[釣り] 狙って釣る!とは?

毎週金曜日は釣りのお話。
毎週金曜日は釣り超初心者向けの投稿になっています。

今回は「狙って釣る」を解説します。
この投稿は釣り初心者向けなので超絶イージーな説明です。

先週はキャストのお話でした。それは空中のお話。
キャスティング練習方法の投稿[釣り]キャスト
今週は水中のお話です。
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狙って釣るとは?
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釣りにおいて絶対釣果お約束の正確な釣法もありませんし、必ず釣れるルアーも無ければ、絶対に釣れる仕掛けも餌もありません。今回の「狙って釣る」はニュアンスとイメージ、この2つに実釣が加わるお話です。

平松慶(ひらまつけい)の言った「釣れたんじゃない、釣ったんだ」が「狙って釣る」の一番分かりやすい言葉でしょう。プロアングラーがよく言う「魚が見える」と言うのも慣れれば見えるようになります。それよりも魚影や生命感、魚影を感じなくてもチャンスの可能性を、そんな勘のようなものを何度も試すアイデアが「狙って釣る」と言うことです。
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正確なキャスティング
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狙って釣る前に出来る限り正確なキャストが出来なければ話が進みません。キャストの練習を何度もやりましょう。
キャスティング練習方法の投稿[釣り]キャスト
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水の流れ
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例えば川。
川の水の流れは分かりやすいですね。しかし、流れの緩やかな場所もあれば急流もあり、そして死水(しにみず/流れが無く水が溜まっている)の場所もあります。
例えば磯。
海は波や潮に加えて天候も影響します。言うなら流れの無い場所は無いと言えるでしょう。
海面と海中ではまったく違う流れだったり、海中が海面と同じ流れだったり、予想困難なのが海です。
例えば堤防。
堤防は比較的穏やか環境です。しかし海の場合はいつでも流れがあります。一見流れの無いように見えてもそこには潮が関係するので必ず流れがあります。
これらの状況は全部違うので1つの答えはありませんが、海面を見て判断するしかありません。
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流れを予想
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今回は流れのお話は省きますが、なんとなく「そう言う流れがあるかも」と言う予想を立ててキャストすると良いでしょう。
もちろん魚が餌を待ち構えている様子もイメージしながらキャストしましょう。
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ルアーや投げ釣りの場合
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ルアーと投げ釣り(餌)は少し違いのですが、今回のお話の中では似ているので1つの章に書きます。
ルアーや投げ釣り(餌)のイメージはこんな感じ↓

着水したポイントからどのルートを通って戻すか?です。

ルアーの場合、ルアーそのものの動き(深度やリールやロッドの操作)が決まっていることが多いのである程度のルアーチェンジが必要でしょう。しかし①②③のどのルートを通らせたいのかをしっかり狙っていくことが大切です。

投げ釣りの場合も似ていますが、少し違うのが餌や仕掛けの重さ(浮力)が流れに負けるかどうかが加わります。流れに勝つこと、流れに負けること、そのどちらでも良いのですが、自分の狙ったルートを通せるかどうかがキモです。
一般的に仕掛け(餌)が浮いてくると可能性が低くなるので、浮力には負けないような仕掛けが良いでしょう。
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ウキ釣りの場合
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ウキ釣りは少し複雑です。
手前約20m程度の範囲の中で釣りをしている場合はほぼ岸際に向かう流れです。投げたウキが手前に戻ってくることが多いでしょう。ウキを上手く潮に乗せると沖に出ていきます。

投げたポイントから手前に戻すのか?沖に出すのか?それを決めるのは海面の様子やサラシ、引き波などで判断します。

手前か沖か、それが決まったら、着水した直後や流れに乗った仕掛けの動きも狙って行きましょう。

1)餌が浮きを追いかけるキャスティングです。
2)ウキのほぼ真上から餌が着水するキャスティングです。
3)餌が沖から手前に落ちてくるキャスティングです。

これら3つは慣れればどれも出来るようになります。しかし大切なのは着水した餌がどの動きをするか?です。①→②、③→②、②→①、、、、と色々な予想が出来ますが、自分の狙った動き(場所)にするには④ステイと⑤あおりを加えます。

水中の様子が見て分からないのでウキが頼りです。ウキの動きと潮や波の様子、それらを複合させて「今ある餌の場所」を想像します。

一見どうでも良いようなお話ですが、②→①、②→③、③→②、①→②の4つのパターンの時に食い付くことはとても多いのです。大きな動きか小さな動きか、それはその日のその環境にもよりますが、ウキ釣りは待つ釣りと言いながら実は攻める釣りなのです。
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まとめ
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海中の様子を画像と文章で書くのは難しいのですが、なんとなく3Dで考えてください。
縦と横に奥行きが加わるイメージです。

360度の空間(海中)の中でどう言うルートを通して、レンジ(棚)のどの位置でステイ(または、あおるか)させるか、そして次の動きはどのルートか、、、、、考えれば考えるほどワクワクします。

今回書いたことが、狙って釣るの第一歩です。