えは1つではないので攻略の糸口だと思って参考にしてみてください。
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これがこうなる
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これがこうなります。
夜の写真なので表現が難しいところです。今のところここで書く編集がわりと効果的かと思います。
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以前の方法で鉛筆風にすると
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以前書いた記事はこちら→[day]鉛筆写真 基本的な操作方法 完全版
そしてその方法で今回の写真を編集してみると、、、、
夜の写真と言う大前提が完全になくなります。
これは覆い焼きカラーと言う描画モードの設定が基本になる編集なのでこうなって当然と言えば当然かも知れません。
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基本はHDRトーンからスタート
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Photoshopの場合、HDRトーンと言うフィルターがあるので簡単なようですが、ここはPs-Eの編集を書いていますので、Ps-EにはHDRトーンのフィルターはありません。
HDRトーンを簡単に言うと、ざっくりハイコントラスト、ハイライトとシャドウの差がバッチリ、、、、、そんな感じがHDRトーンです。Ps-Eでクッキリハッキリ写真と言った様相を初めに作ります。
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シャドウハイライト/カラーカーブ/コミック
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画質調整→ライティング→シャドウハイライト。
数字は適当です。写真に合った調整が必要です。コツはハイコントラストに拘らずロウコントラストでも良いので、色の違いがハッキリした数値がベストです。矛盾しますがハッキリさせすぎ注意で。
スタイルを選択の項目をポチるとPs-Eでは一応自動調整が働きそれらしい画風が出てきます。
それでOKならOK、イマイチなら少しづつボリュームを変えてみましょう。
フィルター→スケッチ→コミック。
コミックの詳細ウィンドウのプレビューは少々大袈裟にプレビューする傾向があります。
コツはソフトは0.01まで下げる。輪郭 太さは1.00以下で調整すると写真の雰囲気を壊さずにコミックに出来ます。
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ぼかし(詳細)
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この投稿の最大の本丸が「ぼかし(詳細)」です。
なんのことか分かりませんでしたし、今でもよく分からないこの「ぼかし(詳細)」ですが、分からなくてOKです。そんなもんだと思って進めます。
フィルター→ぼかし→ぼかし(詳細)
画質は低。モードはエッジのみ。
半径としきい値もよく分かりませんが、どちらも数値が大きくなるとゴチャっとした輪郭になり、数値が低いと簡素な輪郭になります。
ちょうど良いところでOKを。
コツはこの写真の場合、バイクが一番目立ち、奥の建物が少し目立つ、そう言うイメージなので、バイクの輪郭が奥の建物よりも簡素な輪郭になる数値を見つけます。
この項目が今回の最大のキモなので何度も納得いくようにやり直しましょう。
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階調の反転→乗算(じょうざん)
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ばかし(詳細)が上手く言ったらあとは楽勝です。
フィルター→色調補正→階調の反転
レイヤーの描画モードを設定→乗算
色鉛筆風と言うかクレヨン風と言うか、なんかそんな感じになりました。
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調整レイヤー→色相彩度
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塗りつぶしまたは調整レイヤーの新規作成→色相彩度→彩度-100
これで、ほぼ完成なのですが、インパクトと言うバイクが目立っていないと言うか、、、
これは夜の写真なので、その辺りの感想は結果的に仕方のないことなのですが、少しだけ手を加えるのも良いかも知れません。
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調整レイヤー+オーバーレイ
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調整レイヤーを新規作成します。新たに「レベル補正」と「明るさコントラスト」を作ります。
そして元画像を複製して描画モードを「オーバーレイ」に設定します。
前述の画像よりも少し艶が出た気がします。
レベル補正や明るさコントラストなどの調整レイヤーをノンアクティブにしたり少し数値を変えたりするとイメージの画像がある可能性が高くなります。
オーバーレイもスクリーンやソフトライトなど、色々試してみましょう。今回はたまたまオーバーレイが良い結果だったというだけのことなのです。
この辺りの結果(画像)は好みですね。
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まとめ/ 夜の写真と言うことを忘れずに
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今回、夜の写真を鉛筆風にするのに色々と試しましたが、ここで書いた編集がベストのような気がして載せました。
「夜の写真を夜の鉛筆風」にしていることを忘れそうになるので、夜の写真を加工していることを忘れずに編集しましょう。
ここで書いた編集方法は正解の中の1つで、正解は1つでは無いと思われす。
他にも良い編集方法があるとは思いますが、今回の方法を「夜の写真を鉛筆風」にする糸口にしてみてください。そして、もっと良い方法があったらSNSやブログなどに書き記していただければお互いに良い作品ができるってもんです。
飽きるまで良い作品が作れると良いですね。