事実のアクション
とあるキッカケからハンドメイドルアーを作り出したのですが、
「ルアーを作り出すと釣りに行けない」と言う偉大な言葉を実感してきました。
一つは作るのが楽しい、そしてもう一つが楽しい時間に我を忘れてしまうと言う幸せな無限ループかも知れません。
とあるキッカケはこちら→東京オリンピックまでに間に合わせなければ
ミサキの略歴はこちら→略歴
毎日最低2時間はそのことに費やしていますが、すでに1年を経過しました。
最初はルアーにも見えないルアーを作ることで精一杯でしたが、継続は力なりと言うようにそこそこ形になってきました。
目指す頂点は「販売」となれば最高ですが、そこにはまだ到底たどり着かないことも実感しています。しかし最初の頃と比べれば見えない頂点が小さな小さな目を凝らさなければ見えない小さな黒い点になって見えてきたような感じもします。
とんでもない最初のルアーはこちら→トライ&エラー
たどり着くことのできない頂点が世界中にあるどんな最小単位よりも小さく見えてきた事実を自分は嬉しく思っています。途中で諦めていたらその最小に見える頂点さえも見えなかったでしょう。逆にその小さく見えるゴールがおぼろげながらも持っていないまま走るのは自分はとても苦手です。
そこでこのタイミングでルアーを作ることを止める訳ではないのですが、釣行をメインに活動してみようと思いました。毎日釣りに行ける環境ではないのでタイミングの良い時となりますがハンドメイドをメインにせず釣行をメインにしてみようと思っています。その割合を言うなら釣行50:ハンドメイド50くらいです。今まではハンデメイド100だったのでだいぶ変化があると思います。
しかし問題が発生。
釣り道具はほとんど持っていたつもりだったのですが、それは自分の勘違いでした。
持っていない釣り道具の方が多かったことに気が付き急いで揃えようと思います。
釣りと一言で言ってもそれは途方もない大冒険です。
釣りに最低限必要な道具を書いてみたいと思います。
釣りの種類
釣りには様々な種類の釣りがあります。言えばきりがないくらいの膨大な遊びです。
磯釣り、フカセ釣り、鮎釣り、マス釣り、ブラックバス、堤防釣り、、、、、まだまだありますし、磯釣りの中にもルアーフィッシング、エギング、フカセ、オフショアジギング、サビキ、泳がせ、、、、、、磯と一言で言っても、これも言えば膨大です。
一つに絞れませんが、自分の好きな海に絞り、そして磯、テトラ、サーフ、共通することは陸っぱり(オカッパリ)で大海原に対峙する場面を想像して最低限必要な道具を書いてみます。
ウエア
何を着ても自由ですが四季を問わず長袖長ズボンをお勧めします。
夏の場合はウエットスーツまたはラッシュガード、ウエーディングパンツなど水を被っても気持ちいい季節には軽装が良いでしょう。
冬の場合は寒さ対策は必須です。ゴアテテックスがあれば万全ですが最低でもレインウエアは保温に適しています。
靴
靴には2種類あります。ブーツとシューズ。
個人的にはブーツがオールマイティかと思ってます。シューズはウェーディングするときはソックスも重要になります。
ブーツはほぼ全部が防水なのですが、シューズはその性能が様々なので使い方の良し悪しがあるかも知れません。
ソールが最も重要です。好みが無い場合は迷わずフエルトスパイクを選びましょう。
フエルトは苔や海苔に足を滑らすことを軽減してくれます。スパイク(ピン)は岩場などでの転倒を軽減してくれます。その両方を兼ね備えているのがフェルトスパイクです。
ウェーダー
夏の場合はウェーディングパンツかラッシュガードで十分です。この場合、ウェーダーソックスもお忘れなく。
しかし冬の場合はウェーダーを着用しましょう。寒さ対策が最優先です。
ウェーダーの危険なところは中に水が入った場合、バランスが崩れ身体の自由が利かなくなることです。沈むのが一番危険です。ナイフなどでウェーダーを切り裂き周りの水圧と同じにすれば身体の自由が聞きます。そして慌てず確実にウェーダーを脱ぎましょう。最悪の場合、浮くことを最優先に考えウェーダーを着用していることをお忘れなく。
フローティングベスト
個人の安全管理に委ねられるベストですが個人的には装着することをお勧めします。
その理由は、まずは安全。浮くことで危険を最悪の状態から守ってくれます。そして荷物が減る。フローティングベストには様々なポケットやリングが取り付けられています。リングにポケット後付けして使うこともありますが、そのポケットに必要最低限の荷物が入るようにできています。なので荷物が減ることは身体の自由が多く確保できるのでフローティングベストは必須です。
釣りの環境によフローティングベスト着用が条例とされている場合もありますので、そこもお忘れなく。
グローブ
ここからは細かいことになりますが、グローブは必要でしょう。長袖長ズボンに加えてグローブをすることで怪我の予防になります。人間の体の中で弱い部分と言えば目、鼻、指先、耳、、、、、、遊びで重要視されない部分を守る知恵は必要です。
魚には毒のある魚もいますし、ヒレが鋭利な刃物のような鋭さを持つ魚もいます。磯に向かうその時間に一番最初に掴むものは岩です。怪我の無いようにグローブは必要と考えます。
サングラス
これはあってもなくても良いのですが長時間の釣りとなると考えなければいけないでしょう。偏光サングラスを使用すれば目へのストレスは軽減されます。
サイトフィッシングと言わずとも紫外線からのダメージは想像を越えるとことを覚えておくのも大切です。
クーラーまたはスカリ
釣果を期待しての釣りでしょう。その釣果への感謝を込めて命を頂いていることを忘れることは、とてもダサいことです。命を食す感謝を忘れないためにもクーラーまたはスカリは絶対に用意しましょう。
玉網(タモ)
タモを持っての釣行はわりと恥ずかしかったりします。大物が釣れることを前提にタモを持つことが多いと思いますが、それは少し間違っています。
魚にとって人の体温や直射日光の温度は死に至る危険があります。小物でも釣り上げたのなら、なるべく触らずにリリースするのが正しいと思っています。
10cmのカサゴが釣れたらほとんどの釣り人がリリースするでしょう。ダメージを最小限に抑えその10cmのカサゴが将来元気な40cmのカサゴになって釣り人と戦ってくれることを想像すれば、10cmのカサゴも愛おしく思うはずです。タモを使ってダメージを最小限に抑えましょう。
まとめ
細かいことを言えばまだまだ道具は必要ですが、ここに書いた道具以外に当然タックル(竿やリールやラインや針の全部)も必要です。
その他、スプリットイングプライヤーやフィッシンググリップ、ラインカッターなどなどもありますし、単純なところでは帽子も必要でしょう。
自分も生き残り魚も生き残る魂のようなものも必要でしょう。
「魚がいなければ釣りは成り立たない」ことを絶対条件にすることを誰よりも釣り人が思うことを持ってキープネイチャーを目指すことが釣り道具だと思います。
参考にしていただければ幸いです。